8月30日に発売を開始した新型「CR-V」。価格は3,230,280円からで、ハイブリッドの中心モデルは400万円を超える高額となっています。本当にそれだけ支払う魅力がある車なのでしょうか?他のライバルとの比較を交えて調べてみましょう。
新型「CR-V」の概要
via news.honda.co.jp
2016年の生産を終了から復活した新型「CR-V」は、「CR-V」初のハイブリッドと1.5L直噴ターボが搭載され、ハイブリッドシステムは、「2.0Lスポーツハイブリッドi-MMD」を採用し、低燃費と力強い走りを両立させ、初の4WDを設定。
また、直噴1.5Lターボエンジンは、専用開発のターボチャージャーにより、廃止された2.4L自然吸気エンジンに匹敵するトルクとパワフルな走行性能が与えられています。
そして、新世代プラットフォームと優れたパッケージングにより、クラストップレベルの快適な室内空間と広く使い勝手の良い荷室も実現しています。
さらに、ガソリンモデルには7人乗り3列シート仕様も選択可能となっており、「ホンダ センシング」を全グレードの標準化を始め、「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」、「運転席8ウェイパワーシート」、「「電動パノラミックサンルーフ」など装備が充実されています。
ライバルとの価格の比較
問題のメーカー希望小売化価格は、1.5L直噴ターボが3,230,280~4,030,560円、2.0Lスポーツハイブリッドは3,784,320~4,361,040円となっています。
ライバルのSUVの価格を見てみましょう。「CR-V」と同じく8月にマイナーチェンジされて登場した三菱の「アウトランダー」は、2.0Lが2,668,680 円からで、2.4LとなったPHEVは3,939,840 円から。
プレミアムSUVのトヨタ「ハリアー」は、2.0Lが3,398,760円から、2.0Lターボは3,380,400円から、2.5Lのハイブリッド3,774,600円からとなっています。
さらに、マツダの「CX-5」は2.0Lが2,494,800円から、2.5Lが2,721,600円から、そしてクリーンディーゼルは2,808,000円から。また、スバルの「フォレスター」は2.5Lが2,808,000円から、「e-BOXER」搭載車が3,099,600円となっています。
「CR-V」の1.5L直噴ターボ車と比較すると、ハリアーの2.0Lターボ車の3,380,400円、「CX-5」の2.5L車
の2,721,600円、そしてフォレスターの2.5L車2,808,000円などと、ハリアー以外は「CR-V」よりかなり安い設定になります。 「CR-V」のハイブリッド車は、アウトランダーPHEVの3,939,840 円、ハリアーハイブリッドの、3,774,600円
、とはほぼ同水準。CX-5の2,808,000円、フォレスター「e-BOXER」の3,099,600円よりはかなり高いという結果になります。
の2,721,600円、そしてフォレスターの2.5L車2,808,000円などと、ハリアー以外は「CR-V」よりかなり安い設定になります。 「CR-V」のハイブリッド車は、アウトランダーPHEVの3,939,840 円、ハリアーハイブリッドの、3,774,600円
、とはほぼ同水準。CX-5の2,808,000円、フォレスター「e-BOXER」の3,099,600円よりはかなり高いという結果になります。
ライバルも高いがそれぞれに特徴あるパワーユニット
400万円のSUVは高額と思っていたら、フルハイブリッドになるとライバルと同じ水準で、かえって1.5L直噴ターボ車が割高に見えてきました。
しかし、よく考えるとハリアーは高級感あふれるプレミアムSUVであるし、アウトランダーPHEVはプラグインという機能を持たせているという大きな違いがあります。
つまり、ホンダ自慢の「2.0Lスポーツハイブリッドi-MMD」がPHEVを上回る魅力があると考えるか、あるいはハリアー以上にプレミアム感を得られるかにかかっています。
さらに、高トルクのクリーンディーゼルエンジンのCX-5や、4WDが標準のフォレスターの割安感をも振り切れる意味を持ち得るかでしょう。
まとめ
via news.honda.co.jp
今回は単純に価格の比較をしてみました。もちろん、価格以外にも検討材料はありますが、一般の消費者にとっては、一番最初に絞り込む要因は価格なのも事実です。
高性能な車種でも、それだけの価値があるという意見もあるでしょうが、予算オーバーでは意味がありません。
貴方は新型「CR-V」に400万円出しますか?
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