2019年4月17日 更新

大人のためのホットハッチ!プジョー208GTi

ホットハッチと呼ばれるクルマは世の中に沢山存在しますが、走りの性能を優先するために足回りのセッティングは硬くなりがちです。もちろんその方が安定してコーナーを抜ける事が出来ますが、乗り心地は悪化します。あまりガチガチな足だと普段使いにも支障が出てしまいますが、その辺りのバランスを上手く取っているのがプジョー208GTiです。昔からフランスは小型のハッチバックのFF車を上手に作る国ですが、このクルマはどのように仕上がっているのでしょうか?

大人のためのホットハッチ!プジョー208GTi

どんなクルマ?

Peugeot 208 GTi | Concept | PEOGEOT 208 GTiのご紹介。内に秘めた圧倒的なエネルギーと熱い情熱を (58740)

プジョー208GTiは、2012年から発売されているプジョー208のスポーツバージョンです。

1.6Lのターボに6速MTを積むお手本のようなホットハッチですが、威圧感を覚えない控えめな外観に好感が持てます。

現在販売されている標準車は3気筒1.2Lエンジンを積んでいますが、GTiは1.6Lの4気筒を積んでいます。この1.6L(テンロク)という排気量は、昔からの走り好きはちょっと気になる所かと思います。

標準車から100psほど引き上げられているため、サスペンションはもちろんのこと、クロスメンバーやフロントサブフレームまで強化され、操縦安定性とトラクションを確保しています。

スペック・走りの性能

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ボディーサイズ:全長3,975mm×全幅1,740mm×全高1470mm
ホイールベース:2,540mm
車重:1,200kg
駆動方式:FF
エンジン:1.6リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:6速MT
最高出力:208ps/6,000rpm
最大トルク:30.6kg-m/3,000rpm
タイヤ:205/45R17
燃費:15.6km/リッター(JC08)
価格:322万円

Bセグメントに分類されるプジョー208は、ライバルのポロ同様3ナンバーボディーとなってしまいましたが、それでも1,200kgという比較的軽量な車重は見事です。

軽いボディーに208ps、30.6kg-mのパワーが乗っているため、加速性能を重視したローギアード設定の6速MTとの組み合わせで、なかなか痛快なパフォーマンスを生み出します。

太いトルクのおかげで、高速道路での追い越しでも6速からギアを落とす必要がないほどです。

また、サスペンションはGTiのための専用仕様となっており、最適化されたスプリング、ショックアブソーバー、強化されたフロントサブフレームやリアクロスメンバーなど、車両重量やパワー特性に合わせて入念なチューンが行われています。

205/45R17という薄くてデカいタイヤを履いているにも関わらず、段差を乗り越えた時の不快感や路面のざらつき感は驚くほど抑えられています。

足回りは硬いのは硬いのですが、ガチガチではなくしなやかに動く印象を持ちます。

そのため、普段使いでも全く不便や苦痛を覚える事はありません。

走り好きのツボを刺激する

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プジョー208GTiのインテリアには、走り好きが思わず目じりを下げてしまうポイントがいくつか用意されています。

まず、小径ステアリングの12時位置にある赤いマーク。

昔の走り屋なら赤や黄色のテープを巻いたものですが、こちらは最初から用意されています。

次にレーシーなデザインのシートです。

サイドサポートが大きく張り出しており、適切なホールド感があるので安心して身を任せ、コーナーを攻める事ができます。

またメーターのデザインも凝ったもので、スピードメーターとタコメーターは赤のLEDで縁取られ、文字盤にはチェッカーフラッグの模様が刻まれています。

通常のクルマはステアリングの輪の中からメーターが見えますが、このクルマはステアリングの上にメーターが位置するようなレイアウトになっており、回転数やスピードを瞬間的に把握することが可能です。

プジョー208GTiよりも刺激的な走りをするホットハッチは何台かありますが、このような走りの演出が一番うまいのはこのクルマでしょう。

「買い」か?

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「買い」ですが、万人向けというわけにはいかないクルマです。

標準車と違い、GTiは3ドアしかラインアップされていません。

そのため、頻繁にリアシートに人を乗せる使い方をする場合は不便に感じる事でしょう

また、322万円という値段も少し躊躇してしまうポイントです。

一番下のグレードは200万円少々で買えてしまうため、やたらと割高に見えてしまいます。

このグレード専用のエンジンに足回り、フレームにも別に補強が入り、インテリアもまるで別物と、要素を積み上げていけば納得のいく値付けではありますが、奥様を納得させるのはちょっと難しそうです。

クルマ自体の出来は大変に良く、乗り心地を犠牲にせず、峠から高速道路まで快適に走る事ができます。

パンク修理キット全盛の世の中で、フルサイズのスペアタイヤを積んでいるのも好感が持てます。

4ドアモデルがないのが惜しい点ですが、余裕のある走りを楽しめるホットハッチを探している方にはオススメしたいクルマです。

まとめ

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プジョー208GTiは、大人しめの外観に余裕のあるパワートレインを載せた、大人向けのホットハッチでした。

ベースモデルからすると高く見える値付けですが、中身を見ていけば決して高すぎるものではないと分かります。

デビューが2012年と古く、また先のジュネーブショーで新型208のコンセプトが発表されたため、モデルチェンジはもう間もなくかと思われますが、これは現行の新古車を安く手に入れるチャンスとも言えます。

乗り心地の硬すぎない大人のホットハッチを探している方は、ぜひプジョー208GTiを検討してみて下さい!
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