スバルが、初プラグインハイブリッド車「クロストレックPHV」を米国で発表。

日本でスバルXVとして販売しているモデルは、米国ではクロストレックとして販売されています。XVは、ハイブリッド車(アドバンス)の設定が有ります。さらに一歩進んだプラグインハイブリッドモデルが、米国で発表されました。このモデルを調査してみます。

スバル「クロストレック・プラグインハイブリッド」の概要等

スバルは、11/19米国にて、同社で初めてとなる「プラグインハイブリッド」を発表しました。モデル名は、「クロストレック・プラグインハイブリッド」とし、販売開始は2018年内中を予定しています。 スバルの思想活動として、「大地と空と自然」という企業フィールド理念があります。地球を企業活動の場としていることから、環境保護も重要課題の一つとして掲げていてます。 さらに、同社では、「先進の技術で環境に貢献できる商品を開発、社会に提供」という事業目標もあります。この新モデルは、環境保護への貢献や企業理念の推進のために具現化されたモデルといえます。
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スバル「クロストレック・プラグインハイブリッド」のエクステリア等

米国では、クロストレックとして販売されているモデルは、日本では「XV」として販売されています。同車は、SUVというジャンルに縛られないモデルとして登場。都市から自然空間まで幅広く似合うスタイルにすることで、場所や世代に関係なく似合うモデルに仕上げられています。 フロンドビューでは、スバルのシグネイチャーデザインとなる「ダイナミック×ソリッド」を採用。これは、愉しさを表現したダイナミックな部分と安心をイメージさせたソリッドな部分を融合したデザイン。クロストレックもこの思想によってディテールされていますね。
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SUVスタイルの中にハッチバックの要素を取り入れたサイドビュー。車高は、SUVの高さになっていますが、フォルムは、ハッチバックな色合いを濃く出しています。サイドにおいてもダイナミック×ソリッドデザインを採用。 フロントからリアにかけて尻上りになるようなデザインは、ドア部分のプレスで強調し、躍動感を表現。さらに大き目のタイヤサイズを、モデルに合わせて配置することで、安心感を与えるようフォルムを作り出しています。
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リアビューでは、SUV感が表現されています。ボリュームのあるバンパーデザインが、ハッチ部分を覆うようにディテールされています。車高もSUVと直ぐにわかるような高さを保持し、バンパー両サイドのブラックカラーが、タイヤとシンクロするように高さを強調。後ろからは、このモデルがSUVであることを強く表現しています。 プラグインハイブリッドモデル専用のラグーンブルーパールは、新色となっています。このほかに、プラグインハイブリッドを強調するパーツとして、ブルーのヘッドライトプロジェクターリングも採用されています。 さらに、リアゲートには、プラグインハイブリッドのバッジ、充電ポートにもプラグインの刻印が施されていて、このモデルが、プラグインハイブリッドであることを主張していますね。
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プラグイン用の充電スタンドが、日本でも増加しています。充電スタンドは、欧米でも急激に普及していることより、クロストレック・プラグインハイブリッドもストレス無く充電できる環境にもなっています。もちろん家庭用コンセントからも充電が可能に。
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スバル「クロストレック・プラグインハイブリッド」の内装等

センターの見やすい位置には、8インチのマルチメディアプラスシステムが組み込まれています。ステアリングには、オーディオやBluetoothRなど頻繁に使うスイッチが装備。センター最上部にあるモニターはでは、運転に必要な情報や、充電画面等のハイブリッドの機能を表示。 メーターパネル内は、ブルーを強調したカラーリングとし、4.2インチのカラーLCDによって、電力出力や回生パワー等が表示される仕組み。
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このモデルには、専用のシートカラーがチョイスされています。グレイ&ネイビーブルーの高コントラストなシートカラーは、ドアパネルやアームレストにも採用され、プラグインハイブリッドモデルである部分を映し出すカラー構成。 内装全体的に、ブルーのステッチやアクセントを取り入れることで、内装空間の一体感を高めるとともにブルー≒エコであるという雰囲気も取り入れられています。
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スバル「クロストレック・プラグインハイブリッド」のパワーユニット等

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新開発された4気筒2000㏄水平対向直噴エンジンに、2つのモーターを採用。1つ目のモーターは、エンジンスタート用。これは、エンジンから電力供給も受けられ、ハイブリッドバッテリー用の発電機としても利用されているモーター。 2つ目のモーターは、ハイブリッドや電気駆動のために使われるモーター。運動エネルギーと回生エネルギーの両方を担う役目。 クロストレック・プラグインハイブリッドの特徴
・電気の力だけで17マイル≒27㎞を走行でき、日常の短距離をまかなえる仕様。
・約38.3km/Lの燃費性能によって、最大480マイル(約772.5km)の航続距離が可能。
(XVアドバンスは、JC08モード燃費19.2㎞/L)
・家庭用コンセントでの充電が可能。 リチウムイオンバッテリーは、リアの荷室エリアに配置されていてます。事故など、衝突時のエネルギーが、バッテリーに影響しないように、前後にサポートフレームを配置。バッテリーを堅固なケースで保護することで、安全対策を万全にしています。
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まとめ

日本では、今年10月よりXVアドバンスとして、NEWハイブリッドモデルを販売開始しています。米国発表のクロストレック・プラグインハイブリッドは、最新のスバルのハイブリッド技術の結晶とも言えるモデルとして登場するといえるでしょう。 発売は、米国や欧州からスタートとなるでしょう。筆者は、国内でもXVのプラグインハイブリッドとして、来春以降に登場すると予想します。日本の発売開始に期待したいと思います。
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