トヨタは、新型ヤリスを発表しました。現在日本では、ヴィッツが販売されていますが、後継車種となりそうです。同モデルのエクステリアや内装等の特徴をご紹介します。
トヨタ 新型ヤリスの概要等
トヨタは、2019年10月16日に新型モデルとなる「ヤリス」を世界初公開しました。日本で販売中のコンパクトカー「ヴィッツ」の後継モデルとして、日本での発売開始は、2020年2月中旬を予定しています。ガソリン車の4WDは、2020年4月発売予定となりそうです。また東京モーターショー2019期間中には、お台場のヴィーナスフォートに展示されるほか、10月末から12月にかけて、先行として全国に展示される予定です。
新型車ヤリスは、今後のトヨタ先進国向けコンパクトカーのベースモデルとなるTNGAプラットフォーム(GA-B)を初採用し、エンジン、ハイブリッドシステム、トランスミッション、サスペンションなど、すべて一からから作り上げた新世代コンパクトカーとなっています。
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トヨタ 新型ヤリスのエクステリア等
エクステリア全体の特徴は、凝縮されたプロポーション効果を増幅させて、車のサイドに沿った強いキャラクターラインが前進感を表すデザインです。パワフルなフロントとリアのウィングが全体的な緊張感を表現し、一貫性のあるエクステリアに仕上げ、プレスされたドアパネルが引き締め効果を与えていますね。
フロントデザインは、大きめのグリルと中央のトヨタエンブレムに焦点を集めています。Aピラーの始点を後方に下げて、ボンネットの長を延ばしたことで、ダイナミックな外観に仕上げています。新ヘッドライトには、LEDテクノロジーが採用されていて、日中走行用ライトと交互に変わる方向指示器が組み込まれています。
ヘッドライトデザインは、フロントオーバーハングの長さを短縮するように、効果的なスタイリングでフロントタイヤに向かって延びている仕様です。
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トヨタ 新型ヤリスの内装等
インテリアデザインは、「less-is-more」の原則に従ってデザインされています。ドライバーと助手席に開放的で広々としたエリアを作り出しています。高品質の素材には、ドアパネル用の革新的なフェルトトリム仕上げと、ヤリスで初採用のソフトタッチインストルメントパネルで仕上げられています。
内装全体の重要なポイントとして、コントロールのタッチ、操作、音、色、照明、形状、パターン、グラフィックス、全体的な外観の纏まりなど、感覚品質を需要視して設計されています。
コックピットデザインは、「ハンドルを握る、道路を見る」というドライバー視点のコンセプトに基づいて開発されています。インフォメーションは、中央のトヨタタッチスクリーンのTFTマルチ情報ディスプレイや、10インチカラーヘッドアップディスプレイの相互リンクされたソースからドライバーに明確かつ直接的に投影されます。
より大きなサイズのヘッドアップディスプレイは、ドライバーが気を散らすことなく運転することに集中できるように仕上げています。主な運転データと、ナビゲーションプロンプトや速度制限などの警告を、ドライバーの視界内のフロントガラスに投影してくれます。
新型トヨタ ヤリスには、最新世代のスマートフォンに対応した大きさのワイヤレス充電器、ステアリングヒーター、運転席の周囲の特別なアンビエントキャビン照明など、ハイテクの便利な機能を装備でき、人間工学に基づいた設計により制御を行ってくれます。
ダッシュボード自体がスリムでより低く設定され、広くて高いセンターコンソールが用意されています。ドライバーのインスツルメントビナクルには、TFTマルチインフォメーションディスプレイに隣接したツインデジタルメーターがあり、浅い日除けフード付きです。
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トヨタ 新型ヤリスのパワートレイン等
トヨタは、第4世代ハイブリッドテクノロジーをヤリスに採用しています。新型ヤリスのメインパワートレインとして起用されています。1500ccハイブリッドダイナミックフォースシステムは、新カローラ、RAV4、およびカムリモデルで導入された大型の2000ccおよび2500ccシステムから派生し、コンポーネントサイズと重量を同じレベルで精査して開発されています。燃料と排出ガスの効率をさらに向上させた仕様です。
ハイブリッドシステムは、可変バルブタイミングを備えた新1500ccダイナミックフォース3気筒アトキンソンサイクルガソリンエンジンです。4気筒2000ccおよび2500ccパワートレインと同様に、内部摩擦と機械的損失を減らし、燃焼性能を最適化するための詳細な対策が施されています。
このエンジンは、世界最速の燃焼速度に仕上げられていて、低エンジン速度での高トルクと燃料効率をサポートしています。さらにエンジン騒音と振動を低減するのに役立つバランスモジュールも搭載されています。
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トヨタ 新型ヤリスのプラットフォームについて
トヨタは、TNGAベースの新プラットフォームの開発によって、新型ヤリスの乗り心地、ハンドリング、スタイリングに劇的な進化がもたらされました。最初のモデルであるGA-C中型車プラットフォームは、最新のプリウス、C-HR、新発売されたカローラのドライビングキャラクターとアピールの進歩の基盤です。
さらにTNGAの哲学は、より大きなセダンとSUVへの適応性を可能にし、GA-Kプラットフォームが新しいカムリと新しいRAV4を強力に支えています。今回、ヤリスに適用のGA-Bは、今までのプラットフォームの良いところを研究し開発されています。
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まとめ
現在日本では、ヴィッツとして販売されていますが、新型からは、ヤリスという名称で販売されることになりそうです。ヴィッツからヤリスに名称変更することで、国内では、世界戦略モデルとして日本に導入されるということにもなるのではないでしょうか。2020年のヤリス販売開始が楽しみですね。
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