2018年6月21日 更新

トルコのスタートアップ企業による、道路を風力発電所にしてしまうというアイデアが凄すぎる!

正に目から鱗が落ちると言いますか、そんな利用があったとはと驚愕してしまう発電システムがあることが分かりました。トルコのDeveci Techという企業が、YouTubeの公式チャンネルで、高速道路の中央分離帯などに小さな縦置き型の風力発電機を設置し、行き交う車によって発生する風によってタービンを回すという、本当に技ありと言うしかないデバイスを開発し、映像プロモーションしています。類似のアイデアはアメリカで10年以上前に提唱されており、日本でも中日本高速道路株式会社が設置していますが、発電以外の機能を持たせているという点で優っているのです。

トルコのスタートアップ企業による、道路を風力発電所にしてしまうというアイデアが凄すぎる!

古代メソポタミアの風を司る神様の名を取ってENLİLと命名

Enlil Vertical Axis Wind Turbine

同社のYouTubeの公式チャンネルから映像を引用させていただきました。

ENLİLというのは、ウィキペディア英語版によると、古代メソポタミアで風を司る神様の名前だそうです。もっとも、この機器は先端部分にソーラー・パネルも装着していますので、風と太陽光を司るとなりましょうか。

公式チャンネルでは、英文で機器の説明を行っていました。
ENLİLは、スマートな縦置き方風力タービンです。高速道路を再生可能なエネルギーの場とするプロジェクトとして設置しております。

街のダイナミズムを活かしたのです。インテリジェントなプラットフォームや、内蔵型のセンサーによって、安全性や快適さをもたらすようにもなっております。

太陽光パネルを先端に装着するという、ハイブリッド型の縦置き発電機を高速道路や市バス専用レーンその他の路面に設置していきます。近くを行き交う車によって発生する風を電気に変換するのです。

また、街の温度や湿度、風力や二酸化炭素なども、内蔵したセンサーとIOTプラットフォームで計測するように出来ています。

なお、機器が計測した二酸化炭素の排出データによって作成されたマップは、街に快適性をもたらすでしょう。また、イスタンブールでの地震の発生の可能性をモニタリングするステーションとしても機能するのです。

発電したエネルギーの情報や、計測したデータなどは、必要ならモバイル・アプリを通じて入手が可能です。
なお、1時間に2世帯が必要とする電力を賄えると、プロモーション映像ではPRしています。

2017年創業のスタートアップ企業、昔ながらのアイデアを洗練

ビジネスパーソン専用のソーシャル・メディアであるリンクトインに、このDeveci Tech社の公式アカウントが存在します。そこに書かれている会社情報によると、本社はイスタンブール。創業は2017年で、従業員数は10人未満(2018年6月20日現在)とのことですから、いわゆるスタートアップ企業ですね。

ただ、発想そのものは目新しいものではありません。HIGHWAY WIND TURBINE(高速道路風力タービン)と入力して検索すると、700万件以上のヒットがあるからです。

その中の、アメリカの都市環境情報サイト「inhabitat」というサイトの記事の要約を紹介してみましょう。この記事は2007年の4月30日付けの配信です。つまり、発想そのものは10年以上前からあるのです。

このサイトによると、高速道路を風力発電所にしてしまおうというアイデアを出したのはアリゾナ州立大学のジョーという名前の学生さん。大学のブログに投稿していますが、残念ながらフルネームは不明。勿体無いことです。歴史に名を残せたかもしれないのに。

ただ、このジョー氏のアイデアは高速道を跨ぐ形で標識を設置する塔に、横付けで風力発電機を設置したらどうかというもの。御本人の計算によると、仮にアリゾナ州のフェニックス高速道に設置した場合、年間で9600キロワットの電力が生み出せるとのことです。アパート数棟分か、あるいは沿道のコミュニティ・ハブの電力を賄えるそうです。

