ジープの歴史を御紹介します!

ジープと言えば、アウトドアにはもちろん、悪路専用の車とも言え、軍用車としても世界中で需要があったとのことです。現代では先進技術が進み、軍用車として扱われていたジープはどのように進化し、走行性能や快適性、環境性能が進化したかがとても気になるところです。また、現行型の新しいジープにはエアサスペンションも搭載されているようです。しかし、今回はジープの過去を参考に元祖の魅力を追求していきたいと思っています。

ジープとは何か!? その歴史を御紹介します。

ジープ - Wikipedia (44078)

ジープは、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)傘下の四輪駆動車のブランドです。 第2次世界大戦中の1940年にアメリカ陸軍の要請により開発着手され、翌1941年から実戦投入開始された小型四輪駆動車がその元祖です。第二次世界大戦では連合軍の軍用車両として広く運用され、高い耐久性と優れた走行性能から軍事戦略上で多大な成果を挙げたと言います。 また、アメリカ軍欧州戦域総司令官を務めたドワイト・D・アイゼンハワーは、“第二次世界大戦を勝利に導いた兵器”として、「原子爆弾」「C-47輸送機」「バズーカ」、そしてジープを挙げています。 その有用性は世界中で認知されるようになり、軍用、民生用問わず同種の四輪駆動車が世界的に普及することになり、「ジープ」は民生のクロスカントリーカーや小型小型運用車両の代名詞となることになったのてます。
ジープスター XJ

ジープスター XJ

要求スペックには「地雷を踏んでタイヤ4本の打ち2本を失った場合でも、スペアタイヤを含めた3本で100kmの走行が可能であること」「車載工具ですべての修理が可能であること」。 また、車両重量が自重1,275ポンド(≒585kg)という、軍に要求された走行性能や荷重を配慮すると絶対実現不能な値であったとのことです。30年後に開発された民生用自動車である初代スズキ・ジムニーですら600kgです。 しかし、その条件をあっさりスルーし自重1トン弱(2,000ポンド級)で現実的な車両開発を目論んだが、結果としては賢明であったとのことです。
Minefield Mine Bosnia · Free photo on Pixabay (44083)

ジープは、シンプルなはしご型フレームに、前後とも縦置きリーフ・スプリングで吊られたリジッド・アクスルを備える単純堅牢な構造とし、社外のエンジン専業メーカーであるコンチネンタル製の小型車用サイドバルブ水冷直列4気筒を搭載しています。 また、ジープの特徴とも言えるフロンドグリルは、フォードGPが起源で、以後のジープの独特な容貌を形成する端緒となっているそうです。

ジープの車種を御紹介!

チェロキー 5代目

チェロキー 5代目

ジープ・チェロキーはジープを買収した当時のアメリカン・モーターズ(AMC)がワゴニアのスポーティー版として1974年に発表した2ドアモデルに与えた名称です。 その後、AMCはクライスラーに買収されて、ダイムラー・ベンツと合併するなど変転が激しいため、生産年数の長いモデルでは、同じ型でもブランド名が異なる場合があるそうです。また、チェロキーとと言えば初代のSJを指し、日本での販売台数が多いXJを指すことが多いそうです。 1990年代中盤から4リットル・直6のハイパワーエンジンを得たXJは価格も300万円を切り、若者でも手の届く輸入RVとしてヒットしています。
初代 チェロキー SJ

初代 チェロキー SJ

初代 チェロキー XJ

初代 チェロキー XJ

ジープの原点「ウィリスMB」

ジープの原点「ウィリスMB」

グランドチェロキー

グランドチェロキー

グランドチェロキーは、ジープブランドで販売されているクライスラーのSUVです。
V8エンジンと、直6、直4の噴射エンジンが搭載されています。
ジープ・コンパス 2代目

ジープ・コンパス 2代目

ジープコンパスは、小型クロスオーバーSUVとしてジープブランドで販売されています。公道での走行を主とする、ジープへのエントリー者向けの車両として販売されていて、意外にもオフロード向けではないモデルと言えます。 エンジンは、GEMAによって設計された直列4気筒 2.4Lエンジンと2Lエンジンが採用され、豪州および欧州向けの輸出車両にはフォルクスワーゲン製の2Lディーゼルエンジンも搭載されています。
ジープ・レネゲード

ジープ・レネゲード

ジープ・レネゲードは北米市場ならびに欧州市場向けに販売をするコンパクトクロスオーバーSUVです。外観はジープの原点であるウィリスMBの現代版をイメージしてデザインされ、ブランドの伝統に従ってセブンスロットグリルと台形のホイールアーチを採用しています。

まとめ

ジープには、ラングラーの他に、グランドチェロキー、コンパス、チェロキー、レネゲード、パトリオット、コマンダーが存在しています。 現行型のチェロキーでは、ボディの約65%が高強度スチール製で、全体的に耐久性に優れた作りになっているため、安全性にも優れていると言えます。また、9速ATの採用により、パワフルでラグジュアリーな乗り心地を生み出します。 インテリアもフロントシートには、ヒーターが付き、8段階の電動調節と4段階のランバーサポート付で最適なドライビングポジションを選ぶことができます。 この記事を参考に、ジープにも様々な特徴を持った車種が存在することを知っていただけたかと思います。
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