日産「セレナ」がマイナーチェンジ！より安全性能が向上した内容に！

「セレナ」は、日産が1991年から製造・販売しているミニバンです。現行モデルは5代目のモデルであり、2016年から販売されています。
現行モデルの「セレナ」は、広々座れる室内の広さや、乗り降りのしやすさ、スライドドアやバックドアの開閉のしやすさ、そして家族のニーズに応える多彩なシートアレンジなど、ミニバンとしての高い基本性能や装備が魅力のクルマです。2018年には、「ノート」に初採用された100％モータードライブの電動パワートレイン「e-POWER」を採用したグレードが用意され、ミニバンクラスNo.1の低燃費を実現しています。また運転支援技術の「プロパイロット」搭載車は、高速道路の運転で、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作をクルマがアシストしてくれ、単調な「渋滞走行」と長時間の「巡航走行」を支援してくれます。このような充実した内容により、2018年度の国内販売では、ミニバンNo.1を獲得しました。
今回のマイナーチェンジでは、デザインを一新するとともに、「全方位運転支援システム」を全車標準装備とするなど、先進安全技術の装備を拡充させました。下記にその詳細を紹介していきます。

特徴的な「ダブルVモーショングリル」を筆頭に、クロームを贅沢にちりばめた宝石のようなグリルパターンなどのリッチで押し出しの強いフロントマスクや、縦長のリアコンビランプをハイウェイスター専用パーツとしてデザインし、セレナが持つ品格のある佇まいはそのままに、より力強くスポーティに進化しました。「セレナe-POWER」には、新たに16インチアルミホイールを設定し、よりダイナミックで存在感のあるホイールとしています。
ボディカラーは、「セレナ」の新しい夜明けに相応しい「朝日」をイメージした「サンライズオレンジ」と、より精悍でスポーティな印象の「ダークメタルグレー」の新色2色を追加し、4つの2トーンカラーを含め、全14色としました。2トーンカラーは、ルーフの色をすべてダイヤモンドブラックに統一することで、スタイリッシュ且つスポーティな印象に仕上げています。

360°の安全を提供する「全方位運転支援システム」を、全車標準設定とし、より安全性能を向上させました。
前方は、対向車がいてもハイビームを維持できる、ハイビームアシストの進化機能である「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を日産として初採用しました。フロントカメラで前方の状況を検知し、対向車や先行車の有無に応じて、両側に12個ずつ配置されたLEDの照射パターンを変化させることにより、常に視認性の高い状態が維持できます。
後側方は、走行中に隣接レーンの後側方を走行する接近車両との接触を回避するよう支援する「インテリジェント BSI（後側方衝突防止支援システム）」や「BSW（後側方車両検知警報）」、後退時には、後方を横切ろうとする車両を検知し注意を喚起する「RCTA（後退時車両検知警報）」を新設定しました。
また、「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備にしたことで、全車が「セーフティ・サポートカーS＜ワイド＞（サポカーS＜ワイド＞）」該当車となりました。
「プロパイロット」の機能は、ドライバーのストレスをさらに軽減するため、下り坂での設定速度保持や、よりスムーズな減速を可能とするブレーキ操作などが可能となりました。また、ワイパー作動時の機能向上も図りました。
「セレナ」の価格は、2,399,760円（B）～3,657,960円（e-POWER ハイウェイスターG）になっています。

今回は日産の代表的なミニバンである「セレナ」の概要とマイナーチェンジ後の詳細を紹介してきました。
よりエクステリアが洗練され、安全機能が向上したことで、より安心してドライブできるクルマに進化しました。気になられた方は是非一度ディーラーに問い合わせていただくことをオススメします。