サイトでは、「このプロジェクトを進展させるに当っては、どのぐらいの電力が実際に賄えるのかとか、乱気流の総量がどれくらいなのかといった、数々の技術的な問題があるだろう。だが、我々としてはジョー氏の素晴らしいアイデアに拍手を送りたいし、今後も投稿し続けて欲しい」と賞賛しています。

なお、サイトによると、これよりも前の2006年にマーク・オーベルホルツァーという方による次世代デザインコンペ案にも、似たようなアイデアがあったとのことですが、残念ながらリンク切れでした。

いずれにせよ、こうしたアイデアを洗練させていったのが、Deveci Tech社となりましょう。

まとめ:日本でも実践しているものの、アイデアでは完敗。仕切り直そう!

ちなみに、日本でも中日本高速道路株式会社が、2012年5月23日付けのリリースで、北陸自動車道の徳光パーキングエリアに、縦置き型の風力発電設備を設置したと発表しています。下り線に高さ19.2m(10キロワット)を1基、上り線に高さ8.8m(2キロワット)を3基、それぞれ設置しているそうです。

ただ、残念なことに、文面から拝察する限りでは、発電以外の機能が無さそうです。それに、Deveci Tech社の発電機の方が、小さい分、設置が簡単ですし、汎用性がある。YouTubeの映像を見る限りでは、道路以外にビルの屋上にも設置されています。残念ながら、アイデアで完敗となりましょうか。

ここは1つ、この記事を読んだ高速道路の関係者や、自治体の関係者らに熟考願いたい。このシステムを日本でも導入してみてはどうかな、と。特に、地震のモニタリング機能が付いているというのは素晴らしい。大阪で大地震があったばかりです。被災地域には、名神高速道や中国縦貫道などがあります。今後のためにも、設置する意義はあるのではないでしょうか。

出典:
https://www.linkedin.com/company/deveci-technology-inc/
https://en.wikipedia.org/wiki/Enlil
https://inhabitat.com/student-designs-highway-power/
http://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_old/index.php?id=2649
9 件

意外と知らない「車をお得に買い換える」下取り必勝法!

愛車の下取り金額をアップさせるには、ディーラーで車を買う際に、予めネットで愛車の買取り査定額を調べておいて、その金額を持ってディーラーに行くことが重要です!

何故かと言うと、ディーラーで営業マンから「今契約しないと納期がさらに遅れる!」などと言われて、愛車の下取り相場を知らないまま、うっかりハンコを押してしまったりすることがあるからです。
ネットで予め愛車の査定をしておいて、その査定金額を持ってディーラーに行けば、「値引き+下取り」で価格交渉もできます!
ディーラーによっては、値引きの条件が良くても、愛車の下取り額が悪いこともありますので、そういう場合には、ネット査定した買取店に売却してしまえば良いですので、いずれにせよ損することはありません!

ネットで愛車の無料買取査定を調べたあと、買取店から電話がかかってくることが有りますが、複数社かかってきた場合にはすべて同じ日の同じ時間にアポイントを入れます。

すべて同じ日時というのがポイントです!



そして、集まった買取店の営業マンたちに査定してもらう際、
「査定額を名刺に書いて出してください。一番高い条件のところと、ディーラーの下取り額と勝負させて高いほうに売ります!」
と言えば、営業マンは皆ガチンコの査定額で勝負してきますので、買取額が跳ね上がることがあるのです!

最低でも10万円くらいは高値がつくことがほとんどです。最高で70万円くらいの差が出ることも!
10万円でも査定が違えば、オプションを一つでも多く付けられますよね。

買取一括査定では、複数社に一気に見積もりが取れる以下のようなサイトがおすすめです。
試乗や見積もりなどでディーラーを訪問する前に、まずは軽い気持ちでも、愛車の現在の買取査定価格を調べてみてはいかがでしょうか?

関連する記事 こんな記事も人気です♪

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

takosaburou373 takosaburou373