筆者は、定期お届けとして、毎月リコール情報を記事にしています。10月は、走行に支障が出る可能性や制動に問題が出そうなリコールが多く届出されています。筆者が特筆すべくと思うリコール情報を掲載していきます。
①スズキのリコール
届出者の氏名又は名称 スズキ株式会社
不具合の部位(部品名) 動力伝達装置(ドライブシャフト) 基準不適合状態にあると認める構 造、 装置又は性能の状況及びその原因。
左前ドライブシャフトにおいて、焼き入れ処理が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、使用を続けると当該シャフトが折損し、走行できなくなるおそれがある。 改善措置の内容
全車両、左前ドライブシャフトを良品に交換する。 製作期間の全体の範囲は、平成27年9月2日~平成27年9月18日で合計921が対象になっています。不具合件数が、1件発生していますので、走行できない状況に成らないように早めに部品交換してもらいましょう。
不具合の部位(部品名) 動力伝達装置(ドライブシャフト) 基準不適合状態にあると認める構 造、 装置又は性能の状況及びその原因。
左前ドライブシャフトにおいて、焼き入れ処理が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、使用を続けると当該シャフトが折損し、走行できなくなるおそれがある。 改善措置の内容
全車両、左前ドライブシャフトを良品に交換する。 製作期間の全体の範囲は、平成27年9月2日~平成27年9月18日で合計921が対象になっています。不具合件数が、1件発生していますので、走行できない状況に成らないように早めに部品交換してもらいましょう。
via www.mlit.go.jp
②メルセデスベンツのリコール
届出者の氏名又は名称 メルセデス・ベンツ日本株式会社
不具合の部位(部品名) 衝突被害軽減装置(レーダーセンサーコントロールユニット) 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状態及びその原因。
衝突被害軽減装置において、レーダーセンサーコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、障害物を正しく認識しないことがある。そのため、自律支援ブレーキが適切に作動せず、最悪の場合、衝突や乗員の負傷が発生するおそれがある。 改善措置の内容
全車両、レーダーセンサーコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える 輸入期間の全体の範囲は、平成31年3月16日~令和元年6月10日で、計617台が対象です。最近では、安全装備としてこのようなセンサーが多く取り付けられているモデルが多くなってきていますが、このような場所での不具合は、事故等にも繋がるので、早々に対応してもらうのが良いのではないでしょうか。
不具合の部位(部品名) 衝突被害軽減装置(レーダーセンサーコントロールユニット) 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状態及びその原因。
衝突被害軽減装置において、レーダーセンサーコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、障害物を正しく認識しないことがある。そのため、自律支援ブレーキが適切に作動せず、最悪の場合、衝突や乗員の負傷が発生するおそれがある。 改善措置の内容
全車両、レーダーセンサーコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える 輸入期間の全体の範囲は、平成31年3月16日~令和元年6月10日で、計617台が対象です。最近では、安全装備としてこのようなセンサーが多く取り付けられているモデルが多くなってきていますが、このような場所での不具合は、事故等にも繋がるので、早々に対応してもらうのが良いのではないでしょうか。
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③トヨタのリコール
届出者の氏名又は名称 トヨタ自動車株式会社
不具合の部位(部品名) 制動装置(油圧調整装置) 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因。
アンチロックブレーキシステム(ABS)の油圧調整装置において、製造設備のプログラムが不適切なため、調圧用電磁弁のばらつき補正値が書き込まれていないものがある。そのため、ABS作動時に油圧を適切に調整できず、雪上等で制動距離が長くなるおそれがある。 改善措置の内容
全車両、ABSの油圧調整装置を良品と交換する。 製作期間の全体の範囲は、令和元年6月4日~令和元年7月18日で、合計3,945台が対象になっています。雪上での効果の違いは、運転している人にとっては非常に不安となりますので、早めに対策をしてもらうと良いでしょう。
不具合の部位(部品名) 制動装置(油圧調整装置) 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因。
アンチロックブレーキシステム(ABS)の油圧調整装置において、製造設備のプログラムが不適切なため、調圧用電磁弁のばらつき補正値が書き込まれていないものがある。そのため、ABS作動時に油圧を適切に調整できず、雪上等で制動距離が長くなるおそれがある。 改善措置の内容
全車両、ABSの油圧調整装置を良品と交換する。 製作期間の全体の範囲は、令和元年6月4日~令和元年7月18日で、合計3,945台が対象になっています。雪上での効果の違いは、運転している人にとっては非常に不安となりますので、早めに対策をしてもらうと良いでしょう。
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④スバルのリコール その①
