日産からやっとと言うべきか、ついにと言うべきかノートに4WDが登場しました。発売開始は7/6との事です。非常に売れ行きの良いノートに追い風となる4WDの追加設定。これに注目してみます。
日産ノートってどんなクルマ?
2004年に登場した初代、日産の世界戦略車として開発され、1500㏄エンジンをパワートレインとしていましたが、他メーカーの同等クラスと比較しても安く設定されてもいました。
2012年まで販売もされ、日本車にしては比較的長いスパンのモデルでもあります。日産は、マーチ等も含め比較的モデルスパンが長くなっている傾向となってもいますね。これは、ヨーロッパ資本となったから・・・かもしれませんね。
2代目は、2012年から販売開始され、初代同様世界戦略車の位置づけは変わっておりません。このモデルになってからこの世界戦略指向は、さらに強くなっていると考えます。
2016年のマイナーチェンジで世界初となる量産型ハイブリッドシステム→エンジンで発電した電力をバッテリーに一旦蓄え、その電力でモーターを駆動して走行する方式を採用。これが、e-POWERの始まりと言うことになります。
e-POWER搭載車の追加が拡販の口火を切り、ノートそのものが再注目されて、国内向けの日産車が軽自動車・登録車を問わず月間販売台数で1位になったのは6代目サニー前期型以来、実に30年2か月ぶりの快挙!
このe-POWER搭載車に待ちに待ったと言うべきか、やっとと言うべきか4WD搭載車が販売開始となりました。それも7/5からとの事です(なぜか夏なんですけれども・・・)。この4WDの詳細を調査してみます。
via ja.wikipedia.org
新ラインアップ日産ノートe-POWER 4WDの詳細!
e-POWER 4WDの走行性能
滑りやすい雪道での発進・加速をいちだんとスムースにするべく。e-POWERならではの“瞬時に緻密な駆動力制御”に4WDをプラスすることで、デリケートなアクセル操作が必要な雪道走行の不安を解消!
滑りやすい雪道での発進・加速をいちだんとスムースにするべく。e-POWERならではの“瞬時に緻密な駆動力制御”に4WDをプラスすることで、デリケートなアクセル操作が必要な雪道走行の不安を解消!
【NOTE e-POWER 4WD】雪道のドライブが変わる
via www.youtube.com
積雪や雨天時などだけでなく、乾いた路面でも発進時にタイヤの空転が起こりやすい登り坂など、車両がずり下がるようなヒヤリとするような場面にいても、瞬時に4WD走行に切り替わることでスムースな発進・加速を実現してくれる模様。
【発進・加速時:4WD】
2WD⇔4WD切り替えスイッチが4WD時は、常に4WDで発進。前輪のスリップ量に応じて、後輪に最適なトルクを配分ししてくれ、スムースな発進・加速をサポートする優れもの4WDとの事。
2WD⇔4WD切り替えスイッチが4WD時は、常に4WDで発進。前輪のスリップ量に応じて、後輪に最適なトルクを配分ししてくれ、スムースな発進・加速をサポートする優れもの4WDとの事。
via www.nissan.co.jp
直進時は当然のこと、右左折時の発進・加速などでも、滑りやすい路面でのアクセルの踏み過ぎによるタイヤの空転を抑制することでドキドキを減少。アクセル操作へのストレスや、発進のタイミングを遅らせることなくスムースに運転できるシステムになっている様です。
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発進後に車速が上がると自動的に2WD走行に移行し、e-POWERの緻密なトルク制御やVDCにより安定走行を継続。低車速であれば、スリップを検知すると、瞬時に4WD走行に切り替わる仕様になっていることで、ユーザーへの安心感がアップ。
via www.nissan.co.jp
従来のエンジンで発電しその電気でモーター駆動で後輪にトルクを送るタイプや前輪がスリップすると、差動装置がクラッチをつなぎ、後輪を駆動する機械式とは違い、e-POWERは、バッテリーの電気で自在に後輪を駆動するタイプになっている様です。
e-POWER 4WDは、後輪駆動専用のモーターを搭載することで、前輪駆動用の強電バッテリーから大容量の電力を供給する方式を採用しているようです。
これにより0km/h時から大きな駆動力を発生させることを可能にし、1/100秒単位できめ細かくモーターのトルクを制御することにも成功、ドライバーが前輪の空転を感じる前に素早く4WD走行に切り替わり、スムースな発進・加速を可能に。
冬季はもちろん、雨天時の滑りやすい路面など、日常的な使いやすさと安心の両方を高次元で提供できると言うことでしょう!
via www.nissan.co.jp
モーターアシスト4WDのラインアップ
①ノート
X-FOUR 1,739,880円
MEDALIST 1,854,390円 e-POWER X-FOUR 1,950,480円
ブラックアロー 2,021,760円 MEDALIST X-FOUR 2,237,760円
ブラックアロー 2,330,640円 e-POWER MEDALIST FOUR 2,569,320円
ブラックアロー 2,640,690円
②ノートシーギア
X-FOUR シーギア 2,009,880円
e-POWER X-FOUR シーギア 2,475,360円 結構豊富に4WDのラインアップが行われましたね!
X-FOUR 1,739,880円
MEDALIST 1,854,390円 e-POWER X-FOUR 1,950,480円
ブラックアロー 2,021,760円 MEDALIST X-FOUR 2,237,760円
ブラックアロー 2,330,640円 e-POWER MEDALIST FOUR 2,569,320円
ブラックアロー 2,640,690円
②ノートシーギア
X-FOUR シーギア 2,009,880円
e-POWER X-FOUR シーギア 2,475,360円 結構豊富に4WDのラインアップが行われましたね!
まとめ
日産のノートについにというか、やっと4WDの設定が行われました。記事を書いている筆者も7/6の朝からCMが流れているのを観ました。なぜか冬に強いが夏前からの設定ですが、これには夏から仕掛けていくという日産の姿勢があるようです。
日産の販売網で、現在非常に売れているノート。これに4WDは強い戦力となりそうですね!
via www.nissan.co.jp
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