2017年9月、トヨタから新型ハイラックスが発売され大きな話題になりました。日本では絶えて久しかったピックアップトラックが新車で買えるようになったためです。かつてはハイラックスだけでなく、各メーカーからピックアップトラックが発売されていました。三菱からは「トライトン」という車種が発売されていましたが、覚えている方はいるでしょうか?現在は海外専売モデルとなっていますが、そのトライトンがモデルチェンジを行ったようです。どのように変わったか、見ていきましょう。
どんなクルマ?
L200は三菱のピックアップトラックで、タイで生産されています。北米を除くほぼ全世界にて販売されている世界戦略車です。
日本においては、2006年から2011年まで、トライトンの名前で販売されていました。
新型L200には3つのボディタイプがあり、1列シートのシングルキャブ、2ドア2列シートのクラブキャブ、4ドア2列シートのダブルキャブが設定されています。
このうちシングルキャブ、クラブキャブはいわゆる商用グレードのみの設定となっており、豪華な装備が与えられるグレードはダブルキャブのみに設定されているようです。
エンジンは2.4Lのディーゼルターボのみで、トランスミッションは6速MT/ATが設定されています。
また、三菱の4WDということで、パジェロ譲りのスーパーセレクト4WDも装備されています。
スペック
全長×全幅×全高:5,285mm×1,815mm×1,780mm
ホイールベース:3,000mm
トレッド前/後:1,520 x 1,515mm
エンジン:4N15型 直列4気筒直噴ディーゼルターボ
排気量:2.442cc
ボア×ストローク:86.0mm×105.1mm
馬力・トルク:181ps/3,500rpm、43.9kg-m/2,500rpm
駆動方式:2WD/4WD 6段MT/AT
サスペンション:前ダブルウイッシュボーン、後リーフスプリング
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク、後ドラム
タイヤサイズ:前245/65R17、後245/65R17
燃料タンク容量:75L
車両重量:1,860kg
燃費:14.0km/L(欧州複合基準) ミドルクラスのピックアップトラックとしては、パワーはまあこんな所だろうと言ったところですね。 詳しい方は分かると思いますが、デリカD:5に搭載されている2.2Lディーゼルターボエンジンの4N14型の兄弟にあたるエンジンのようです。内径がおなじなので、おそらくストローク量を伸ばして排気量を挙げているのでしょう。 また、最低地上高は205mm/220mm、アプローチアングルは30度、デパーチャーアングルは22度を確保しており、オフロード性能もバッチリです。 4WDシステムは「スーパーセレクト4WD-II」と「イージーセレクト4WD」の2種類が用意され、「グラベル」・「マッド/スノー」・「サンド」・「ロック」の4モードを設定し、エンジン・トランスミッション・ブレーキを統合制御することでタイヤのスリップ量をコントロールする「オフロードモード」が新たに搭載されました。 併せて、急な坂道や滑りやすい路面を下る際に電子制御によって低車速に抑える「ヒルディセントコントロール」が採用されています。 安全性能も強化され、衝突被害軽減ブレーキ、後側方車両検知警報システム、後退時車両検知警報システム、誤発進抑制機能が採用されたほか、マルチアラウンドモニターやパーキングセンサーも採用されました。
ホイールベース:3,000mm
トレッド前/後:1,520 x 1,515mm
エンジン:4N15型 直列4気筒直噴ディーゼルターボ
排気量:2.442cc
ボア×ストローク:86.0mm×105.1mm
馬力・トルク:181ps/3,500rpm、43.9kg-m/2,500rpm
駆動方式:2WD/4WD 6段MT/AT
サスペンション:前ダブルウイッシュボーン、後リーフスプリング
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク、後ドラム
タイヤサイズ:前245/65R17、後245/65R17
燃料タンク容量:75L
車両重量:1,860kg
燃費:14.0km/L(欧州複合基準) ミドルクラスのピックアップトラックとしては、パワーはまあこんな所だろうと言ったところですね。 詳しい方は分かると思いますが、デリカD:5に搭載されている2.2Lディーゼルターボエンジンの4N14型の兄弟にあたるエンジンのようです。内径がおなじなので、おそらくストローク量を伸ばして排気量を挙げているのでしょう。 また、最低地上高は205mm/220mm、アプローチアングルは30度、デパーチャーアングルは22度を確保しており、オフロード性能もバッチリです。 4WDシステムは「スーパーセレクト4WD-II」と「イージーセレクト4WD」の2種類が用意され、「グラベル」・「マッド/スノー」・「サンド」・「ロック」の4モードを設定し、エンジン・トランスミッション・ブレーキを統合制御することでタイヤのスリップ量をコントロールする「オフロードモード」が新たに搭載されました。 併せて、急な坂道や滑りやすい路面を下る際に電子制御によって低車速に抑える「ヒルディセントコントロール」が採用されています。 安全性能も強化され、衝突被害軽減ブレーキ、後側方車両検知警報システム、後退時車両検知警報システム、誤発進抑制機能が採用されたほか、マルチアラウンドモニターやパーキングセンサーも採用されました。
エクステリア・インテリア
「ダイナミックシールド」デザインコンセプトが用いられ、最近の三菱車に共通する大胆なフロントマスクが目を惹きます。また、ホイールアーチが台形のデザインになり、よりラギッドなイメージになりました。
反面、インテリアは質実剛健で、奇抜な造形や配色はありません。必要なものが必要な所にある印象です。
地味と言えば地味ですが、毎日使っても飽きの来ないデザインと言えます。
まとめ
三菱L200は、とても魅力的なミドルサイズのピックアップトラックです。
トヨタのハイラックスが想定以上の人気を博している所を見ると、意外にこのクラスのマーケットは小さくないのかもしれません。
かつて日本でトライトンが販売されていた頃は乗用グレードのみの設定でしたが、おそらく商用グレードの需要もあるはずです。
三菱には、このモデルチェンジのタイミングで、ぜひとも日本での発売を検討していただきたいものです。
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