届出者の氏名又は名称 株式会社SUBARU
不具合の部位(部品名) 原動機(イグニッションコイル) 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因。
エンジンコントロールユニットの制御プログラムにおいて、エンジンが停止する際の制御が不適切なため、イグニッションコイルへ必要以上に通電することがある。そのため、イグニッションコイルの内部温度が上昇し回路がショート、ヒューズ切れを起こし、最悪の場合、走行中エンジンが停止するおそれがある。 改善措置の内容
全車両、イグニッションコイルを点検しエンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。イグニッションコイルに損傷がある場合は、イグニッションコイルを新品に交換する 製作期間の全体の範囲は、平成28年10月3日~平成31年3月22日で、合計137,467台が対象です。不具合件数も 116件発生していますので、走行できなくなる前に点検・交換等をしたほうがよいでしょう。
不具合の部位(部品名) 原動機(イグニッションコイル) 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因。
エンジンコントロールユニットの制御プログラムにおいて、エンジンが停止する際の制御が不適切なため、イグニッションコイルへ必要以上に通電することがある。そのため、イグニッションコイルの内部温度が上昇し回路がショート、ヒューズ切れを起こし、最悪の場合、走行中エンジンが停止するおそれがある。 改善措置の内容
全車両、イグニッションコイルを点検しエンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。イグニッションコイルに損傷がある場合は、イグニッションコイルを新品に交換する 製作期間の全体の範囲は、平成28年10月3日~平成31年3月22日で、合計137,467台が対象です。不具合件数も 116件発生していますので、走行できなくなる前に点検・交換等をしたほうがよいでしょう。
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その②
不具合の部位(部品名) 制動装置(ブレーキホース)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因。
ブレーキホースにおいて、ブレーキ圧に対する耐久性評価が不十分なため、ホース接続金具加締め部のシール性が不足しているものがある。そのため、ブレーキフルードがホース外層と内層の間に浸潤し、ブレーキホースが膨らむおそれがある。 改善措置の内容
全車両、ブレーキホースを対策品に交換する。 製作期間の全体の範囲は、平成28年10月3日~平成30年3月22日で、合計58,864台が対象です。不具合件数は、80件となっていますので、制動装置の不具合は、事故等にも直結する可能性があるので早めに対策品に交換してもらいましょう。
ブレーキホースにおいて、ブレーキ圧に対する耐久性評価が不十分なため、ホース接続金具加締め部のシール性が不足しているものがある。そのため、ブレーキフルードがホース外層と内層の間に浸潤し、ブレーキホースが膨らむおそれがある。 改善措置の内容
全車両、ブレーキホースを対策品に交換する。 製作期間の全体の範囲は、平成28年10月3日~平成30年3月22日で、合計58,864台が対象です。不具合件数は、80件となっていますので、制動装置の不具合は、事故等にも直結する可能性があるので早めに対策品に交換してもらいましょう。
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その③
不具合の部位(部品名) ブローバイガス還元装置(PCVバルブ)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因。
ブローバイガス還元装置において、PCVバルブの材質特性に対する曲げ加工設定値が不適切なため、クランクケース接続部の耐久性が不足しているものがある。そのため、当該接続部の破損により燃焼室にエンジンオイルが浸入し燃焼、マフラーから多量の白煙が発生して、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。 改善措置の内容
全車両、PCVバルブを対策品に交換する。 製作期間の全体の範囲は、平成28年10月3日~平成30年5月29日で、83,227台が対象です。不具合件数が、30件発生しています。エンジン停止の可能性があるので、早めに点検交換してもらうのがよいでしょう。
ブローバイガス還元装置において、PCVバルブの材質特性に対する曲げ加工設定値が不適切なため、クランクケース接続部の耐久性が不足しているものがある。そのため、当該接続部の破損により燃焼室にエンジンオイルが浸入し燃焼、マフラーから多量の白煙が発生して、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。 改善措置の内容
全車両、PCVバルブを対策品に交換する。 製作期間の全体の範囲は、平成28年10月3日~平成30年5月29日で、83,227台が対象です。不具合件数が、30件発生しています。エンジン停止の可能性があるので、早めに点検交換してもらうのがよいでしょう。
via www.mlit.go.jp
まとめ
10月のリコールでは、走行や制動に影響の出る可能性のあるリコールが多く届出された一ヶ月であったと思います。どのリコールも安全走行に影響が出てしまう可能性がありそうですので、早めに点検や対策品への交換を行ってもらったほうがよいといえますね。これからも筆者が特筆すべきと思うリコール情報を定期お届けしてとして記事にしていきます。
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