車のエンジンオイルの特徴や重要さ、バッテリーの仕組みなど

今や先進技術が進み、ハイブリッドエンジンを搭載している車をよく見かけるようになりました。また、ガソリンスタンドなどの給油サービスを行うところでは燃費改善に少しでも貢献するために短時間でお得な値段でエンジン内のある部分をシャンプーしたり、洗浄をします。また、わずか5分以内でエンジンルームを点検していただき、エンジンの不具合やライトが点灯するかなども短時間で見てくれるので安心できます。また、エンジンオイルなどの交換も大切で、ガソリンがあってもこのオイルが無ければ走れないと言われる理由を説明していきたいと思います。

エンジンオイルとは??まずは役割などをご紹介。

エンジンオイル - Wikipedia (47390)

車に欠かせないものが「エンジンオイル」です。給油サービスを行うところでは「オイルは車の血液!」と言われている通り車には必要不可欠な存在であると言えます。 このエンジンオイルはそもそもどんな役割を持っているのかと言いますと、五つ存在します。

エンジンオイルの役割は5つ

Steam Locomotive Br 41360 Oil · Free photo on Pixabay (47395)

①潤滑作用
金属摩擦を減らし、エンジンをスムーズに動かします。 ②密封作用
気密性を保ち、ピストンとピストンリングの隙間を密閉してガス抜けを防ぎ、パワーを維持します。 ③冷却作用
オイルの粘液がエンジン内部の熱を吸収してオーバーヒートを防ぎます。 ④洗浄分散作用
エンジン内部の汚れを取り込み、エンジンを綺麗に保ちます。 ⑤防錆作用
洗浄された錆などが落ちたところから汚れや劣化をさせないように防ぎます。エンジン内の水分や酸が原因で発生する錆を防ぎます。
これだけの役割があればエンジンオイルはかかせない存在だということが伺えます。 また、エンジンのオイルには種類が存在し、オイルの質がサラサラのものや硬めのもの、エンジンオイルのためだけに合成された高性能なものも存在します。そして、粘度の特徴をまとめてみます。

エンジンオイルの特徴

低粘度のオイル(サラサラ) メリット
・低温での始動性が良い。
・燃費向上に貢献する。
デメリット
・このようなことから、低粘度のオイルは燃費に貢献するほど粘度が薄いが保護性能に欠ける。
メリット
・高温でも高粘度によりエンジンをしっかり保護できる。
・静粛性に優れている。
デメリット
・保護性はあるが、燃費への貢献には低粘度のオイルの方が良い。
Steering Wheel Car Drive · Free photo on Pixabay (47400)

よって、オイル粘度によって車に合うオイルや合わないオイルが存在するということになります。 それでは自分の愛車に合ったオイルを選ぶには何をしたら良いのでしょうか?オイルの粘度によるメリットやデメリットは分かっていただけたら次のステップです。
自分の車の新車状態で入ってるオイルの粘度を知ることです。それを基準にクルマの使用状況や目的に合わせたオイルを選んでいきます。そして、新車時のオイル粘度→オイル粘度確認→最適なオイルの選定、という流れで進めていきます。

新車時には、自動車メーカーが推奨するエンジンオイルが入っている!

Magnifying Glass Flowers Macro · Free photo on Pixabay (47404)

中古車でも、クルマに付属の取扱い説明書等でエンジンオイルを確認できます。 エンジンオイルは、車種によって推奨粘度が異なり、自動車に適したオイルの粘度は車種、気温、使用条件(走り方)などによって変わるそうです。また、車メーカーは取扱説明書に外気温による使用粘度を表示しているそうです。
日本車では、5W-20および5W-30のものが多く、米国車やヨーロッパ車は10W-40、5W-40が多く指示されています。 5W、10WといったWの左側の数値が低いほど始動性に優れているサラサラなオイルであり、40W、50Wといったような高粘度は高性能に優れていると言えます。 エコカーでは、0W-20オイルを工場出荷時に使用する車もあり、その比率が増えています。 エンジンオイルの缶には「○W-●」という記号が表示されていますが、これはオイルの粘度指数(オイルの硬さ)を表しており、○Wは低温側の粘度指数、●は高温側の粘度指数を表しているそうです。 よって、新車時の粘度が「10W-30」の場合、「5W-40」に変えることでオイルは低温時に柔らかくなりエンジンの始動性を高め、高温時でも油膜切を起こさずに保護性能を向上します。

冬場はなぜエンジンがかかりにくいのか。

Frozen Berries Red · Free photo on Pixabay (47408)

それは寒さによってバッテリーの放電力が失われているからであるみたいです。 バッテリーは気温の低さに弱く、放電しにくいためにエンジンがかかりにくくなるそうです。これを改善するためには車を定期的に動かしてバッテリーを温めるか、メンテナンスや点検でバッテリーを改善する必要があるそうです。 また、エンジンをかけようとしてもなかなかかからなかった場合は、一度エンジンをかけてからすぐにエンジンを切り、しばらく時間をおいてからエンジンを再スタートするとエンジンがかかりやすくなるそうです。
Jumper Cables Battery Engine · Free photo on Pixabay (47410)

エンジンをかけることでバッテリーの活動が盛んになるので、すぐにエンジンを切ってもしばらくはエンジンの活動は行われているのです。その力を利用してエンジンをかけることで、スムーズにエンジンをかけられるそ

まとめ

夏場や冬場では気温の影響か、夏はエアコンの使い過ぎでエアコンに使う水が無くなってしまいエンジンが温まる原因となって燃費が悪化してしまうことがあります。 また、冬場は急激な寒さによるものか、エンジンをかけるときに内部が凍結してかからなくなってしまう時もあります。 そんな時、ちょっととした知識があれば車を長持ちさせ、環境にも優しいカーライフを実現できるのではないかと思います。 そして、自分で最適なエンジンオイルを選ぶことができれば車をもっと好きになれると思います。エンジンオイルを交換する時にはこの記事を思い出していただけると幸いです。
]]>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です