お隣中国で、トヨタハイエースに鼓K辞しているモデルが販売されているとの事、実はコピーなんかではなく、れっきとしたライセンス契約モデルであるということも判明。このモデルを追ってみます。
トヨタハイエースってどんなクルマ?
1967年から製造・販売されているトヨタ・ハイエース。非常に歴史も古く、海外への輸出も行われおります。そして半世紀もの間、商用車の王子様的存在で君臨してもいますね。
長年のライバルとして、キャラバン(NV350)が台頭しておりますが、価格はハイエースの方が高いですが、販売数量はハイエースの方が、非常に多い結果。
そんな中、、、お隣中国でハイエース???といった非常に酷似しているモデルが登場しているとの事。モデルの詳細や真相を含め調査していきます!
個人のユーザーは、積載を活かした利用(バイク積載・モービル積載)やキャンピングカー、さらにはハイエース自体をカスタムしてチューニングアップ。といった利用をしていますね。
事業用としても個人ユースにしても国内では重宝されて、愛されて、信頼されて普及の名作モデルとなっているハイエース。
既に5代目200系ハイエースとなり、100系に続き海外でも非常に人気のモデルでもあります。そして海外の市場でもハイエース=高耐久・高性能等で人気が尽きることが無いともいえます。
耐久性、エンジンパワー、積載量など貨物車としての性能が高く、建設業・宅配業を始め多くの企業に小型貨物車・社有車として利用され、さらにはマイクロバス的な使用もされているハイエースワゴンもあります。
耐久性、エンジンパワー、積載量など貨物車としての性能が高く、建設業・宅配業を始め多くの企業に小型貨物車・社有車として利用され、さらにはマイクロバス的な使用もされているハイエースワゴンもあります。
via ja.wikipedia.org
トヨタと華晨汽車の関係は?
BMWとの合弁企業である華晨宝馬汽車があり、中国専売の『3シリーズ ロング』などを現地生産をして販売もしています。特に中国モデルでは、BMWベースをロングモデルにして製造している印象。
そして、、トヨタ自動車や三菱自動車、ポルシェ、ピニンファリーナ、イタルデザインなど多種多様のメーカーからも技術提供をも受けています。
華晨汽車が持つ商用車ブランド金杯にて、国内定番であるトヨタ「ハイエース」にそっくりな「海獅」という車種が末に有ります。
似過ぎなレベルというより、酷似している海獅ですが、なぜにそんなに似ているの?もしかして完全コピー(模造)???実は、似ているのも当然な結果で、実はこの海獅はコピー車ではなく、れっきとしたトヨタ ハイエースのライセンス生産車となっているからです。
トヨタでは、2009年に同社との技術協力などを行うことを決定しており、中国においてのハイエース「海獅」や「大海獅」を生産するライセンス契約も行っているということ・・・。
トヨタハイエース似の「大海獅」エクステリア
本当に日本国内で走行しているハイエースに似ているという印象。但し、現在日本国内で走行している200系ハイエースの最新モデルのデザイン、というより数世代前の200系のデザインではないでしょうか?
トヨタのライセンス契約等で最新型のものでない仕様となっているのかも市T¥れませんね。但し、日本国内でも非常に走行しているハイエースです。日本の皆さんがこのモデルを見れば、「ハイエース?」と思うでしょう。
via spyder7.com
「大海獅」というだけに、日本ではワイド・ロングバージョンのコミューター的存在とのことです。実は、中国市場にあわせて、さらに大きなサイズの「大海獅LL」というのも存在。全長5990mm、最大定員18名に及ぶマイクロバス的な存在とのことです。
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サイドビュー・リアビューを見ていてもやはり、数世代前の200系の印象。テールランプ等も非常に酷似していますね。また、サイドのステッカーライン等もどこと無くハイエースワゴンの印象を映し出しています。
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エンブレムは、Tマークでなく華晨汽車集団有限公司独自のエンブレムとなっていますね。あくまでライセンス契約を結んでいるということでしょう。
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タイヤサイズは、純正採用は中国のタイヤメーカーを採用しホイールデザインや、ハブボルトホール数は、日本のハイエースを基準としているようです。
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トヨタハイエース似の「大海獅」内装
インパネの雰囲気やシフトの位置等非常に似た雰囲気のインテリアデザインでもありますね。また、運転席と助手席のコンソールボックスも非常にハイエース的。
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さすが中国というお国柄です。シートの質感等は、ハイエースよりも上質かもしれません。そして大量に乗れる仕様もあるということで、免許の関係も日本とは違うということでしょう。
そもそも日本では、10人乗り以上となれば通常の免許では運転が出来ないですが、中国では18人乗車等も普通に販売されているので、こういったお国柄の違いが仕様の違いともなっているのでしょう。
via spyder7.com
まとめ
最初にこの情報を知った筆者は、「中国さんまたコピーしちゃったの?」と思ってしまうほど酷似していました。調べていくうちに、あれ、あれ、、と思いました。
トヨタ自動車が、ハイエースのライセンス契約を中国で行っていたとは勉強になりました。そしてあくまで最新型ではなく数世代(200系での)前のものを、生産・販売しているということもわかりました。
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