フォルクスワーゲン パサートは、約45年間というロングセラーモデルです。今回パサートだけでなく、ワゴンタイプのヴァリアントやハイブリッドモデルのGTE(ヴァリアント)が、マイナーチェンジをすることになりました。このモデルをご紹介します。
新型VW パサートの概要等
フォルクスワーゲンは2月6日、改良新型となるパサート(Volkswagen Passat)を欧州で発表しました。セダンとワゴンの「パサート・ヴァリアント」が、同時に発表されています(GTEモデル含む)。
パサートは、フォルクスワーゲンの上級ミドルセダン&ミドルワゴンという位置づけです。初代のデビューから45年という伝統のモデルでもあります。現行8世代目モデルまでの世界累計販売台数は、3000万台に達しようとしています。世界で最も成功を収めているミドルクラス車と言えますね。
現行パサートは2014年秋に、パリモーターショー2014で発表されました。この現行パサートがデビューして4年と言う販売期間を経て、初の本格改良を施して販売されそうです。このモデルを紹介していきます。
新型パサート・ヴァリアント画像
via https://www.netcarshow.com/
新型VW パサートのエクステリア等
パサートのフロントビュー
新型画像
via https://www.netcarshow.com/
フロントビューでは、バンパーデザイン等を中心に刷新されています。よりスッキリしたグリルに、グリルラインと非対称的にデザインされたバンパーラインが特徴的です。
ヘッドライトデザインは、現行型とディテールをシンクロさせながらも内部モジュールを変更し装備されています。LEDフォグランプが、バンパーサイドのギリギリに装備され、ワイド感と広範囲の照射をイメージさせますね。
現行画像
パサートのサイドビュー
新型画像
via https://www.netcarshow.com/
サイドビューでは、大きな変更は行われていない印象です。このモデルがフルモデルチェンジでなく、マイナーチェンジでとなっている事を伺える部分でしょう。
17・18・19インチの新スタイルアロイホイールが新採用され、足元での新スタイルを表現しています。エクステリア新カラーは、ラピッツブルー、ボトルグリーン、サンドゴールドが新設定されています。
現行画像
パサートのリアビュー
新型画像
via https://www.netcarshow.com/
リアビューでは、新設計のテールライトが全体フォルムの中心的な存在です。新開発のLEDモジュールに更新され、スクエアなデザインに仕上げています。このスクエア感をバンパーデザインにもシンクロさせていますね。
リアデザインの印象は、スクエア感をディテールして、現行型デザインを継承しながらも、各所を鋭角にし、凹凸感を表現しています。
現行画像
新型VW パサートの内装デザイン等
新型画像
via https://www.netcarshow.com/
内装でのポイントは、ドアトリム、ファブリック仕上げ部分、トリムカラーなど多くを新設計させて採用している点です。
新しい内装にふさわしくなるように、ステアリングも新設計されています。新世代にふさわしくなるように、センターコンソール上のアナログ時計は、デジタルに進化しています。
コックピット内のメータークラスターは、デジタルコックピットとなっていてインフォメントスクリーンカラーは、30色を選択できます。
最高品質のサラウンドを提供するために、デンマークDynaudio製700ワットのサウンドシステムを装備しています。歴代パサートの中でも最上級サウンドシステムです。
ナビ等のインフォメントシステムは、再設計されてより直感的に使えるようになっています。より操作を簡単にし、ナビ画面を簡素化して、わかりやすく表示させる工夫が施されています。これは、フォルクスワーゲン トゥアレグからの技術を移転したシステムです。
現行画像
新型VW パサートのパワートレイン等
2000cc/1400cc TSIエンジン画像
現行型で採用されているパワートレインは、4つのラインアップとなっています。
・2000㏄直列4気筒TDIエンジン(ディーゼル)は、190psの最高出力です。
・1400cc直列4気筒TSIエンジン(ガソリン)は、150psの最高出力です。
・2000㏄直列4気筒TSIエンジン(ガソリン)は、220psの最高出力です。
・1400cc直列4気筒TSIエンジン+モーターハイブリッド(パサートGTE) インタークーラーターボで、7速オートマを基本とし、2000㏄直列4気筒TSIエンジンモデルとGTEモデルは、6速オートマとなっています(日本国内モデル)。 今回このパワートレインは、大幅な変更等は行われていない模様です。細部のパーツ変更や再セッティングを行い、ユーザー等が更に安心して乗れるパワートレインにチューニングされているでしょう。 安全装備として
①緊急ステアリングアシスタントが、新装備されます。これは、急な回避操作中に、ブレーキ操作による安全性を高めます。
②IQ.DRIVEは、フォルクスワーゲンの新技術を表したブランド名です。この技術は、例えば0から210㎞/hという全速度域で、高速道路など部分的な自動運転を可能としています。 その他、安全装備として
・Lane Assist
・LEDマトリックスヘッドライト
・Travel Assist
などが装備されます。
・2000㏄直列4気筒TDIエンジン(ディーゼル)は、190psの最高出力です。
・1400cc直列4気筒TSIエンジン(ガソリン)は、150psの最高出力です。
・2000㏄直列4気筒TSIエンジン(ガソリン)は、220psの最高出力です。
・1400cc直列4気筒TSIエンジン+モーターハイブリッド(パサートGTE) インタークーラーターボで、7速オートマを基本とし、2000㏄直列4気筒TSIエンジンモデルとGTEモデルは、6速オートマとなっています(日本国内モデル)。 今回このパワートレインは、大幅な変更等は行われていない模様です。細部のパーツ変更や再セッティングを行い、ユーザー等が更に安心して乗れるパワートレインにチューニングされているでしょう。 安全装備として
①緊急ステアリングアシスタントが、新装備されます。これは、急な回避操作中に、ブレーキ操作による安全性を高めます。
②IQ.DRIVEは、フォルクスワーゲンの新技術を表したブランド名です。この技術は、例えば0から210㎞/hという全速度域で、高速道路など部分的な自動運転を可能としています。 その他、安全装備として
・Lane Assist
・LEDマトリックスヘッドライト
・Travel Assist
などが装備されます。
2000㏄ TDIエンジン画像
まとめ
初代フォルクスワーゲンパサートは、1973年に登場しました。45年間というロングランモデルとなっています。現行モデルで8代目となっています。現行型は、2014年に販売開始されました。このモデルが、マイナーチェンジを受けて、進化して登場すると言うことですね。
]]>