スバル XV Advance(2,000CCハイブリッド)試乗記

昨年10月11日にグレード追加が発表され、10月19日に発売が開始されたスバル XVのハイブリッドモデル、Advance(2,829,600円)に試乗しました。

エクステリア

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フロント ボディカラーはラグーンブルーパール
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リヤ
ベースとなるインプレッサスポーツに大径タイヤと専用バンパーを装着し、ロードクリアランスを+70mmと車高を上げることで、インプレッサスポーツのオーソドックスな雰囲気とは対照的にカジュアルでアクティブな雰囲気が出ているように感じます。
他グレードとのエクステリアの相違点は少なく、随所に貼付されたe-BOXERエンブレムとシルバー塗装されたパーツ、そしてブラック塗装されたリヤスポイラーが主な相違点ですね。

インテリア

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Advanceは追加グレードなので、基本的にはXVの他グレードと変更はないのですが、専用で用意されたブルー内装はシートのみならずドアトリムにもライトグレーのファブリックが用いられることから、インテリア全体が明るい雰囲気になっていいですね。できれば他グレードにも展開されるといいかなと思うほどです。
いろいろなクルマを試乗して、スバルのクルマに乗ると改めて視界の広さを感じます。ガラス面積が大きくとってあって目に見える面積が広いため、大きさを意識することなく試乗ができました。最近では車両重量軽量化のためガラス面積を減らすクルマが増えている中で、ガラス面積をしっかり確保していること大変評価できるポイントですね。

シート

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フロントシート
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リヤシート
トリコット+合成皮革の生地で、ちょうどいい大きさであるフロントシートの掛け心地はやや柔らかめで、特に表皮部分がシートに座ると少したわむような印象です。個人的にはもう少し硬めな掛け心地で、腰の辺りのサポートがしっかりするとよりいいのではないかと思いました。

エンジン・トランスミッション

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トランスミッションはCVTのみの設定
フォレスター Advanceと同じ2,000CC水平対向4気筒DOHC直噴エンジン+モーター(最大出力145PS・最大トルク19.2kgf・m)のハイブリッドシステムとCVTの組み合わせになります。
フォレスター Advanceよりも車両重量が90kg軽くなることから、CVTの最終減速比がフォレスターの3.900から3.700と5%ほどハイギヤード化されています。
加速力ですが、車両重量1,550㎏を2,000CCエンジンで走らせるとこうなる、といったような加速力で余裕はないものの、十分な加速力はあります。しかし、先述のとおりのハイギヤード化により、モーターからエンジンへバトンタッチされる時のエンジン回転数が2,000回転程度になることから、フォレスター Advanceよりも90㎏軽くなったことが完全に相殺されてしまっていて、両車を試乗した方からすれば「90㎏も軽くなったけど、思ったよりも加速力がないな」と思う人もいるかもしれないですね。
山道や高速道路においては90㎏の差を感じる部分があるかもしれませんが、街中では同じAdvance同士ならばフォレスターとXVの差が感じにくいかもしれません。
フォレスターとXV両方のAdvanceに試乗した者としての感想とは、やはりフォレスターと同じ最終減速比ならばまた走りも変わっただろうなぁ、といった印象です。

サスペンション・乗り心地

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装着されていたタイヤは225/55R18 ブリヂストン デューラー H/P
フロント ストラット・リヤ ダブルウィッシュボーンで構成されるサスペンションは、18インチタイヤが装着されることもあってやや硬めの引き締まった足回りとなります。感じとしてはインプレッサG4の2.0i-Sよりもほんの少しソフトな感じといったところでしょうか。55偏平の18インチタイヤが拾う振動はうまくいなしてくれる感じでゴツゴツとした突き上げはないものの、路面状態の悪い道路を走行するとタイヤの暴れと横揺れが少し気になりました。
直進時には車両後部にバッテリーが 配置されることもあってドッシリとした感じでありながら、カーブを曲がる時には少ないロールであっさりと曲がりきってしまうところは、同じハイブリッドシステムを搭載するフォレスター Advanceと近い感じを受けましたね。

総括

このモデルが公式にメーカーから発表され、スペックを見た時に最終減速比がフォレスター Advanceよりもハイギヤード化されたのを確認し、少し嫌な予感をしていましたが、予感は的中してしまったようです。
ただ、加速が緩慢であるとかではなく、商品力が高いクルマではあるので、街中での加速力に不満が無ければ購入満足度は高いと思われます。
メーカー開発者も燃費数値を少し意識したようですね。フォレスターと同じギア比で加速重視のセッティングならより走りも楽しめました。
しかし、このe-BOXERは登場したばかりで、まだまだこれからの技術であると思われるので、今後の改良で熟成されていくことを期待したいですね。
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