参拝客で年中賑わう、香川・金刀比羅宮を訪ねてみる

香川県の観光名所「金比羅宮」をご紹介します。高松市内からのアクセスと、金刀比羅宮及びその門前町の見所を余すことなくご紹介します。

香川県の名所「金刀比羅宮」をご紹介

「さぬきのこんぴらさん」で有名な金刀比羅宮は、讃岐を代表する観光スポット・ドライブスポットです。 金刀比羅宮が中腹に位置し、琴を横にたえたような独特の形が名前の由来です。 金刀比羅宮の門前町は古くから栄え、長い石段が続く表参道には、お土産屋さんが軒を連ねており、観光客で年中、賑わっています。 そこで今回は、金刀比羅宮の見所をレポートします。

高松中央通りを駆け抜ける

高松駅から、金刀比羅宮までの道のりは車で約90分。最初、高松駅から南へ向けて栗林公園方面に進みます。 こちらは高松市のシンボルゾーンとして知られており、通称「中央通り」と呼ばれています。
その名が示すように、高松市中心部を南北に突き抜けた道路となっています。 また、この通りは、昭和天皇ご成婚の記念道路が、戦後、復興都市計画によって再整備されたものです。 当時、市民の手で「くすの木」が植えられ、今日ではその樹木が10メートルを超えるものに生長しています。 道中、サンポート高松、中央公園、栗林公園など、様々な公園が街中のオアシスとして存在しており、高松市民のジョギングや散策などをよく見かけます。 中央通りを抜けたら、後は金刀比羅宮に向けて、国道32号を通り、さらに南下を続けていきます。
途中、イオンモール綾川などを通過し目的地に到着します。 目的地付近にはたくさんの有料駐車場があるため、駐車の心配は、余程の混雑時でなければ必要ないでしょう。
中央通り (高松市) - Wikipedia (32368)

金刀比羅宮の門前町の見所は?

車を降りると、金刀比羅宮の門前町が目の前に栄えており、ソフトクリームやお茶屋、うどん屋などが軒を連ねています。 門前町の入口付近には、香川の銘酒「金陵」の製造元、西野金陵の建物が建っています。ここでは約220年に渡り、こんぴらさんの御神酒を造っています。建物内には、資料館があり、江戸時代から続く酒造りの歴史を知ることができます。

一度は乗ってみたい石段駕籠

門前町をさらに奥に進むと、そこには長い石段が待ち受けています。 ここをひたすら30~40分くらいの時間をかけて上っていくのですが、途中、休憩所があったり、疲れた人には駕籠が用意されています。この駕籠は男性2人が担ぎ、参道の入口から大門までの365段の石段を往復してくれるようになっています。 これが名物の1つになっていて、楽なだけでなく、乗り心地も最高です。桜の季節には観光客も多く、駕籠に乗るには、予約が必要な時もありますので、注意してください。
こんぴら街角探訪 | 観光スポット | こんぴら へおいでまい | 古き良き文化の町ことひら 琴平町観光協会  (32373)

途中、犬を見かけませんでしたか?

大門に到着すると、ここからは境内になります。境内には、有栖川宮熾仁親王の筆による「琴平山」の額や、清少納言ゆかりの「清塚」など、多くの見所があります。 また、場所によっては琴平の町を一望でき、ここからの景色は絶景ですので、多くの観光客がカメラを構える場所でもあります。 金刀比羅宮まで上ってくると、気づく人も多いと思いますが、ここには犬の銅像を何度か見かけることになると思います。この犬は「こんぴらいぬ」と呼ばれており、由来は江戸時代まで遡ります。 当時、こんぴらさんに参拝にいけない主人に代わり、飼い犬に願書を持たせ、参拝させるという風習があったそうです。 そして、無事、お参りを済ませることができた犬のことを「こんぴらいぬ」と呼んでいるのです。銅像と言っても、かなり可愛い形をしているのが特徴的です。

たまった疲れは温泉で

ドライブと参拝を済ませると、きっと体力的にもかなり限界を感じます。 そこで、最後は琴平の町に点在する「ことひら温泉郷」を楽しみましょう。 有名所としては、「とら丸旅館」「琴平グランドホテル桜の抄」「琴平花壇」などがあります。 日帰り入浴可のところも多いので、各施設に詳細はお尋ねください。
こんぴら温泉郷 | こんぴらナビ | こんぴら へおいでまい | 古き良き文化の町ことひら 琴平町観光協会  (32378)

まとめ

以上、今回は高松市内から金刀比羅宮までのドライブコース、及び観光スポットについて紹介してきました。高松市内はそれなりに交通量も多いため、気をつけて運転してください。
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