世界的にSUVが人気なのはご存知かと思いますが、世界的にセダンが不人気というのはご存知でしたでしょうか。トヨタのマークXは2019年12月で生産終了予定となっており、アメリカではフォードがセダンの市場から撤退する姿勢を表明しています。確かにSUVはただのクルマの域を出て、その人のライフスタイルを表すステートメントとなります。確かにSUVに乗っている人にはアクティブな印象を覚えますね。しかし、SUVでフォーマルな印象を与えられるでしょうか。フォーマルといえばやはりセダンに分があるはずです。今回は、かなり個性派なフレンチセダンを紹介します。
どんなクルマ?
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シトロエンC6は2005年末にヨーロッパで発売され、日本では2006年10月から販売が開始されました。
シトロエンでは16年ぶりとなる大型セダンで、搭載されるエンジンはガソリンとディーゼルがありましたが、日本で発売されるモデルは3.0LのV6ガソリンのみとなっています。
安全面の装備が充実しており、エアバッグは合計9個装備され、衝突時のむち打ちを防止するアクティブヘッドレスト、歩行者保護のためのアクティブボンネット等が装備されていました。
さすがに10年以上前のクルマなので衝突安全ブレーキはありませんが、フラッグシップサルーンの名に恥じない装備が与えられています。 インポートカーオブザイヤーを受賞するなど発売当初は話題になりましたが、およそ700万円という価格もあってか大人気を博すことはなく、2010年12月に日本での正規販売が終了しています。
さすがに10年以上前のクルマなので衝突安全ブレーキはありませんが、フラッグシップサルーンの名に恥じない装備が与えられています。 インポートカーオブザイヤーを受賞するなど発売当初は話題になりましたが、およそ700万円という価格もあってか大人気を博すことはなく、2010年12月に日本での正規販売が終了しています。
スペック
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全長×全幅×全高:4,910mm×1,860mm×1,465mm
ホイールベース:2,900mm
最小回転半径:—m
車両重量:1,820kg
エンジン:XFV型 V型6気筒DOHC
総排気量:2,946cc
出力:215ps/6,000rpm 30.5kg-m/3,750rpm
燃料タンク容量:72L
トランスミッション:6速AT
駆動形式:FF
サスペンション:前ダブルウィッシュボーン、後マルチリンク
ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ:245/45R18 シトロエンC6のボディサイズはかなり大きめで、全長約5m、車幅は約1.9mあり、狭い路地では多少持て余しそうです。 1.8tの重量級ボディを引っ張るのは3.0LのV6で、特段パワフルというわけではありませんが、かといって遅いというわけでもありません。 電子制御の油圧サスペンションの乗り心地もあり、コーナーをハイスピードで攻めるよりはのんびりとロングツーリングを楽しみたいクルマです。
ホイールベース:2,900mm
最小回転半径:—m
車両重量:1,820kg
エンジン:XFV型 V型6気筒DOHC
総排気量:2,946cc
出力:215ps/6,000rpm 30.5kg-m/3,750rpm
燃料タンク容量:72L
トランスミッション:6速AT
駆動形式:FF
サスペンション:前ダブルウィッシュボーン、後マルチリンク
ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ:245/45R18 シトロエンC6のボディサイズはかなり大きめで、全長約5m、車幅は約1.9mあり、狭い路地では多少持て余しそうです。 1.8tの重量級ボディを引っ張るのは3.0LのV6で、特段パワフルというわけではありませんが、かといって遅いというわけでもありません。 電子制御の油圧サスペンションの乗り心地もあり、コーナーをハイスピードで攻めるよりはのんびりとロングツーリングを楽しみたいクルマです。
エクステリア
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フロントマスクにはシトロエンのエンブレムの「ダブルシェブロン」を配し、車体の大きさの割に小さめなヘッドライトレンズが与えられています。
横から見ると長いノーズに短いリアのデザインが与えられていますが、バランスが良いので違和感はありません。
一番独特なのはリアウインドウで、凹型に湾曲しています。とても特徴的なデザインですが、後席の居住性が犠牲になっていないのはさすがです。
他のクルマと比べると奇抜な印象がありますが、それでもシトロエンの歴代モデルに比べればだいぶ「薄まった」デザインだなと筆者は思います。
部分ごとに見るとかなり攻めたデザインが多用されていますが、全体を見るとうまくまとめられているあたり、デザイナーはいい仕事をしたなという感じですね。
インテリア
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そこまで奇抜なものではありませんが、やはりシトロエンなだけあり他メーカーには似ていないデザインが与えられています。
メーター類はデジタルですが、スポーツマインドを刺激するようなものではなく必要最低限の情報を与えてくれるものです。
ナビのモニターは絶壁なインパネではなくダッシュボード上に配置され、視認性は良くなっています。
フロントシートの作りは大きめで、がっちりホールドするのではなく包み込まれるような座り心地です。フラットライドなサスペンションのおかげもあって、長時間乗っていても疲れません。
リアシートの出来は格別で、とてもリラックスできる空間です。ルーフが特別高い印象はありませんが、ヘッドクリアランスに不足はありません。FFレイアウトの利点をめいっぱい活用し、とても快適な空間に仕上がっています。
まとめ
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シトロエンC6は、快適な長距離移動を約束してくれるラージセダンでした。
最近のこのクラスのセダンはとかくスポーツ性ばかりが強調されがちですが、このクルマはとにかく快適さを追求していることがよく分かります。
中古市場はタマ数があまり多くなく、程度の良いものは200~300万円の値段がついています。
しかし、この優雅さとシトロエン独特の油圧サスの乗り心地を味わえるなら決して高すぎる値段ではありません。 他人と被らない高級サルーンを探している方には特にオススメの一台です。
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しかし、この優雅さとシトロエン独特の油圧サスの乗り心地を味わえるなら決して高すぎる値段ではありません。 他人と被らない高級サルーンを探している方には特にオススメの一台です。