2018年10月30日 更新

要領の悪いドライバーさんに朗報? アメリカで自動駐車してくれるアプリが出現

女性が男性をパートナーとして選ぶ際の重要なポイントに「要領の良さ」があるそうです。自動車関係の場合、運転が上手だとか、車庫入れがスムーズとか。そうした中の1つが「駐車場探しが上手いかどうか」。「何やってんのよー。こんな遠い所? レストランから帰ってくるとき、ダル過ぎじゃん」「ねー、ショッピングモールの端っこの端っこに駐車したら、割引きでもあるわけ? ホント、こんなに待たせて。子供達、すっかりグズってるじゃないの」といったウンザリ反応にお心当たりのある方もいるかと。そんな方々に朗報かも知れないアプリが出現しています。

要領の悪いドライバーさんに朗報? アメリカで自動駐車してくれるアプリが出現

指定の駐車場まで自動運転してくれる優れものアプリ

同社のHPより

同社のHPより

優れものアプリを開発しているのはSTEERというスタートアップ。リンクトインに投稿された会社情報によると、本社はアメリカ・メリーランド州のアナポリスに本社があります。海軍兵学校のある街ですね。2016年の創業で、総従業員は10人未満という小さな所帯です。

会社概要には、次のような記載があります。

■テクノロジー

弊社はレベル4の、完全な自動運転による駐車を実現させました。弊社が指定する駐車場に、ドライバーがいなくても自動的にパーキングするのです。

■セキュリティ

スマートセンサーと信頼性の高いハードウェアと通信を一体化させ、ドライバーと車の安全性を確保する一方、歩行者の安全にも配慮しております。即ち高性能の視認システムと作動機構を搭載しております。

システムがフリーズしたり、自動運転が解除されることはありません。回路が閉塞しないようなフェイル・セーフ・システムとなっております。車内の他のセンサーや安全機構が影響を受けることはありません。

■利用者の利益

利用者は、駐車場での事故に遭う率が下がりますし、自身にとって重要なことをする時間が増えるという利益があります。

自動駐車によって、どこに行くにもつっかえた経験をしなくて済みますし、望ましい健康上の利益を受けます。

どうか、ソーシャル・メディアでフォローして下さいませ。
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Facebook: @steertechllc

探さないで済むというのは嬉しいし、駐車の際の緊張感からも解放されるというのは有り難いですね。

ボルチモア・ワシントン国際空港で試験プロジェクト

アメリカでも不器用なドライバーはいるらしく、関係者の注目を浴びている模様。自動車情報サイトのAutomotive Newsの記事を紹介してみましょう(2018年10月27日付け)。

記事によると、ニッチなサービスを目指すスタートアップだとしながらも、色々と応用が利きそうだと指摘しています。

例えば、空港で荷物を降ろしてからの、面倒くさい駐車スポット探し。長期間の駐車に応じてくれるスポット(空港外にありますよね)にまで行かねばならない場合がありますが、そうなると時間がかかる。こうした不便さを解消しようと、ボルチモア・ワシントン国際空港(別名サーグッド・マーシャル空港) で、試験プロジェクトを実施しているのだそうです。

また、ショッピングモールでの買い物の際にも、威力を発揮しそうだとしています。重たい荷物をガラガラとカーゴで運び、店員さんが元の場所に戻すという作業が無くなるだろうとしています。

同社の創業者兼CEOであるAnuja Sonalker氏は、アメリカ国内では完全自動運転は不安だと考える人が75%いるという世論調査結果を踏まえながらも、この自動駐車というテクノロジーに賭けていると応えています。

「我々が提供しようとしているのは利便性です。そして、利便性とは麻薬なのです。今の消費者は自分が欲しいものに詳しく、もっと時間をかけて何かをしたいと考えています。即ち、時間を浪費することなく、楽しい経験をしてほしいとなってきます」

まとめ:「麻薬」が蔓延する可能性は大いにあるかも

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ちなみに、この方は女性だそうです。きっとショッピングでイライラしたことがあるのでしょうね。

実際、交通渋滞の分析企業であるInrix社が2017年に行った調査によると、アメリカの平均的なドライバーが駐車場探しに費やす時間は、年合わせて17時間だという結果があるのだそうです。エンジンのアイドリングなども含めると、345ドルの無駄にもなっているそうです。

こうした状況を、同社では「駐車の痛み」と評しています。これが都市部になると悲惨さは増します、同社によると、ニューヨーク市民は駐車場探しに年間107時間を費やし、かけてるコストは1人当たり2243ドルなのだとか。

うわー、凄い額だ。となると、「麻薬」として蔓延る可能性(会社にとっては大儲けの可能性)大ありです。

利用料金などは未設定ですけど、ビジネスとしては面白そう。既に自動車会社2社に打診しているとのことですから、今後が注目されます。
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