米トヨタは、新TRDパーツを満載にしたTRDカムリを発表しました。同モデルは、複数の試験場でパーツの有効性や効果などを検証して開発されているとのことです。同モデルの特徴等をご紹介します。
米トヨタ カムリ 新TRD仕様のエクステリア等
フロントビュー・全体デザイン等
エクステリアでは、印象的なエアロエレメントに、新世代のカムリのエッジの効いたデザインとTRDによって修正されたシャーシを積極的なスタンスに昇華しています。フロントスプリッター、サイドエアロスカート、トランクリッドスポイラー、リアディフューザーを含む空力ボディキットでは、大胆なスタイリング要素をかもし出し、ドライバーの信頼性を高めるために高速走行の安定性も向上させます。
赤いピンストライプ、赤く塗装されたブレーキキャリパー、赤いTRDバッジを追加したことで、通常のセダンモデルが、公道に飢えたエクステリアに変身していますね。
TRDカムリは、トヨタと同義であるすべての品質、信頼性、信頼性も担保しています。同モデルには、これらの衝突前ブレーキ装備の中でも、もっとも先進的なドライバーアシストテクノロジーの1つであるToyota Safety Sense-Pが標準装備されています。
TRDのエアロボディ機能に加えて、TRDカムリは、スポーツメッシュインサートとブラックの外装バッジが付属した、独特の光沢のあるブラックフロントグリルを装着しています。
エクステリアカラーには、スーパーソニックレッド、ウィンドチルパール、セレスティアルシルバーメタリック(3色とも2トーン)、ミッドナイトブラックメタリックがあります。キャットバックエキゾーストの磨かれたステンレス鋼TRDエキゾーストマフラーは、エクステリアのハイライトとなりそうですね。
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サイドビュー等
TRDのよってアップデートされたエクステリアは、ブラックという引き締まったカラーによって、モデル全体をシャキッとシャープに仕上げていますね。このブラックは、2トーンルーフによってより洗練された印象となっています。
カムリという一見普通のセダンモデルが、TRDによって手を加えられたことで、引き締まったディテールにアップデートされ、ドライバーが走りに対して高揚できるような車に仕上がっています。
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リアビュー等
リアでの最大のポイントは、両サイドに展開されたマフラーテールエンドです。さらにリアウィングは、センターにくぼみを持たせた特徴的なデザインですね。両方のパーツが、同モデルに幅広感と低フォルム感の両方を与えています。
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米トヨタ カムリ 新TRD仕様の足回り等
トヨタTRDカムリは、マットブラックの19インチ8.5J合金ホイールが装着されています。XSEグレードの19×8.0インチ合金ホイールよりも、0.5インチ幅が広く、単体で3.1ポンド軽量です。標準のブリヂストンポテンザ235/40R19サマータイヤと組み合わせて、バネ下質量を軽減し、横方向のグリップを高め、ターンイン応答も早めます。
カムリのシャシーは、剛性の高いコイルスプリングとフロント/リアスウェイバーによってさらに強化され、フロントで44%、リアで67%のロール剛性を向上させています。スプリングの変更をさらに高めるために、TRDショックアブソーバーセットが開発され、路上での乗り心地を維持しながら、車両の垂直方向とロールの動きを制御してくれます。
より厚くなったアンダーボディブレースはねじれ剛性を高め、コイルスプリングは重心を減らすために車両を0.6インチ下げます。特別に調整されたショックアブソーバーと19インチ(8.5J)のマットブラックアロイホイールが、ボディコントロール、ハンドリングの俊敏性、ステアリングの精度を向上させるサスペンションを完成させます。
フロントブレーキは、XSEグレードで装備されている12.0インチのローターとシングルピストンキャリパーと比較して、直径12.9インチのローターとデュアルピストンキャリパーが装備され、大きく容量アップされています。ブレーキ性能もチューニングされ、より直接的なフィードバックになり、車両をスポーティ走行に適した仕様にアップデートしています。
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米トヨタ カムリ 新TRD仕様の内装等
内装では、トヨタTRDカムリのドライバーは赤に染まった仕様に心躍るでしょう、トリムや内装装飾では、赤をモチーフにしたステッチ等がふんだんに使用されています。キャビンは、ファブリックインサート、赤のアクセント、赤ステッチのTRD刺繍ヘッドレストを備えたBlack SportSofTex®でトリミングされたフロントシートが採用されて
います。
レザーハンドルにも赤いステッチがあり、シートベルトも赤色です。エンボス加工されたTRDロゴの付いたシフトノブ、独自のTRDフロアマット、トランクマット、およびTRD MIDの視覚的な起動によりキャビンが構成され、レッドマインド満載ですね。
スポーツモードとパドルシフターを備えた、トヨタの有名な301馬力DOHC 3500㏄V6エンジンと8ATを搭載しています。V6は、特別にチューニングされたキャットバックデュアルエキゾーストによって排気容量がアップされ、同モデルに、よりスローなアイドル音と加速音を奏でます。
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まとめ
TRDエンジニアは、トヨタアリゾナ試験場・TMC東フイジ試験場(日本)・MotorSport Ranch(テキサス州)の3試験場にて、広範囲なテストを行い、同モデルを開発しています。この新TRDモデルが、現時点で日本に導入されるかは、まだ未定ですが、現行のTRDカムリ用TRDパーツの設定が行われていますので、日本登場も期待できるのではないでしょうか。
日本のTRDカムリ用パーツ等
via www.trdparts.jp
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