2018年10月22日 更新

量産車世界初の「デジタルアウターミラー」搭載車がレクサスより発売!

デジタルアウターミラー…サイドミラーレス車がついに発売されます!量産車として世界初を成し遂げるのはレクサスより発売される「新型レクサスES」。デジタルアウターミラーとはどのような可能性を秘めているのかを探ります!

量産車世界初の「デジタルアウターミラー」搭載車がレクサスより発売!
量産車世界初となるデジタルアウターミラー搭載車「新型レ...

量産車世界初となるデジタルアウターミラー搭載車「新型レクサスES」

ミラーレスとはどういうこと?

クルマにおいてミラーとはどのようなパーツでしょうか?基本的には車両の両端に装着されている「サイドミラー(ドアミラー)」と、運転席と樹種席の間に設置されている「ルームミラー(バックミラー)」が挙げられるでしょう。

日本においては2016年6月、国土交通省よりミラーレス車の生産が許可されました。上記のミラーに代わり、当時すでに世界的にも研究が進められていた電子ミラーの装着が認可されました。電子ミラーとは、車外側面に設置したカメラで後方を捉え、車内に設置したモニターに映像として映し出すことで視界を確保するという仕組みを指します。

すでに「電子ルームミラー(デジタルインナーミラー)」がカー用品店などで販売されており、車両後端に設置したカメラ映像をルームミラーに映し出すという仕組みが流行しつつあります。

そして2年後、量産車として世界初のデジタルアウターミラー搭載車が登場

デジタルアウターミラーのカメラユニット

デジタルアウターミラーのカメラユニット

カメラが捉えらた映像を車内設置のモニターに出力

カメラが捉えらた映像を車内設置のモニターに出力

「デジタルアウターミラー」という名称が全世界共通なのかレクサス(トヨタ)のみの名称なのかはわかりませんが、国内解禁より2年以上の時を経て登場となります。2年という時間は研究・実証などへ充てられた期間と見るべきでしょう。

画像の通り、従来のサイドミラーの代わりに装着されているカメラユニットが視界映像を捉え、車内Aピラー付近に設置されているモニターに映像を出力されています。量産車として世界初を成し遂げるのはレクサスの「新型レクサスES」。クルマにおける先進技術はドイツを始めとしたヨーロッパ勢に遅れを取っているイメージがありますが、今回は日本勢がデジタル技術を駆使しての世界初を成し遂げます。

新型レクサスESは10月24日発売。デジタルアウターミラーはオプション設定

デジタルアウターミラーの説明動画

夜間におけるカメラ映像からの出力

夜間におけるカメラ映像からの出力

量産車として世界初のデジタルアウターミラーが搭載される新型レクサスES。レクサスへ確認したところ発売日は10月24日、デジタルアウターミラー搭載車の試乗も同日から可能です。

しかしデジタルアウターミラーは「バージョンL」というグレードにメーカーオプション扱いとなっており、価格は108000円。それ以外は従来通りのサイドミラーが設けられます。

故障時の対応について伺ったところ、「万全の体制を整えておりますが、基本的には通常のサイドミラー破損と同様の扱いとなります。なるべく早期の入庫をお願いいたします」とのこと。

他にも「夜間はしっかり映るのか?」「後続車のライトに当たる時はどうなのか?」などなど、疑問や不安を挙げればキリがありませんが、自動調整機能が内蔵されていますので「慣れ」の範囲かもしれません。

レクサスの慎重な姿勢と評価することはできますが、個人的には高額と感じるオプション設定でどこまで普及するのかを見届けたいところです。

しかし、2年以上をかけて研究・実証を重ねている点と今後の発展への試金石と思えばオプション設定となるのも致し方ないのかもしれません。

メリットを考察

疑問や不安を挙げてしまえばキリがありません。私なりにメリットを挙げてみたいと思います。

先ずは視点移動が減るというのは大きいと感じました。

感じたというのは、私自身のクルマに『もし、Aピラー付近にモニターがあったら』と仮定して疑似検証をしてみました。

私のクルマは全幅が1910㎜あり、室内幅も相当に広いです。そのため、左サイドミラーを注視する時はかなり首を動かさないと十分な確認ができません。

しかしAピラー付近にミラーがあると想定し視点をピラーへ向けると、明らかにミラーを注視するよりも首の移動が少なく済みます。これは正直楽だと感じました。ドライバーにとっては一番のメリットではないでしょうか。

次に感じたのは斜め前方視界性能の向上です。

最近のサイドミラーは、以前より少し後方のドアパネルに直接装着されており、斜め前方の視界を確保しやすくなっています。その反面、実はミラー自体は大型化されています。

私のクルマはドアパネルに直接装着されているタイプではないのですが、サイズ自体は大き目です。確かにミラーによる後方の視界は良好ですが、斜め前方の視界はイマイチです。

カメラユニットはミラーよりも小型であるため、斜め前方の視界性能は格段に向上すると想像できます。正直、私のクルマの視界性能が向上してくれたら、どれだけストレスが軽減されるかと思うと、これも大きなメリットと言えそうです。

他には空力性能の向上により、燃費性能の向上が挙げられます。実際どの程度の向上になるかはわかりませんが…。

ミラーtoミラーによる全幅も抑えられることから、デザインの自由度の拡大も挙げられそうですね。

まとめ

今回レクサスが量産車において世界初を成し遂げますが、しばらくは賛否両論挙げられると思います。

私の先輩でクルマ好きのバスドライバーがおりますが、彼は「後車からも前車のドアミラーに写るドライバーが見えることも大事だ。でもカメラになるとそれができない」と目からウロコが取れたような言葉を発しました。前車のドライバーの表情や仕草を見ることでクルマの動きを予測しているのでしょう。

とはいえ、私はデジタルアウターミラーは将来訪れるであろう自動運転化への大きな一歩を刻むと考えています。

自動運転システムには、カメラによる画像データ(情報)収集とそれを処理(出力)するシステムが必要不可欠だからです。デジタルアウターミラー採用により、実際の公道で車両後方をメインとした多くの画像処理データの収集が行えるようになります。

改良点や新たな課題は今後浮き彫りになるでしょう。決してネガティブなことではありません。それは今後の自動車は、IT技術との融合は必要不可欠であることを示しており、急速に進む未来のクルマ作りを追いかけてみたいと思います。
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この記事のキュレーター

溝口将太 溝口将太