トヨタのスポーツブランドとなるGRが、ハイラックスでも登場しました。今回は、ヘビーチューンドというよりは、エクステリアをGR仕様とした印象です。きらびやかなカラーリングとGRであることを主張しているデザイン。このモデルを調査してみます!
トヨタ ハイラックスGR SPORTの概要等
トヨタ自動車は、2018年11月6日にブラジルで開幕されたサンパウロモーターショー2018において、ハイラックス「GR SPORT」(Toyota Hilux GR Sport)を初お披露目されました。
「GR」は、もっといいクルマづくりを目指すGAZOO Racingが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどのモータースポーツ活動を通じて車と人の両方を鍛え抜いて、そこで得た見識やノウハウを注ぎこんで開発した新しいスポーツカーシリーズのグレード名。
エンジン内部にもチューニングを施した数量限定販売の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデルの「GR」、気軽にスポーツドライブを楽しめるGR SPORTが、主な完成モデルとなっています。
日本でもハイラックスの販売が再開し、現在市場に投入されています。パワートレインは、多数の諸外国モデルでは、2800㏄ディーゼル仕様。日本国内は、2400㏄ディーゼル仕様となっております。今回は、海外でのGR SPORTですので、パワートレインは海外仕様でしょう。
トヨタ ハイラックスGR SPORTのエクステリア等
フロント部分では、専用メッシュグリルを装着。ブラック化されたグリルには、クッキリと大きく「TOYOTA」の大型エンブレムが採用されています。バンパーサイドのフォグランプベゼルは、レッドカラーでアクセント。
ボディサイドには、オーバーフェンダーを装着しワイド感をアップ。ホイールは17インチのブラックにシルバーリム仕様。車体はブラックとレッドをアクセントに使ったGAZOO Racingカラーで装飾。
今回のハイラックスGRは、SPORTとなっています。GRのチューニングの中では、それぞれ仕様によって命名されたチューニングブランド名が存在します。
①GR MNは、最高峰の究極のGRを追求し、走りも極めた限定数量モデル。
②GRは、走る喜びを感じることの出来るスポーツ走行モデル。
③GR SPORTは、エクステリア等を変えたエントリースポーツモデル。
④GR PARTは、アフターパーツ類の展開。 こういったGR独自のブランドラインがある中で、今回のハイラックスは、エクステリアの内容を高めたモデルといえるのではないでしょうか。
②GRは、走る喜びを感じることの出来るスポーツ走行モデル。
③GR SPORTは、エクステリア等を変えたエントリースポーツモデル。
④GR PARTは、アフターパーツ類の展開。 こういったGR独自のブランドラインがある中で、今回のハイラックスは、エクステリアの内容を高めたモデルといえるのではないでしょうか。
リア部分では、筆者的には大きな変更点が加えられている雰囲気が見つけられませんでした。リアハッチ部分に、控えめにGRロゴのデカールが貼ってあるのがわかりますね。筆者的には、荷台のカバーにも大きくGR SPORTと書いていただけたらよいかなと・・・(個人的感想)。
今回のこのハイラックスGR SPORTは、420台の限定生産となっている情報が入っております。南米から初めて発信されているのもポイントですね。それだけ今地域での需要とトヨタの思いがあったということでしょう。
トヨタ ハイラックスGR SPORTの内装など
フロントシートのヘッドレストと車両のスタート/ストップボタンでGazoo Racingモデルであることを表現しております。さらに、レッドステッチレザーシートは、インテリアの質感を高める存在にアップデート。
コンソールでは、ハイラックスGR Sportが、420台の限定であることを示す数字が刻印されているようです。スーパースポーツカーのGRスープラが、最近では有名なGRですが、このハイラックスでもGR感をふんだんに出してきています。
トヨタ ハイラックスGR SPORTのパワートレイン等
このハイラックスは、ブラジルや多くの諸外国仕様での製作。GR Sportバージョンには、2800㏄のターボディーゼルエンジンが搭載されているでしょう。日本では、2400㏄エンジンが採用されておりますが、諸外国では、2800㏄搭載モデルが多いですね。
諸外国の2800㏄エンジンは180PS(日本では、2400㏄/150PS)と450Nmのトルクを発揮するパワートレイン。 6速オートマチックトランスミッションと4輪駆動システムの組み合わせ、ロックアップディファレンシャルなどの装備によって苛酷な環境でも力強い走りに。
今回のハイラックスGR SPORTでは、サスペンションシステムが、再設計・アップデートされたという情報も有りますので、少し走行の味付けが変わっているかもしれません。
まとめ
筆者は、単純に想像してしまいます。日本国内では、ピックアップは非常にラインアップが少ない存在になっております。トヨタでハイラックスの再導入が行われましたが、他のメーカーでは、販売されていないモデル。
そんな中、世界的には非常に人気や需要があると言えます。各メーカーピックアップトラックをラインアップしておりますし、日本のメーカーでも、海外向けにはピックアップトラックをラインアップしています。日産のナバラ、先日発表の三菱トライトンなど。
日本国内でもピックアップの需要はあると筆者は想像します。トヨタだけでなく各メーカーもラインアップをしてもらえたら、うれしいですね。
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