2019年9月29日 更新

定期お届け!9月リコール情報、火災の恐れやパワートレイン等で発生

筆者は、毎月定期お届けとして、リコール情報を記事にしています。9月のリコール届けでは、パワートレイン周りでのリコールや火災に繋がる恐れの或るリコールが発生していそうです。筆者が特筆すべくと考えるリコール情報をお届けします。

定期お届け!9月リコール情報、火災の恐れやパワートレイン等で発生

①ポルシェのリコール

届出者の氏名又は名称 ポルシェジャパン株式会社
不具合の部位(部品名) 変速装置(セレクタケーブル)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
オートマチックトランスミッションのセレクタケーブルにおいて、ブッシュの材質が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、当該ブッシュが破損し、シフト位置が正しくトランスミッションに伝わらず、パーキングブレーキを作動させていない場合、意図せず車両が動き出すおそれがある。

改善措置の内容
全車両、セレクタケーブルのブッシュを対策品に交換する。

輸入期間の全体範囲は、平成14年12月24日~平成28年7月19日で、合計9394台が対象になっています。現時点で事故等は発生していませんが、実際に不具合が起きてしまうと大きな事故に繋がる可能性がありますので、早めに点検してもらうのが良いでしょう。
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②メルセデス・ベンツのリコール

届出者の氏名又は名称 メルセデス・ベンツ日本株式会社
不具合の部位(部品名)原動機(エンジンコントロールユニット)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状態及びその原因
ガソリンエンジンの油圧カムシャフトアジャスタにおいて、ロック機構の材質が不適切なため、耐久性が不足している。そのため、当該ロック機構が摩耗しエンジン始動時に異音が発生して、最悪の場合、エンジン警告灯(MIL)が点灯して触媒加熱制御を停止させることで、排出ガスが規制値を満足しなくなるおそれがある。

改善措置の内容
全車両、油圧カムシャフトアジャスタを対策品と交換する。

輸入期間の全体範囲は、平成21年8月17日~平成24年11月24日となっていて、合計38,445台が対象です。すでに不具合件数が、17件発生しています。走行自体には影響なさそうですが、エンジン警告灯の点灯や環境へのリスクを高めてしまうことに成りそうですので、対象モデルを所有の方はお早めに対策して貰いましょう。

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③スバルのリコール

届出者の氏名又は名称株式会社SUBARU
不具合の部位(部品名) 排気管(フロントパイプ)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
排気管において、エキゾーストパイプフロント組付け作業のトルク指示が不適切なため、規定より低いトルクで締結されたものがある。そのため、走行振動等により緩みが生じ、最悪の場合隙間ができ、排出ガスが漏れるおそれがある。

改善措置の内容
全車両、エキゾーストパイプフロント取付けナットの締付状態を点検する。規定トルクを満足していないものは、エキゾーストパイプフロントとガスケットを新品に交換する。

製作期間の全体の範囲は、平成27年5月9日~平成30年2月20日で、合計32,224台が対象となっています。不具合件数が、7件発生している事案ですので、不具合が起こる前に点検してもらいましょう。
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④日産のリコール

届出者の氏名又は名称 日産自動車株式会社
不具合の部位(部品名) PTCヒータハーネス

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
暖房を補助するPTCヒータのハーネスにおいて、ハーネス電線径が不適切なため、PTCヒータが最大出力で連続作動すると、発熱によりコネクタ端子が変形することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、端子部が高温になりコネクタが焼損し、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。

改善措置の内容
全車両、PTCヒータハーネスを対策品に交換する。また、コネクタ端子部を点検し、変色などが認められた場合はPTCヒータを新品に交換する。なお、PTCヒータの交換部品が無い場合は、準備ができるまで、一時的に機能停止の処置をする。

製作期間の全体の範囲は、平成24年6月16日~平成31年2月12日で、合計28,485台が対象となっています。不具合件数が8件発生し、実際に火災も5件(部分焼損4件)発生しています。火災は非常に恐ろしい事案になりますので、対象モデルを所有の方は、早急に対応してもらうのが良いでしょう。


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⑤日野のリコール

届出者の氏名又は名 称 日野自動車株式会社
不具合の部位(部品名) 原動機(エンジン制御コンピュータ)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
エンジン制御コンピュータにおいて、始動時の回転数制御が不適切なため、オイルポンプの性能ばらつきやエンジンオイルの量により、油圧が発生しないものがある。そのため、油圧警告灯が点灯し、そのままアイドル回転を続けると軸受部が損傷して、異音が発生するとともに、エンジンが停止するおそれがある。

改善措置の内容
全車両、エンジン制御プログラムを対策プログラムに書き換える。なお、油圧警告灯点灯履歴があるものについては、異音・振動、オイル状態及びメタル摩耗粉の有無を点検し、異常が認められるものはエンジンを新品に交換する。

製作期間の全体の範囲は、平成29年6月5日~令和元年8月29日となっていて、合計24,602台が対象です。不具合件数が、125件というのも特徴です。エンジンの破損という非常に辛い結果になってしまうことも考えられますので、早急に対応してもらうのが良いでしょう。
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まとめ

筆者は、毎月定期お届けとしてリコール情報を発信しています。9月のリコール届けでは、エンジン等のリコールや火災に至ってしまう事象が多かったのではないでしょうか。また、トラックの中でも不具合が多く発生してからのリコールも有りました。今後もリコール情報を定期的にお知らせしていきたいと思います。
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