トヨタのプリウスPHVは、プラグインハイブリッド車のため電気でも走るし、ガソリンでも走ります。プリウスPHVのメリット・デメリットは何か!?紹介していきます!
プリウスPHVの概要
via toyota.jp
プリウスPHVは、トヨタが2011年から生産・販売しているプラグインハイブリッド車です。2017年より2代目のモデルとなり、EV走行可能距離の向上・より高級感が増した外観のデザインの変更など、以前のモデルとは大きくモデルチェンジする形となりました。
以前のプリウスPHVは外観が通常のプリウスとほとんど変わらなかったので、プリウスPHVを購入したという特別感が薄い印象がありました。しかし今回は通常のプリウスとの差別化を外観から施し、一つ上のクラスの車のような上質な印象があります。
半分電気自動車、半分ハイブリッド車という車になりますが、ここから本題のプリウスPHVのメリット・デメリットを紹介していきます。
プリウスPHVのメリット
①電気がなくなってもガソリンがあれば走行可能
100%電気自動車と比べての一番のメリットがこれです。現状では、急速充電器の普及がまだまだ追いついていないので、100%電気自動車では充電を気にしながら走行しなければなりません。
このプリウスPHVはプラグインハイブリッド車なので、電気がなくなれば、自動的にエンジンがかかり、通常のプリウスと同様のハイブリッド車としての走行に切り替わります。遠出のドライブも、充電器が少ない田舎への帰省にも、充電を気にせずにドライブが可能なのです。
②走行時の静粛性が良い
走行時の静粛性は抜群です。特にEV走行時は電気自動車として走るので、エンジンはかかりません。
価格相応でボディの遮音性も優れているので、会話も車内の騒音にかき消されずに、快適なドライブを楽しむことが出来ます。
価格相応でボディの遮音性も優れているので、会話も車内の騒音にかき消されずに、快適なドライブを楽しむことが出来ます。
③オプションでルーフにソーラーパネルを搭載可
グレードがSナビパッケージ・Sには、オプションでソーラーパネルを搭載可能です。
一日最大6.1km分の充電が可能で、実際の走行に使うのには微々たるものですが、非常用の電源として使えるので、災害時に大いに役立ってくれることは間違いありません。太陽さえ出てきてくれれば充電出来るわけですから。
プリウスPHVのデメリット
①4人しか乗れない
これだけ大きな外観の車なのに5人乗れないのです。おそらく車両重量が要因だと思われます。
二つのモーターで走行する「デュアルモータードライブ」システムを採用しているため、車両重量は重くなります。初代のプリウスPHVは5人乗りが可能であったため、この点がモデルチェンジの経ての第一のデメリットですね。
二つのモーターで走行する「デュアルモータードライブ」システムを採用しているため、車両重量は重くなります。初代のプリウスPHVは5人乗りが可能であったため、この点がモデルチェンジの経ての第一のデメリットですね。
②エンジンがかかれば、静粛性は電気自動車の方が上
エンジンがかかるから充電が切れても大丈夫というメリットもありますが、エンジンがかかればハイブリッド車のため、電気自動車と比べたら静粛性は劣ります。
常にモーターで走行する静粛性のある走行を楽しみたい方は100%電気自動車がオススメです。
常にモーターで走行する静粛性のある走行を楽しみたい方は100%電気自動車がオススメです。
③EV走行距離が短い
上記のデメリットと被りますが、EV走行可能距離が電気自動車と比べて短いですね。
メーカー側もガソリンで走行出来るので、100%電気自動車ほどの走行距離をプラグインハイブリッド車に求めていないと思われます。
メーカー側もガソリンで走行出来るので、100%電気自動車ほどの走行距離をプラグインハイブリッド車に求めていないと思われます。
プリウスPHVの価格
プリウスPHVの価格は、3,261,600円(S)~4,222,800円(Aプレミアム)になります。
価格も100%電気自動車の日産リーフと同等くらいの価格ですね。それぞれのメリット・デメリットを考慮して購入することをオススメします。
まとめ
今回はトヨタのプリウスPHVのメリット・デメリットを紹介してきました。
プラグインハイブリッド車は、充電器がまだまだ普及しきれていない昨今では、電気自動車を電欠を気にせずに体感できる魅力的な車であることには違いありません。
気になられた方は是非一度試乗してみてはいかがでしょうか?
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