2019年2月15日 更新

パワー競争の幕開け!!90年代のスーパーカー

いつの時代も、スーパーカーはクルマ好きの心をとらえて離しません。エコだ何だと騒がれている現在でも、ランボルギーニやフェラーリなどは最高速300km/h越えのスーパーカーを作り続けています。今回はスーパーカーの歴史を振り返りますが、特に90年代のスーパーカーに焦点を当ててみます。

パワー競争の幕開け!!90年代のスーパーカー

パワー競争の始まり

フェラーリ・F40 - Wikipedia (55789)

スーパーカーブームは1970年代から始まったようですが、その時代のスーパーカーは見た目こそエキゾチックであれ、スペックは思いのほか控え目です。

例えば、1975年に発表されたフェラーリ308GTBは3.0LのV8エンジンを搭載し、255ps/7,000rpm、30.0kgf-m/5,000rpmを発揮していました。

ロマン派のクルマ好きは目をうっとりさせるかも知れませんが、無慈悲なことを言うと現行のレクサスIS350に負けています。

スーパーカーのパワー競争が始まったのは、世界的に景気が良くなってきた1980年代後半以降でした。ターボや4WDなどの技術の発展もあり、見た目だけでなく性能にも存分にコストをかけるようになりました。

「90年代のスーパーカーは70年代のスーパーカーに比べてエレガントじゃない」という方もいるかもしれませんが、それはそうです。

追い求めるものが、ロマンからタイムに変わったのですから。

ブガッティ EB110

ブガッティ・EB110 - Wikipedia (55798)

全長×全幅×全高:4,400×1,940×1,125mm
ホイールベース:2,550mm
重量:1,620kg
エンジン種類:V12 DOHCクワッドターボ
排気量:3,500cc
最高出力:560ps/8,000rpm
最大トルク:63.0kgm/3,750rpm
トランスミッション:6速MT
駆動方式:ミッドシップ4WD
タイヤサイズ:前245/40R18・後325/30R18

このクルマは、ブガッティの創始者であるエットーレ・ブガッティの生誕110周年にあたる1991年に発表されました。

EB110という名前は、エットーレ・ブガッティの頭文字と、生誕110周年の110から名付けられました。

メカメカしい見た目もさることながら、見どころはやはりエンジンでしょう。

今時珍しいV12エンジンですが、排気量は3.5Lと控えめです。

ボア×ストロークが81mm×56.6mmとショートストロークになっており、8,000rpmで560psを発揮する超高回転型エンジンに仕上がっています。

それでも小さめのタービンが4つもついており、低速トルクは犠牲になっていません。

最高時速は350km/h、0-100km/h加速は3.5秒と発表されており、現代のスーパーカーに全く劣りません。

ちなみにこのクルマ、搭載されているタービンはIHI(旧:石川島播磨重工業)製で、カーオーディオはナカミチの特製品が搭載されていました。

ジャガー XJ220

ジャガー・XJ220 - Wikipedia (55799)

全長×全幅×全高:4,930×2,220×1,150mm
ホイールベース:2,640mm
重量:1,470kg
エンジン種類:V6 DOHCツインターボ
排気量:3,498cc
最高出力:542ps/7,000rpm
最大トルク:65.4kgm/4,500rpm
トランスミッション:5速MT
駆動方式:MR
タイヤサイズ:前245/45ZR17・後345/30ZR18

このクルマは、実はジャガーの正式なプロジェクトではなく、ジャガーの技術者の趣味的サークルから生まれたものでした。

名前の220とは時速220マイル(約350km/h)を表しており、明らかに世界最速を目指したクルマだと分かります。

当初は6.0LのV12エンジンをミッドに搭載し、500psを発揮する4WDのスーパーカーに仕立て上げる予定でしたが、そこまですると車重が1,700kgを越えてしまい、時速220マイルどころではなくなることが判明しました。

そこで、4WDはあきらめてミッドシップの後輪駆動とし、エンジンもV12ではなくV6ツインターボとしました。

ただし、その辺のV6エンジンではなく、グループCカーのXJR-10に搭載されていた3.5LのV6ツインターボをデチューンして搭載することになりました。

これにより、時速220マイルには届かなかったものの実測で時速216マイル(約347km/h)を叩き出し、0-100km/h加速も3.9秒と、こちらも現代で十分通用するスペックを誇っていました。

