BMW「3シリーズ」新型EV、テスラ超える500km以上の航続距離に！

BMW「3シリーズ」次期型に設定される、完全EVモデルを初めてカメラが捉えました。

一見通常の3シリーズだが、このプロトタイプは、電気モデルを確定するいくつかのヒントを持っています。 先ず気が付くのは、フロントグリルが閉鎖されていることです。EVモデルでは、BMWのデザインアイコンを継承するために装着されます。

さらに、電気自動車の開発テストでは必須となる、消化器を示すステッカーがフロントウィンドウに、また「Electric Test Vehicle」のステッカーがドアに貼られています。

リアにはツインエキゾーストパイプが装着してありますが、これはフェイクです。ポルシェのEV「タイカン」プロトタイプでも、同様のカモフラージュが施されていました。 「3シリーズ」次期型は「CLAR」プラットフォームを採用し、現行モデル比約100kg程度の軽量化と、ホイールベースの延長がされるはずです。 ワイドなグリルを装着し、「8シリーズ」を彷彿させるフロントマスクへ進化するのでしょうが、EVモデルでは、専用のフロント＆リアバンパーが噂されています。 注目はそのパフォーマンスです。 3シリーズEVには、2種のバッテリーモデルが予想され、航続距離278マイル（450km）の「30e」、航続距離341マイル（550km）以上と思われる「40e」が設定されます。 これはライバルとなる、テスラ「モデル3」の後続距離の300マイル（480km）を超えます。 駆動方式は、FRとオプションで4WD「xDrive」が設定され、最高出力は300ps程度となるでしょう。

10月のパリモーターショーでは、「3シリーズ」次期型の公開が期待されており、実現すれば、EVモデルは2018年前半にも登場する可能性があります。