ホンダは、2018年夏に発売を予定している新型SUV「CR-V」に関する情報を8日、ホームページにて先行公開しました。ホームページには「back To Japan」の文字が躍っています。つまりは里帰りなのです。お帰り!「CR-V」!
「CR-V」の概要
via news.honda.co.jp
ホンダCR-Vは、1995年にSUVの先駆けとして登場。現在、世界160ヵ国以上で販売され、ホンダを代表するグローバルモデルの一つに成長しました。しかし、国内ではコンパクトサイズのSUVに人気が集まり販売が低迷。2016年3月に日本国内向けはマイナーチェンジを受けることなく、大ヒットとなったヴェゼルに吸収されるかたちで生産と販売は終了していました。
2016年10月に発表された5代目となる新型CR-Vは、北米と中国市場で発売、国内でもコンパクトサイズ以外でも需要が見込めるとして、今回の導入が決定したのです。
全てが新しくなって里帰り
via www.honda.co.jp
新型CR-Vは、デザイン、プラットフォーム、パワートレーンなどすべてを刷新され、CR-Vの強みである快適性や使い勝手の良さを一層進化させるとともに、力強く上質な走りを追求しています。
さらに、CR-Vでは初となる2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載したハイブリッド車を用意。ガソリン車、ハイブリッド車、共にFFと4WDを設定したほか、ガソリン車には新たに3列シート7人乗り仕様も設定するなど、時代の要求にこたえる仕様となっています。
1.5Lターボと2.0Li-MMDハイブリッドを搭載、7人乗り仕様も!
via www.honda.co.jp
パワーユニットは前モデルから大きく変わり、まずガソリンエンジンでは直列4気筒2.4Lに変わり、新型「インサイト」に採用された「1.5LVTEC ターボ」に置き換えられます。
これまでの2.4Lエンジンを凌ぐ圧倒的な加速感をもたらし、しかも維持費はリーズナブルとなるパワーユニットです。しかも、この1.5Lターボエンジン車には、今話題の3列シート7人乗り仕様が設定されています。
そして、CR-V初のハイブリッドとして採用されたのは、「2.0Li-VTEC+i-MMD」です。3つのモードをシーンによって使い分け、モーターを主役にしたシステム。燃費性能と走行性能には定評があるありましたが、これまでコストが高く、高級車にしか採用されませんでしたが、「ステップワゴンスパーダ」への採用などでコストも下がり、今回CR-V初のハイブリッドとして採用されます。
装備も充実
via www.honda.co.jp
via www.honda.co.jp
全タイプ標準装備
・Honda SENSING
・ブラインドスポットインフォメーション
・1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
・Honda インターナビシステム+リンクアップフリー+ETC2.0対応車載器
・8スピーカー(4スピーカー+4ツィーター)
・LEDヘッドライト(ハイ/ロービーム、オートレベリング/オートライトコントロール機構付)
・運転席8ウェイパワーシート(スライド/リクライニング/ハイト前・後、メモリー機能付)
・運転席4ウェイ電動ランバーサポート
・運転席&助手席シートヒーター
・電子制御パーキングブレーキ
・オートブレーキホールド機能 その他タイプ別装備 ・電動パノラミックサンルーフ
・ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
・本革シート
・助手席4ウェイパワーシート
・ルーフレール
・ブラインドスポットインフォメーション
・1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
・Honda インターナビシステム+リンクアップフリー+ETC2.0対応車載器
・8スピーカー(4スピーカー+4ツィーター)
・LEDヘッドライト(ハイ/ロービーム、オートレベリング/オートライトコントロール機構付)
・運転席8ウェイパワーシート(スライド/リクライニング/ハイト前・後、メモリー機能付)
・運転席4ウェイ電動ランバーサポート
・運転席&助手席シートヒーター
・電子制御パーキングブレーキ
・オートブレーキホールド機能 その他タイプ別装備 ・電動パノラミックサンルーフ
・ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
・本革シート
・助手席4ウェイパワーシート
・ルーフレール
まとめ
via www.honda.co.jp
いつの間にかカタログ落ちしていたという感のあった前モデルの「CR-V」。日本を捨てた後の出戻りの今回、はたして売れるのかどうか?最大のセールスポイントはなんといっても2つのパワーユニットです。SUVを検討するユーザーにとって、実績のある i-MMDハイブリッドと1.5Lターボはどちらも魅力的に映るでしょう。
懸念材料としては、海外とはいえ、一年以上も前に発売されているモデルであることから、新鮮味に欠けること。それでなくても、販売が不調で国内から撤退した、前モデルのイメージを色濃く残したデザインは、強力なライバルが多数存在する国内のSUV市場で存在感を発揮できるのでしょうか。
いずれにしても、興味深い車種となるのは間違いないので、今夏といわれるデビューまで今しばらく待つこととしましょう。
]]>