フォルクスワーゲンの中で最小となるSUVが登場しようとしていますね。本国ドイツでは、ホームページにT-クロスの紹介もはじまりました。このモデル詳細を追ってみます!!
フォルクスワーゲン T-クロスの概要等
フォルクスワーゲンは、10月22日に新型コンパクトSUVの「T-クロス」(Volkswagen T-Cross)を10月25日、オランダ・アムステルダムでワールドプレミアすると公表しました。
T-クロスとは、2016年春に発表されたコンセプトカーである「Tクロスブリーズ」を市販化したモデルでもあります。T-クロス ブリーズは、フォルクスワーゲンとして「ティグアン」の下に位置するSUVを提案したもので、「ポロ」サイズの小型SUVとなっていました。
このモデルは、新スタイル、新実用性、新柔軟性を持たせた上で、3つの大陸で市場デビューするとの事です。接続性と経済性をもこのサイズのクラスで新しい基準となるモデルとしたいのでしょう。
筆者が以前書いた記事(参考)
まもなく正式発表!?フォルクスワーゲンで最小サイズSUVとなるT-クロスの全貌が見えてきました! – chibica (チビカ)
フォルクスワーゲンから、コンセプトモデルも含めて数年を要して開発されたT-クロスの全貌が明らかになってきました。市販ベースとして完成してきたT-クロスを調査していきます。
フォルクスワーゲン T-クロスのエクステリア等
T-クロスでは、フォルクスワーゲンに於いてのもうひとつの新しいSUVモデルを提案しているともいえないでしょうか?T-Rocよりも短くなり、さらに都会にも適しており、Tiguanよりもコンパクトになっている点。
フロント部分では、フォルクスワーゲンであることが明確になるようなデザインを構成しているのではないでしょうか?センターに添えられたVWマーク、LEDモジュール化されたヘッドランプデザインは、現在では必須アイテムとなっているランニングライト、それがグリルラインとシンクロもしていますね。
SUVらしくバンパーサイドにフォグランプも装備されていますね。あまり車高を高く感じないのは、バンパー下部デザインが大きく貢献しているのではないでしょうか!
フォルクスワーゲンのT-クロスサイド部分では、駆動されるフロントアクスルが、より前方に位置することを可能にするモジュラー横列(MQB)プラットフォームを採用しているのが伺えることでしょう。 4.110ミリの車の長さで、2.260ミリのホイールベースは、かなり長く5人のための十分なスペースとインテリアが可能になっていることでしょう!
このモデルが、SUVであると主張している部分が、多数サイドから見て取れますね!フロント・リアのホイールアーチ部分のグレーモール、ルーフレール。そしてヘッドライトからテールランプまで線を描くように配置された、ウィンカーやドアノブは、非常に綺麗なフォルムになっているのではないでしょうか?
リア部分では、やはり重厚感を持たせたデザインが、最大の特徴ではないでしょうか?フロントライト同様に両サイドに配置されたスクエアなテールランプは、重厚感を増し、センターガーニッシュで幅広感をも出しているのではないでしょうか?
バンパー下部では、SUVらしいディフェーザーもデザインされており、小型のSUVであるだけでなく、小型ながらも大きく、重厚感に見えるようにも工夫されたデザインであると言えるでしょう!
フォルクスワーゲン T-クロスの内装等
最高レベルのネットワークと外界との接続性を提供できるモデルの内装としているようです。オンボード機能の操作とカスタマイズも直感的で、スマートフォンは充電でき、最大4つのUSBポートがデジタル機器をサポート。
さらにT-クロスは、多数の運転手支援システムが装備されているとの事。衝突安全性能、エアバック、安全性を高め、衝突のリスクを減らして運転の快適性を向上させている模様。
①歩行者モニタリングと都市緊急ブレーキシステムを備えたフロントアシストエリアモニタリングシステム
②レーンアシストレーンアシスト
③ヒルスタートアシスト
④積極的な乗員保護システム
⑤および統合されたブラインドスポット検出車線変更支援システム
⑥リア交通警報 さらには、オプションでドライバーアラートシステム、自動適応クルーズコントロール、パークアシストも装備可能になっている様です。
②レーンアシストレーンアシスト
③ヒルスタートアシスト
④積極的な乗員保護システム
⑤および統合されたブラインドスポット検出車線変更支援システム
⑥リア交通警報 さらには、オプションでドライバーアラートシステム、自動適応クルーズコントロール、パークアシストも装備可能になっている様です。
インテリアの可能性を最大限に広げるために、後部座席は140ミリ調節でき、より多くの乗客の空間、またはより多くの荷物スペースを利用できる設定。荷室は385から455リットルを確保している模様。
後部座席の背もたれが分割式で操作でき荷室空間を自在に変更できるのとフルフラットになることで最大1.281リットルの収納量を作り出すことが可能にもなるようです。
フォルクスワーゲン T-クロスのパワートレイン等
T-クロスのパワートレインでは、3つのガソリンエンジンと1つのディーゼルエンジンが搭載されているとの事。
ガソリンパティキュレートフィルタを搭載した2つの1000㏄ TSI 3気筒ガソリンエンジンは、95PSまたは115PSを発生するユニット。ガソリントップモデルでは、150PSの1500㏄TSI四気筒エンジン。
ディーゼルエンジンモデルでは、95PSの1600㏄TDI 4気筒エンジン。T-クロスは、現在スペインで生産されているとの事です。今後、南米・中国市場向けにT-クロスのバージョンを変更し、更には市場で生産する体制を作るとの事です。
まとめ
フォルクスワーゲンで最小となるSUVの登場と言えますね。日本の道路にも非常にマッチするモデルですね。このモデルは、日本にも導入される可能性が高いと言えますね。発売開始の鐘の音が楽しみでもあります!
現在ドイツでは、Tロックが、€20.875ですので267万円程、筆者予想では、300万円くらいとなるのではないでしょうか?
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