マクラーレン F1

マクラーレン・F1 - Wikipedia (55800)

全長×全幅×全高:4,290×1,820×1,140mm
ホイールベース:2,720mm
重量:1,140kg
エンジン種類:V12 DOHC
排気量:6,064cc
最高出力:627ps/7,400rpm
最大トルク:69.3kgm/4,000-7,000rpm
トランスミッション:6速MT
駆動方式:MR
タイヤサイズ:前235/45ZR17・後315/45ZR17

1993年にデビューしたこのクルマを一言で言い表すならば、「究極のロードカー」です。

非常に陳腐な表現ですが、中身を見ればよく分かります。

シートレイアウトは運転席が中央で、その左右に助手席が配置される変則的な3人乗りですが、これは重量の偏りを避けるためのものです。

また、エンジンベイには遮熱のために金箔(22金)が貼られたり、軽量化のために車載工具がチタン製にされるなど、偏執的ともいえる拘りが具現化されていました。

搭載されるエンジンはBMW製の6.0LのV12エンジンで、過給機の助けを借りずに627psものパワーを発揮します。

1998年、ほぼノーマル状態のこのクルマで391.0km/hの最高速を記録したそうですが、もう一段ギアがあれば400km/h越えは確実だったそうです。

独創的すぎるレイアウトと、当時はまだマクラーレンの知名度が低かったということもあり、ロードカーモデルは1998年までで64台しか製造・販売されなかったようです。

まとめ

マクラーレン・F1 - Wikipedia (55801)

スーパーカーの歴史においてはまだ新しめの、ネオクラシック的なクルマについて調べてみました。

パワーや最高速は現在のスーパーカーに匹敵しますが、ローンチコントロールなどのドライバーエイドもないクルマで300km/hオーバーというのは恐ろしいですね。

ですが、このような「Unplugged」なクルマには不思議な魅力があります。

クルマとドライバーの間にはワイヤーを介するのみで、ドライバーの意思がそのままクルマに伝わり、またクルマの動きがダイレクトにドライバーに伝わるわけです。

ハイテク満載の安全なクルマがいいのはもちろんですが、アナログで暴力的なクルマにはアウトロー的な魅力を感じます。
15 件

意外と知らない「車をお得に買い換える」下取り必勝法!

愛車の下取り金額をアップさせるには、ディーラーで車を買う際に、予めネットで愛車の買取り査定額を調べておいて、その金額を持ってディーラーに行くことが重要です!

何故かと言うと、ディーラーで営業マンから「今契約しないと納期がさらに遅れる!」などと言われて、愛車の下取り相場を知らないまま、うっかりハンコを押してしまったりすることがあるからです。
ネットで予め愛車の査定をしておいて、その査定金額を持ってディーラーに行けば、「値引き+下取り」で価格交渉もできます!
ディーラーによっては、値引きの条件が良くても、愛車の下取り額が悪いこともありますので、そういう場合には、ネット査定した買取店に売却してしまえば良いですので、いずれにせよ損することはありません!

ネットで愛車の無料買取査定を調べたあと、買取店から電話がかかってくることが有りますが、複数社かかってきた場合にはすべて同じ日の同じ時間にアポイントを入れます。

すべて同じ日時というのがポイントです!



そして、集まった買取店の営業マンたちに査定してもらう際、
「査定額を名刺に書いて出してください。一番高い条件のところと、ディーラーの下取り額と勝負させて高いほうに売ります!」
と言えば、営業マンは皆ガチンコの査定額で勝負してきますので、買取額が跳ね上がることがあるのです!

最低でも10万円くらいは高値がつくことがほとんどです。最高で70万円くらいの差が出ることも!
10万円でも査定が違えば、オプションを一つでも多く付けられますよね。

買取一括査定では、複数社に一気に見積もりが取れる以下のようなサイトがおすすめです。
試乗や見積もりなどでディーラーを訪問する前に、まずは軽い気持ちでも、愛車の現在の買取査定価格を調べてみてはいかがでしょうか?

関連する記事 こんな記事も人気です♪

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

ミナト自動車㈲ ミナト自動車㈲