日産の使い勝手の良い軽商用バンである「NV100クリッパー」・「NV100クリッパー リオ」が一部仕様向上して発売しました。どのような点が仕様向上されたのか、今回はその詳細をご紹介します。
「NV100クリッパー」・「NV100クリッパー リオ」の概要
「NV100クリッパー」は、日産が2003年から販売しているセミキャブオーバー型軽ライトバンです。現行モデルは3代目のモデルであり、2015年から販売されています。初代は三菱自動車工業から、2代目以降はスズキからそれぞれOEM供給を受ける車種になります。利便性と快適性、低燃費、優れた取り回し性、そして積載性能の高さを兼ね備えた軽商用バンになっています。
「NV100クリッパー リオ」は、同じ日産が2007年から販売しているセミキャブオーバー型軽ワンボックスカーです。現行モデルは3代目のモデルであり、2015年から販売されています。「NV100クリッパー」同様に、初代は三菱自動車工業から、2代目以降はスズキからそれぞれOEM供給を受ける車種になります。さらに広い荷室と多彩なシートアレンジにより、毎日の暮らしからレジャーまで、幅広いシーンで利用されています。
今回はこの2つのモデルが一部仕様向上して発売されて、特に安全性が向上されたということで、その詳細を以下に紹介していきます。
安全性の向上
今回「NV100クリッパー」・「NV100クリッパー リオ」の一部仕様向上では、さらに「LDW(車線逸脱警報)」、「インテリジェント DA(ふらつき警報)」、「先行車発進お知らせ」、「ハイビームアシスト」、「オートライトシステム」などを、「NV100クリッパー」のDX セーフティ パッケージ、DX GL セーフティ パッケージ、GX(4AT車)、GXターボ、ならびに、「NV100クリッパー リオ」の全グレードに標準装備し、更に安全性が向上しました。各機能の詳細は以下のようになります。
「LDW(車線逸脱警報)」
走行中に左右の区画線を検知して進路を予測してくれます。前方不注意などで車線をはみ出しそうになると、ブザー音などの警報によってドライバーに注意を促してくれます。
「インテリジェント DA(ふらつき警報)」
走行中に左右の区画線を検知して、自車の走行パターンを計測します。車両が蛇行するなど、システムが「ふらつき」と判断した場合、ブザー音などの警報によってドライバーに注意を促してくれます。
「先行車発進お知らせ」
停車時、前方車両が発進して約4m以上離れても停車し続けた場合、メーター内の警告灯やブザーで警告してくれ、ドライバーに先行車の発進をお知らせします。
「ハイビームアシスト」
ヘッドランプをハイビームにして走行中、前方に対向車や先行車がいたり、明るい場所を走行すると自動でロービームに切り替えてくれます。対向車や先行車がいなくなったり、周囲が暗くなると自動でハイビームに戻ります。
「オートライトシステム」
ヘッドライトやポジションライトを自動で点灯する機能です。手動でライトのオン/オフをする必要がないため、街中で地下駐車場に入る際や、高速道路でトンネルが続く場合などに、ドライバーのスイッチ操作を必要としないのがメリットです。また、イグニッションキーと連動しているため、エンジンを切るとライトが自動消灯。駐車時のライトの消し忘れの防止にもつながります。
まとめ
今回は、「NV100クリッパー」・「NV100クリッパー リオ」の一部仕様向上の詳細を紹介してきました。
その他の一部仕様変更では、「NV100クリッパー」で、標準ルーフのDX、DX GLパッケージ、DX GL セーフティ パッケージのグレードで5AGSを4ATに変更、またハイルーフのDX、DX セーフティ パッケージには、オーバーヘッドシェルフを標準装備するなどもあります。しかし今回の一部仕様変更のメインは安全性の向上にあり、より安全に走行できるクルマへと進化したのが一番のメリットになります。気になられた方は是非一度ディーラーに問い合わせてみることをオススメします。
]]>
その他の一部仕様変更では、「NV100クリッパー」で、標準ルーフのDX、DX GLパッケージ、DX GL セーフティ パッケージのグレードで5AGSを4ATに変更、またハイルーフのDX、DX セーフティ パッケージには、オーバーヘッドシェルフを標準装備するなどもあります。しかし今回の一部仕様変更のメインは安全性の向上にあり、より安全に走行できるクルマへと進化したのが一番のメリットになります。気になられた方は是非一度ディーラーに問い合わせてみることをオススメします。