ジャガーからXJの50周年記念車が登場しそうです。XJ誕生から50周年という半世紀受け継がれたジャガーXJの歴史を少し振り返りながら、この記念車のデザイン等を記載してみます。
ジャガーXJってどんなクルマ?
ジャガーXJの歴史は非常に古くからあるようです。確かに50周年というわけですから長いですよね!
初代とも言うべくXJは、1968年に販売をスタートさせました。XJ6として販売されたこのモデルは、2800㏄エンジン及び4200㏄エンジンというラインアップ。その後XJ12 5334㏄エンジン搭載モデルを追加しております。
1973年にシルーズⅡの販売がスタート。これは、海外市場とくにアメリカへの輸出を視野に入れた改良(適合)を目的として進化しました。
1979年に大規模なマイナーチェンジを行い、シリーズⅢとして登場。このマイナーチェンジでエクステリアデザインを刷新したり、後席居住空間を広く拡大したりと大きく変貌。
1986年からXJ40型が登場しました。メルセデスベンツやBMWの高級セダンに対抗するべく出されたモデルでもあります。
1994年からX300が販売をスタートさせました。もともとXJは、丸目がポイントでしたがXJ40の際に角目になっておりました。ユーザーの嗜好でX300では、丸目に戻ったようです。
2003年にX350となり、オールアルミボディに4200㏄エンジン搭載、そして消えていたXJの称号が復活となっています。
2009年にX351となり、大きくデザインなどの変更を遂げて販売されております。このジャガーXJシリーズが、2018年で50周年を迎えました。記念に因んでXJ50を初公開したので、こちらのデザイン・スペック等を追いかけていきます。
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ジャガーXJ 50周年記念車「XJ50」のエクステリア
フロントビュー
フロントバンパーが通常XJと大きく違う点。新たに「Autobiography」仕様のバンパーを採用したことにより、より低フォルムでワイドな印象を与えていますね。
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サイドビュー
全体的なデザインは、現行のXJ同様のデザインとなっているのではないでしょうか?もともとジャガーで古くから行われている標準ホイールベース車両とロングホイール車両の2モデルが、XJ50でもラインアップ。
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リアビュー
リアビューからも、基本的なデザイン等は現行XJと同様と考えます。どうやら50周年を記念してエンブレムや細かい部分でのバージョンアップが施されていそうです!
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フロントフェンダーエンブレムに刻印されたXJ50のロゴが、クロームに光っておりますね!
20インチのXJ50専用ホイールも採用されているようです。
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スカッフプレートにもXJ50の刻印がされています。ステンレス削りだし物が採用されているとの事で高級感アップに。こういう細かい部分でも記念車をアピール。
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ジャガーXJ 50周年記念車「XJ50」の内装
非常に目立つのは、ホワイトカラーのレザーシート。ダイヤモンドカットのソフトグレインレザーシートが高級感を生み出していますね。ジャガーのリーパーロゴをエンボス加工したヘッドレストも装着されているとの事。
高級感を生み出すために全体的に木目調も多用されています。落ち着いた雰囲気とシートの明るさがマッチするように仕上げられていることでしょう!
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タッチスクリーンコントロールとなっており、XJのいろいろな操作の中心となっています。 新しい直感的なマルチタッチインターフェイスは、好みに合わせてカスタマイズが可能としており、「タップ」「ピンチ」「スワイプ」など、スマートフォンやタブレットと同じように素早く正確に操作が可能との事。
InControlアプリでは、スマートフォンとクルマをつなぐためのアプリが最適かされてインストールされているようです。お使いのスマートフォンにInControlアプリをダウンロードして、車内のUSBポートにつなぐだけという簡単設定。スマートフォンに表示されるのと同じ情報がタッチスクリーンに表示されます。
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随所に記念車であるというXJ50のロゴが、内装でもあしらわれていますね!
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ジャガーXJ 50周年記念車「XJ50」のパワートレイン等
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3000㏄V6 340PS スーパーチャージド ガソリンエンジン採用のモデルと3000㏄ディーゼルエンジンのモデルから選択が可能とのことです。
ジャガーXJの特徴であるオールアルミモノコックシャーシは、軽量化と高剛性を両立させており、Fセグメントの中でもジャガーの得意とする技術が盛り込まれた結果でもありますね。
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まとめ
今回のジャガー50周年記念車であるXJ50の価格は、英国本国では74,280ポンドとのことです。日本円にすると約1100万円とのことです。
日本にこの記念車が、例えば限定台数で販売されるとしたら税金や輸送コスト等の関係で、販売価格はもう少し高めの設定になると予想します。特別感を全面に打ち出すのでなく、さらっと打ち出した感じのこの記念車ではないかと筆者は思いました!
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