日本の道路事情は海外と比べて狭い路地などが多く、大きな車では運転が難しいシチュエーションも多々出てきます。今回はそんな中でもコンパクトカーに絞って、その中でも小回りが利く車種を厳選して紹介していきたいと思います。
トヨタ ヴィッツ
via toyota.jp
ヴィッツは、トヨタが1999年から製造・販売している1,000-1,500ccクラスのハッチバック型のコンパクトカーです。現行モデルが3代目になり、2010年から販売されています。2017年にはハイブリッドモデルが追加され、走行時の車内の静粛性や燃費性能が大きく向上しました。
小回り性能は、最小回転半径が4.5mとなっており、軽自動車並みのシャープな小回りを実現しています。ただし、ガソリン車のF“SMART STOPパッケージ”・“Mパッケージ”などのグレードにおける165/70R14タイヤ装着車の数値になっているので、タイヤサイズやグレードによって数値は変わってきます。
ハイブリッドモデルは4.7mとなっており、わずかに小回り性能は落ちてしまいます。またU"Sportyパッケージ"では5.6mとなってしまい、このように同じヴィッツでも小回りが利かないグレードもあるので注意が必要です。
ハイブリッドモデルは4.7mとなっており、わずかに小回り性能は落ちてしまいます。またU"Sportyパッケージ"では5.6mとなってしまい、このように同じヴィッツでも小回りが利かないグレードもあるので注意が必要です。
日産 マーチ
マーチは、日産が1982年から製造・販売しているハッチバック型のコンパクトカーです。現行モデルが4代目のモデルであり、2010年から販売されています。丸みのあるデザインから女性ドライバーにも人気があり、ボディーカラーも11色から選べるなど選択肢も豊富なモデルです。
小回り性能は、最小回転半径が4.5mとなっており、狭い道や曲がり角の通過、縦列駐車、Uターンもスムーズに行うことができ、こちらも軽自動車並みの取り回しの良さを実現しています。車体寸法も全長3,825mm、全幅1,665mm、全高1,515mmとコンパクトカーの中でもよりコンパクトなモデルになっている点も大きな特徴なので、軽自動車から普通車に乗り換えを検討されている方でもさほど違和感なく乗り換えることができるのではないかと思います。
ダイハツ ブーン
ブーンは、ダイハツが2004年から製造・販売しているハッチバック型のコンパクトカーです。現行モデルが3代目のモデルであり、2016年から販売されています。トヨタにOEM供給されているモデルであり、トヨタではパッソというモデルで販売されています。
小回り性能は、最小回転半径が4.6mとなっており、狭い路地や駐車場でも難なく運転することができます。15インチタイヤ装着時は4.7mと少し大きくなってしまいますが、それでも軽自動車並みの小回り性能は初心者のドライバーにも最適なモデルです。
ホンダ フィット
via ja.wikipedia.org
フィットは、ホンダが2001年から生産・販売しているハッチバック型のコンパクトカーです。現行モデルは3代目のモデルであり、2013年から販売されています。ハイブリッドモデルやスポーティーモデルのRSも用意されており、選択肢が豊富なモデルでもあります。
小回り性能は、最小回転半径が4.7mであり、これまで紹介したモデルの中では大きい方ですが、十分に取り回しがしやすいモデルであることは間違いありません。ただし、この数値はガソリンモデルの「13G・F」のグレードのみの数値であり、ハイブリッドモデルになると4.9m、RSモデルになると5.2mまで拡大してしまうので注意していただきたい。
まとめ
今回は小回りの利くコンパクトカーを厳選して紹介してきました。
日本の道路事情にフィットしたコンパクトカーは、運転に苦手意識がある方でも安心して乗ることができますし、軽自動車から乗り換えたい方にもオススメのクルマです。
ディーラーでの試乗でももちろん乗ることも可能ですし、レンタカーでもレンタルしているモデルも多いので、気になられた方は一度乗ってみて運転しやすさを体験してみることをオススメします。
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日本の道路事情にフィットしたコンパクトカーは、運転に苦手意識がある方でも安心して乗ることができますし、軽自動車から乗り換えたい方にもオススメのクルマです。
ディーラーでの試乗でももちろん乗ることも可能ですし、レンタカーでもレンタルしているモデルも多いので、気になられた方は一度乗ってみて運転しやすさを体験してみることをオススメします。