アルファロメオ「4C」から2種類の特別限定車が登場。11/21から予約開始

元々は、レーシングモデルとなるTipo33ディテールをモチーフに、ピュアレーシングモデルとして登場したアルファロメオ「4C」。このモデルに108周年記念モデルとして、特別限定モデルとなる4Cコンペティツィオーネと4Cスパイダー イタリアが登場しました。両モデルの詳細を解説。

アルファロメオ「4C」限定モデルの概要等

FCAジャパンは、2018年11月21日付けでアルファロメオの2シータースポーツ「4C」・「4C スパイダー」にて、専用ボディカラーなど豊富な装備を施した限定車「4C コンペティツィオーネ」と「4C スパイダー イタリア」の販売予約を開始しました。 このモデルの販売価格は、11,100,000円(税込み)とし、コンペティツィオーネは25台、スパイダー イタリアは15台の特別装備限定モデルになっています。
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アルファロメオ「4C」コンペティツィオーネのエクステリア等

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アルファロメオ「4C」開発の起源は、1967年に市販されたTipo33/2Stradaleモデルまで遡ります。同車は、18台の限定生産でしたが、世界中で当時1番美しい車として評価されていました。また、レース界にて必要な軽量化も当時の技術を駆使して採用され、デザイン、シャーシ、そしてパワートレイン等歴史に残るモデルでした。 「4C」は、この歴史的なモデルであるTipo33/2Stradaleからインスピレーションを受けて、ディテールや性能、そして軽量化を図って開発されています。フロント部分では、Tipo33/2Stradaleとシンクロしているかのような丸味を帯びたデザインに、ヘッドライト形状になっていますね。 限定モデルとなるコンペティツィオーネでは、
・専用フロント・リアバンパー
・コンペティツィオーネ専用ステッカー(エンジンフード/ルーフ)
・カーボン製ルーフパネル
・カーボン製リアスポイラー
・カーボン製サイドエアインテーク
・カーボン製ドアミラーカバー
を特別装備。カーボン素材をふんだんに使用することで、更に軽量化され、そして強度も保たれる仕様になっています。ボディパネル部分は、アルミよりも高強度で、一般的な銅板材に比べ軽量なSMC(ガラス繊維強化樹脂)を導入。この素材に、コンペティツィオーネ専用エクステリアカラーを落とし込んでいます。
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「4C」通常モデルでは、バンパー両端に左右出しのマフラーが装着されています。限定モデルコンペティツィオーネでは、専用リアバンパーを装備し、さらにセンター2本出しマフラーとなりスポーティさを演出。さらにエキゾーストが、アクラポビッチ製チタニウム(デュアルモード)システムにアップデートされています。
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ホイールは、フロント18インチ・リア19インチの5ホール仕様(ガンメタリックカラー)を装着。タイヤサイズは、フロント205/40R18に、リア235/35R19。ホイールの中に見えるキャリパーは、レッド塗装仕上げのブレンボ4ポッドを採用しています。
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アルファロメオ「4C」 スパイダー イタリアのエクステリア等

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イタリアの空と海を表現した専用カラーであるミザーノブルーメタリックが、目を引く存在の「4C」スパイダー。エレガントさをフォルムとカラーのダブルで表現しています。 ピアノブラックのアクセントパーツやイタリア専用デカールが、このモデルが特別限定モデルであることをさりげなくアピール。
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ホイールは、フロント18インチ・リア19インチの5ホール仕様(シルバーカラー)を装着。タイヤサイズは、フロント205/40R18に、リア235/35R19。キャリパーは、イエロー塗装仕上げのブレンボ4ポッドを採用することでブルーエクステリアとのコントラストを表現。
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アルファロメオ「4C」 両モデルの内装等

内装では、両特別モデルともスポーツレザーステアリング(コンペティツィオーネは、レッドステッチ・スパイダーは、イエローステッチ)を装備し、インストルメントパネルでは、それぞれ専用ロゴ入りのインサートアルミプレートで装飾されています。 オーディオスピーカーは、アルパイン製プレミアムサウンドシステム(2ツイーター、2ウーファー、サブウーファー、8チャンネルDSPアンプ)を特別装備し、存在感の有る総出力276Wを発生。
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アルファロメオ「4C」 両モデルのパワートレイン等

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軽量オールアルミ製エンジンは、1750cc直噴ターボエンジンとし、最高出力240psを発生。このパワートレインをミッドシップにレイアウトしています。ミッドシップにすることで車両重量を50対50に限りなく近づけ、抜群なハンドリング特性に味付け。 フレームは、パッセンジャーズエリアをカーボンとすることで、軽量且つ高強度の仕様に仕上がっています。それ以外のフレーム素材もアルミを使用することで、さらに軽量化になるように設計。 軽量化を図ってもルーフエリアでは、高張力鋼製ロールバーを装備することで横転などの場合でもパッセンジャーエリア上部を守れるように仕上げています。
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まとめ

2014年から発売開始した「4C」(スパイダーは、翌年販売開始)。昨年2017年には、アルファロメを誕生107年を記念した限定モデルを販売しました。 2018年は、アルファロメオ108周年記念として、世界108台限定で販売開始。この特別限定モデルが、日本でも11/21より販売予約をスタート。コンペティツィオーネは25台、スパイダー イタリアは15台となっています。お気になった方は、お見逃し無く!
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