日産リーフの実用性を徹底解剖!メリット・デメリットを紹介します!

日産リーフは代表的な国産の電気自動車であり、フルモデルチェンジも果たし航続距離も伸びました。実際のところリーフはどれくらい実用性のある電気自動車なのか?メリット・デメリットを紹介します。

リーフの概要

日産| リーフ [ LEAF ] Webカタログトップ (45263)

リーフは日産が2010年から製造・販売しているハッチバック型の電気自動車です。現行モデルは2代目のモデルで2017年から販売しています。 フルモデルチェンジを経て、航続距離がJC08モードで最大400kmとなり、初代モデルの最大280kmと比べたら大幅に向上しました。 エクステリアデザインも初代リーフのデザインは不評の意見が多かったですが、2代目になってより引き締まり、誰にでも受け入れられやすいデザインになりました。

リーフのメリット

①加速性能

モーター駆動による加速性能が魅力です。 ガソリン車では、アクセルペダルを踏んでから加速するまでの間のラグが生じますが、リーフはアクセルペダルを踏んだ瞬間からリニアに反応して加速していきます。

②静粛性

電気自動車ならではの静粛性は大きな魅力です。 エンジンを積んでいないため、動力源はモーターのみです。なので、ガソリン車のようなエンジン音が車内に入ってくることはなく、常に静粛性がある走行を可能にしています。

③ガソリンの価格高騰の影響を受けない

ガソリンの価格高騰は、車所有者にとっては大きな痛手です。しかしリーフは電気自動車なので、ガソリンの価格が上がっても関係ありません。 日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2(ZESP2)に加入すると、月額2,000円で日本全国の急速充電器5,700基以上が使い放題なので、家庭で充電しなければ、基本的に毎月2,000円以上の燃料代(電気代)がかかることがありません。

リーフのデメリット

①航続距離が心配

航続距離が400kmというのはあくまでもJC08モードでの数値であり、実際の航続距離は280kmくらいだと思われます。エアコンをつけるとさらに航続距離は減ります。 初代のリーフの航続距離に比べたらかなり向上したので、ある程度の遠出は可能になりましたが、渋滞に巻き込まれたり、田舎で充電スポットがないと、電欠の恐れもあるので注意が必要です。充電スポットは探すのは計画的に行った方がいいですね。

②充電スポットが少ない

現状では急速充電器の数がまだまだ足りていないというのが現状です。さらに新型リーフが登場したことにより、初代リーフの中古車が出回り、中古での初代リーフの購入者が増えました。 それによりリーフ所有者の数が増えたので、急速充電器の待ち時間を要するようになっています。先客がいれば30分~1時間くらいは待たないといけないので、充電したくてもすぐに充電出来ません。

③バッテリーの寿命が短い

バッテリーの劣化により、年々航続距離が短くなります。 リチウムイオンバッテリーの性質上仕方ないことですが、新車の状態で実際の航続距離が280kmくらいなのに、3年後、5年後は航続距離はどれくらいなのかと想像すると、車としての寿命の短さを感じてしまいます。

リーフの価格

日産:リーフ [ LEAF ] | 充電・航続距離 (45318)

リーフの価格は3,150,360円(S)~3,990,600円(G)になります。 電気自動車なので、価格は通常の乗用車より高めです。ですが海外のテスラ社の電気自動車に比べると、かなり安い価格であるので、電気自動車としてのこの価格設定は妥当だと思われます。

まとめ

日産:リーフ [ LEAF ] | 充電・航続距離 (45325)

今回は日産リーフのメリット・デメリットを紹介してきました。 現状では、電気自動車の加速性能や静粛性は魅力がありますが、航続距離の心配や充電スポットでの待ち時間を感じるのは、お金を払って不便を買うような感じがします。気の短い人や、分刻みでスケジュールを組む忙しい人には向かない車です。 車の性能はとても素晴らしい出来なので、時間に余裕があり、充電の待ち時間も楽しめるような気の長い人には大変オススメの車です。 気になられた方は是非一度1泊2日の試乗モニターに申しこんでみてはいかがでしょうか?
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