2019年11月12日 更新

最後のコンパクトセダン!日産ラティオを覚えていますか?

スモールセダンというジャンルは、今では全く人気が無くなってしまいました。しかし、東南アジアや北米では、まだまだ人気のあるジャンルです。今回は、日本で最後のコンパクトセダンになった日産ラティオをご紹介します。

最後のコンパクトセダン!日産ラティオを覚えていますか?

どんなクルマ?

ラティオ(日産)のモデル・グレード別カタログ情報|中古車の情報なら【グーネット】 (69133)

日産ラティオは、2012年10月に発売されました。

先代とプラットフォームが変わり、マーチと同じVプラットフォームを採用しています。
日本では1.2Lの直列3気筒とCVTの組み合わせのみですが、海外向けでは1.5Lや1.6Lの直列4気筒に5速MTを選ぶことができました。

アイドリングストップの採用や副変速機構付きCVT、軽量化(先代比70kg減)により、22.6km/Lという低燃費を実現していた事が特徴です。

しかし、競合のカローラアクシオと比較すると、3気筒1.2Lエンジンしか選べない事や質感に掛けるインテリア、4WDの設定が無い事など、不利な点が多く、デビュー早々に販売面で苦戦することになりました。
テレビCMを打たなかった事も、販売が伸び悩んだ原因のひとつかも知れません。

2014年に外観の変更を伴うマイナーチェンジを行いましたが、不人気なのは相変わらずで、2016年12月に販売を終了しました。

スペック

ラティオ(日産)のモデル・グレード別カタログ情報|中古車の情報なら【グーネット】 (69134)

全長×全幅×全高:4,455mm×1,695mm×1,495mm
ホイールベース:2,600mm
最小回転半径:5.2m
車両重量:1,040kg
エンジン:HR12DE型 直列3気筒DOHC
総排気量:1,198cc
出力:79ps/6,000rpm 10.8kg-m/4,400rpm
燃料タンク容量:41L
トランスミッション:CVT
駆動形式:FF
サスペンション:前ストラット、後トーションビーム
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク、後ドラム
タイヤサイズ:175/70R14


平々凡々たるスペックですが、日常使いには不満のないパワーを発揮します。
実際に乗ってみると、アクセルを踏んだ以上にスロットルが開けられている印象があり、ピックアップ重視のセッティングになっているようです。

足回りはスタビライザーが装備されず、しかも14インチタイヤということもあり、フィードバックは希薄で楽しさは全くありません。とにかく実用一点張りという感じです。

スポーティーな走りを求めるクルマではないのでこんなものか…と思いますが、プラットフォーム的にはまだまだ余裕がある印象があり、もう少しコストを掛けても良かったのにとも思いました。

エクステリア

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大きいヘッドライトが特徴的ですが、それ以外は有機的で流麗なラインでまとめられています。派手さは全くなく、どのようなシチュエーションにも乗っていけるようなデザインです。

ただ、ホイールサイズが14インチのみの設定となっており、横から見た時に若干アンバランスな感じがあります。
ちなみにホイールは最上級グレードでもスチールホイール+キャップが標準で、アルミホイールはオプションとなっていました。

インテリア

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インテリアにはソフトパッドなどは用いられず、実用車に徹している印象があります。全体が素っ気無さ過ぎて、上級グレード「G」に採用されるオートエアコンのピアノブラックのパネルが浮いて見えるほどです。

インパネは全体的にマーチに準じたデザインとなっており、必要最低限といった印象です。

ただ、このクルマの唯一と言ってもいい値打ちはリアシートの居住性です。見た目に反してとても広く、フロントシートと膝とのクリアランスが十分確保されており、身長の高い人でも快適に乗る事ができます。

まとめ

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日産ラティオは、日本だけでなく世界中での販売を視野に入れたコンパクトセダンでした。海外、主に東南アジアでは人気を博していたようですが、日本での販売はさっぱり伸びずに終わってしまいました。テレビCMを打たなかったから売れなかったというワケではなく、そもそも日産がこのクルマを日本で売る気が無かったからCMを打たなかったのではと思いました。
ラインアップに穴を空けないよう、とりあえずで販売されていたような印象があります。

新車では150~180万円程度でしたが、人気が無いため中古市場ではかなり値段が下がっており、高いものでも80万円ほどです。

そのまま乗るのもいいのですが、少し車高を落として大きめのホイールを履かせ、USDMを気取るのも面白いかもしれません。
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