ロシアから先行販売となるルノーArkanaは、今後各国で製造・販売されるモデルにしていきたいと同社では考えているようです。グローバル化に向けて、日本でも導入されると期待しつつ、同モデルのエクステリア等をご紹介していきます。
ルノー Arkanaのエクステリア等
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エクステリアデザインは、コンセプトカーから若干変更されていそうです。コンセプト時よりも、より傾斜したルーフラインが特徴的です。非常に高いウエストラインや表現力豊かなバンパーデザインは、コンセプトカーに近いディテールとなっていますね。
グリル上のマークやガラス周りのクロムパーツとC-Shape LEDヘッドライトが、ルノーデザインのDNAを継承し、エレガントなエクステリアさらにを際立たせています。2019年夏に発売予定のAll new ルノーアルカナクーペSUVは、7種のエクステリアカラーと3つグレード展開の予定です。標準で、17インチタイヤが装着となっています。
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ルノー Arkanaの内装等
ルノーアルカナクーペSUVの内装では、今までのルノーモデルの中でも、より触って心地よい素材、新しいマルチメディアシステム、そしてMULTI-SENSE設定をベースに仕上げられています。スペース、品質、モダンさ、そして快適さをふんだんに盛り込んでいます。
セントラルコンソールには、Android Auto、Apple CarPlay、Yandex Autoをサポートする、Renault EASY LINKマルチメディアシステム用の8インチタッチスクリーンインターフェースが採用されています。ドライバーは実用的で、さらに使いやすいアプリで多くのコンポーネントをパーソナライズすることが可能です。
ルノーアルカナは、マルチドライバー技術を搭載したことで、ドライバーは、3つの運転モード(エコ、スポーツ、マニュアル)と、8つのアンビエントライトをチョイスでき、よりユーザーの高揚感をアップさせますね。
同モデルは、振動を最小限に抑え、室内の防音対策も最適化されています。新しいBoseオーディオシステムは、ルノーアルカナの乗員がライブパフォーマンスに参加しているような、高品質のサウンドに包まれる状況に仕上げています。
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ルノーアルカナは、冬の運転に必要な理想的な設備を採用しています。ハンドルと前シートにヒーターが装備されています。広いラゲッジスペースも魅力的です。後部座席を折りたたむことで、ラゲッジスペースが508リットルから最大1333リットルまで容易に増やすことができ、荷物の量によってシートアレンジも可能です。
日本でも丁度良いサイズの全長4,543mm×全幅1,820mm×全高1,576mmとなっていますね。クーペスタイルのSUVの人気が上昇していますので、日本に導入されたら非常に面白いのではないでしょうか。
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ルノー Arkanaのパワートレイン等
ロシア市場で初登場するパワートレインを搭載しています。TCe 150ガソリンエンジンとなっています。このターボエンジンは、150hpと250Nmのトルクを発生し、性能とドライビングプレジャーで市場をリードする燃費効率(コンバインドサイクルで7L/100km)です。
走行中のルノーアルカナクーペSUVの多用途性と頑丈さは、ルノー・日産・三菱同盟の協業とダイムラーとの同盟協力の成果として完成されているようです。
このエンジンは、柔軟性と即応性のある加速を提供するためにX-Tronicギアボックスと、そしてAllianceによって開発されたスマートAllモード4×4-i 4輪駆動システムと結合され搭載されています。システムは、どのような路面状況でも、最適な牽引力を保持していくために、オールマイティーに制御されています。
同モデルは、強化シャーシと208mmの地上高となっていて、このクラスのモデルでは、最低地上高の高いモデルの1つですね。それぞれ18°と25°の迎角と出発角を可能にした性能は、All newルノーアルカナの真のオフロードとクロスオーバーを印象つけますね。
ルノーアルカナは、極限の運転条件での30万kmの試験を行い、堅牢性と耐久性のテストを行っています。この厳格さは、どんな天候条件でも、街でも曲がりくねった道でも快適な車に仕上げたいという、ルノーの想いが伝わってきます。
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ルノー Arkanaの コンセプトモデルは?
2018年のモスクワモーターショーで、ルノーは、アルカナコンセプトを世界初披露しました。特徴的なクーペクロスオーバーは、新しいグローバルな乗り物として公開されています。独特のデザインは、非常に競争の激しいCセグメントでのニューディテールに仕上げているでしょう。
堅牢性は、優れた全地形走行機能を実現するために、高い地上高、広いホイールアーチ、19インチの大型ホイールによって表現されています。過酷な運転や厳しい気象条件に対応できる頑丈な車に、ハイウエストラインと傾斜したクーペのルーフラインの優雅さは、サイドクロームディテールとパノラマのガラスルーフによって完成していますね。
この新しいグローバル生産車は、2019年にロシアから始まり、世界中のさまざまな国で生産および販売される予定です。ルノーアルカナは、後にアジアなどの地域で製造および販売もされることになっています。
Groupe Renaultは、2022年までに製品範囲を最大500万台に拡大するために、国際的な成長のペースを速めることを示唆しています。アルカナは、この目標を達成する上で重要なモデルであると言えるでしょう。
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まとめ
ルノーアルカナは、日本に導入されたら非常に面白いサイズのクーペスタイルSUVではないでしょうか。全長に全幅、そして全高(タワーパーキングにも入りやすい)の3要素が、日本の道事情にピッタリの輸入車となりそうです。
巷での現地予想価格は、350万円ほどになっていますね。これは、ルノーキャプチャーが、300万前後の価格帯という事から予想されています。このモデルは、ロシアを基点に販売開始され、順次各国に展開されるとのことです。日本の導入が楽しみです。
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