プジョー・シトロエン・ジャポンは10月3日 (水)、DSブランドのコンパクトカー「DS 3」 に、ネオ・ヴィンテージスタイルのカフェレーサースタイルを取り入れた限定車「DS 3 CAFÉ RACER」を発表しました。
ワイルドなテイストを強調したカ スタマイズモデル「DS 3 CAFÉ RACER」
「DS 3」は、パーソナルかつスタイリッシュなコンパクトカーとして、2010年5月のDSシリーズ日本市場投入第一弾モデルとして登場以来、さまざまな限定車が話題となっています。
今回投入した「DS 3 CAFÉ RACER(DS 3 カフェレーサー)」は、よりワイルドなテイストを強調したカ スタマイズモデルとして、マットブラックに処理したDSウィングのグリル、ルーフトップやDS 3を特徴づける サイドのシャークフィンに施されたグラフィック、ナッパレザーのウォッチストラップシートなどを誂えた特別仕様となっています。
“カフェレーサー”?
モチーフとなったのは“カフェレーサー”は、1960年代に英国エースカフェを中心に興ったモーターサイクルカルチャーで、市販モーターサイクルの装備品をはぎ取り軽量化と当時のレーシングスタイルを取り入れたカスタマイ ズしたバイクと、カフェからカフェへと巡ったワイルドなライダーたちのライフスタイルが、大きなムーブメ ントとなり世界中に広がったものです。
そして今では、このカフェレーサーのスタイル は、時代性を取り込み、モーターサイクルにとどまらない一つの大きなファッショントレンドを形成するに至っています。今回の「DS 3 CAFÉ RACER」は、そんなワイルドかつネオ・ヴィンテージな世界観を、「DS 3」に表現した一台となっています。
60年代カフェレーサースタイルを現代流ネオ・ヴィンテージに再解釈
「DS 3 CAFÉ RACER」の最大の魅力は、ボルドー在住のタイポグラフィ・グラフィックアーティスト「ブルー ノ・ミショー」の手掛けた、ネオ・ヴィンテージ感溢れるグラフィックの数々です。
最も目を引くルーフトップには、DS オートモビルの祖であるDSが生まれた年1955を示すローマ数字「MCMLV」と、ヴィンテージ風にデザインしたDSの文字が。さらに、車名からとった3の周りにはWRCでの勝利を象徴する栄光の月桂冠、 さらにカフェレーサー発祥の地であるエースカフェのロゴのクローバー、そして「DS 3」 ならではのドアのシャークフィンにも月桂冠と3の文字をあしらっています。
さらに、フロントグリルのDSウィングは、このモデルだけのマットブラック塗装にカスタマイズしています。また、ボディサイドモールもクロームからマットブラックとし、ワイルドなテイストをプラス。ドアミラーカバーとドアハンドル、17インチアロイホイールはブラックとディテールにまで拘ったカ ラーコーディネイトになっています。
インテリアもネオ・ヴィンテージ
「DS 3 CAFÉ RACER」のシートは、ウォッチストラップをモチーフとしたナッパレザーシート。そこにヴィンテージを想起させるクレームパルテノンのダッシュボードカラーとBruno Michaudのグラ フィックが特別感を無言のうちに示しています。
そこに現代のモビリティならではのカープレイやアンドロイドオートに対応したタッチスクリーンとクラシックなグラフィックとが同居することで、モダンとクラシックの融合したネオ・ヴィンテージともいえるテイストとなっています。
おまけですけど、オーナーだけのノベルティもオシャレ
また、「DS 3 CAFÉ RACER」のオーナーのために、デザイナーのBruno Michaudが手がけたモノグラムをあしらっ たスペシャルアイテムのシルクスカーフと ポケットチーフが付属します。
「DS 3 CAFÉ RACER」の車両本体価格は305万円。仕様はベース車と同じく最高出力81kw(110ps)、最大トルク200Nmの1,2L直列3気筒ガソリンターボ を搭載、6速ATと組み合わされます。
まとめ
スタイリッシュなデザインや、テクノロジーやディテールと素材にこだわったプロダクトを提案するDSの数多い限定車の中でも、特に目立つこと請け合いの今回の限定車「DS 3 CAFÉ RACER」。
ルーフのグラフィックは意味が分かり辛いのもいい。ミニのユニオンジャックのように恥ずかしくなくて、知る人ぞ知るというのがオーナーの優越感をさそう。「この意味はね」と、うんちくを語るのもオーナーの特権だ。
20台はあっという間だろうからDSショップへ急ぐことをおススメします。
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