関西と四国を結ぶ明石海峡大橋と大鳴門橋を爽快ドライブ。渦潮の絶景ポイントもご紹介しますので、これで夏の暑さを吹き飛ばしてください。
「明石海峡大橋」と「大鳴門橋」の2本の大橋をドライブ
明石海峡大橋、大鳴門橋の2本の橋で本州と陸続きとなった鳴門市は、関西圏と四国を結ぶ交通の要。大鳴門橋のたもとにある鳴門海峡は、世界三大潮流に数えられる「うず潮」で有名です。
風を浴びながら、壮大なうず潮を鑑賞すれば夏の暑さも吹っ飛びます。そこで、今回はうず潮を目指して2つの大橋をドライブして楽しみましょう。
明石海峡大橋を渡り「うず潮」を目指す
関西方面から鳴門海峡を目指すには、神戸淡路鳴門自動車道を通ることになります。景勝、舞子の浜から「明石海峡大橋」を渡り、淡路島をそのまま南下します。
「明石海峡大橋」は全長3,911mの吊橋で、鳴門海峡の渦潮に影響を及ぼさないようにするため、多柱基礎工法とよばれる特殊な建築法を採用しているのが特徴です。塔と塔の距離を表す「中央支間長」は1,991mを誇りこれは世界第一の長さになります。まさに世界最高水準の橋梁技術が用いられているのです。
また、風が強いことでも有名なので、普段から制限速度は時速70kmに制限されています。交通規制も頻繁に起こるので、交通情報には注意してください。
「明石海峡大橋」を渡ると、次はいよいよ「大鳴門橋」を渡り、ここで「うず潮」を観察することができます。しかし実物を見るより先に「鳴門大橋記念館」に立ち寄り「うず潮」についてのちょっとした豆知識を入れておくのがポイントです。
「うず潮」について学ぶ
神戸淡路島鳴門自動車道の淡路島南PAから車で約5分の場所にある「大鳴門橋記念館」は映像や立体装置で、うず潮の発生メカニズムなどを深く学べる工夫がなされています。うず潮を実際に鑑賞する前に、この大鳴門橋記念館で学んでおくのが120%うず潮を楽しむ秘訣です。
また館内には「うず潮スライダー」や「うずめくサークル」など、子供が遊べる施設も充実していますから、家族連れで訪れた場合は最適な休憩所にもなります。駐車場は約130台停車でき、施設利用者は無料となっています。
「うず潮」を眺めながら大鳴門橋をドライブ
「大鳴門橋記念館」で休憩を取った後は、いよいよ実際に渦潮を眺めながら大鳴門橋をドライブしましょう。
大鳴門橋は、開通当初、橋の上からうず潮をみようと停車する車が後を絶ちませんでした。そのため、橋上の至る所で「停駐車禁止・路側走行禁止」の警告がされています。
ただ、停車しなくとも運転をしながら、少し横をチラ見するだけでも渦を巻いている様子を見ることができます。
もちろん、事故の危険性もあるため無理をせず、このまま大鳴門橋を快適に走行した後は、鳴門市にある「鳴門公園」を目指しましょう。ここでは散策を兼ねて、迫力あるうず潮を目の前で鑑賞することができます。
via ja.wikipedia.org
鳴門公園でじっくり「うず潮」を堪能
神戸淡路島鳴門自動車道の鳴門北ICから車で5分のところに「鳴門公園」があります。
園内は展望台が3ヵ所あり、その中の1つ千畳敷展望台からは、大鳴門橋や鳴門海峡を見渡すことができます。公園近くには、ガラスの床から渦潮を鑑賞できる「渦の道」や、そこから徒歩3分ほどのところに、渦と橋のおもしろミュージアム「大鳴門橋架橋記念館エディ」があります。
こちらの施設は、2018年3月にリニューアルオープンし「4k360°シアターawa」、「アドベンチャーシュミレーターうず丸」などを楽しめるようになっています。
また、時間がある場合は、大鳴門橋架橋記念館エディから、観潮船「鳴門観光汽船(大型船)」・「うずしお汽船(小型船)」にも乗船することができ、実際にうず潮の上を船で通る体験ができます。
via ja.wikipedia.org
まとめ
今回は、関西方面から明石海峡大橋・大鳴門橋を渡り、鳴門市にある鳴門公園を中心にドライブスポット・観光スポットをお伝えしてきました。
うず潮の見所時間は、毎日変わるため各施設から「うず潮ベストタイム」が発表されています。事前にベストタイムをチェックした上で、ドライブ時間を調整してみてくださいね。
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