クルマが好きな方にとっては、クルマはただの移動手段ではなくひとつのステートメントであるかと思います。ある種、自分の分身としてクルマを捉えている方もいる事でしょう。クルマにも個性が必要だと考えている方に、ぜひともオススメしたい一台があります。
レトロな個性派オープンカー
via ja.wikipedia.org
日産フィガロは、1991年から1992年まで、限定2万台で発売されました。
K10型の初代マーチをベースとしたパイクカーで、1987年のBe-1、1989年のパオに続く第3弾として企画されました。
見ての通り、レトロ調なデザインを与えられたオープンカーで、手動で開閉できるルーフや本革シート、専用デザインのオーディオ等を備えていました。
当初は8,000台限定の予定でしたが、人気がかなり高かったため販売台数を拡大し、3回に分けて抽選する販売方式がとられました。
国内のみの販売でしたが同じ右ハンドルのイギリスでも大いに人気を博したようで、多くの中古車が輸出されたようです。
スペック
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全長×全幅×全高:1,450mm×1,310mm×1,130mm
ホイールベース:2,300mm
最小回転半径:4.7m
車両重量:810kg
エンジン:MA10ET 直列4気筒SOHCターボ
出力:76ps/6,000rpm 10.8kg-m/4,700rpm
総排気量:987cc
燃料タンク容量:40L
トランスミッション:3速AT
駆動形式:FF
サスペンション:前独立懸架ストラット、後4リンクコイル
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク、後ドラム
タイヤサイズ:165/70R12 20年以上前のコンパクトカーがベースなため、このサイズの小ささ・軽さは目を瞠るものがあります。810kgという車重は、今時の背の高い軽自動車よりも軽量です。 この軽量なボディに組み合わされるのは1,000cc4気筒シングルカムのターボと3速ATのみですが、街乗りには不足のないものです。
タイヤが165サイズと細めですが、コーナーを攻めるクルマではないのでこれで十分でしょう。 ただ、3速ATなので長距離ドライブは少々厳しいかもしれません。
ホイールベース:2,300mm
最小回転半径:4.7m
車両重量:810kg
エンジン:MA10ET 直列4気筒SOHCターボ
出力:76ps/6,000rpm 10.8kg-m/4,700rpm
総排気量:987cc
燃料タンク容量:40L
トランスミッション:3速AT
駆動形式:FF
サスペンション:前独立懸架ストラット、後4リンクコイル
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク、後ドラム
タイヤサイズ:165/70R12 20年以上前のコンパクトカーがベースなため、このサイズの小ささ・軽さは目を瞠るものがあります。810kgという車重は、今時の背の高い軽自動車よりも軽量です。 この軽量なボディに組み合わされるのは1,000cc4気筒シングルカムのターボと3速ATのみですが、街乗りには不足のないものです。
タイヤが165サイズと細めですが、コーナーを攻めるクルマではないのでこれで十分でしょう。 ただ、3速ATなので長距離ドライブは少々厳しいかもしれません。
エクステリア
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このクルマの一番の特徴はレトロで可愛らしいエクステリアでしょう。
クロームで縁取られたヘッドライト、楕円形で内側にウインカーを配したラジエーターグリル、フロントエンド下端にさりげなく装備されるクロームのバンパーからは、どことなくイギリスのクラシックカーの雰囲気が漂います。
レトロな雰囲気が好きな方はおそらくここだけで一目惚れする事でしょう。
ボディーカラーにかかわらずピラーとルーフはホワイトになっており、ルーフは手動で開閉することができます。
テールエンドも丸みを帯びたデザインで、ウインカーとブレーキランプが上下2連で配されています。
リアバンパーもフロントと同様に、クロームのバンパーがボディ下端に装着されています。
女性が乗るのも素敵ですが、スーツをきっちり着た渋めの男性が乗っても様になりそうな雰囲気がありますね。
インテリア
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インテリアはベースとなったマーチの面影が全くありません。
細身のレトロなステアリングはエアバッグが義務化となる前だからこそ実現できたものですね。
ここで目に入るのはエアコンとオーディオのパネルでしょう。どちらも専用デザインとなっており、しっかりとコストが掛けられたというのがよく分かります。
どちらも車内の雰囲気を壊さないよう、レトロなデザイ
ンで統一されていますね。
シートは本革が奢られています。ホワイトレザーですが、黒いパイピングが良いアクセントになっています。
いちおう4シーターですが、リアシートは実質バッグかジャケットを置くだけのスペースになりそうです。
まとめ
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日産フィガロは、とても個性的なコンパクトカーでした。
このようなクルマは後にも先にもないため、中古市場は常に高めです。程度の良さそうなものは当たり前のように100万円以上の値段が付いています。
程度のよいものを選ぶのもいいのですが、なにぶん20年以上前のクルマであるため、レストア前提で購入した方がよいかと思います。
衰えない人気のためフィガロ専門の中古車店があり、ホームページにはレストアの様子の写真がアップされていたりするので、欲しいという方はぜひ覗いてみて下さい!
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