メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツの最高級SUVである新型「Gクラス」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて6日より注文受付を開始しました。なお、納車は8月下旬以降の予定となっています。
新設計ラダーフレームを採用
新設計ラダーフレームは、最大3.4mm厚のスチール鋼板を「ロ」の字型にした鋼材から制作し、MAG溶接技術で組み立てることで、悪路走行時に求められる強度、剛性、安全性を高めています。
また、サスペンションは、Gクラス開発チームとメルセデスAMG社が開発しています。
新型Gクラスの性能
・登坂能力:適切な路面で最大100%
・前後アクスル間最低地上高:24.1cm(従来比+6mm)
・最大渡河水深:水中・泥中走行時70cm(従来比+10cm以上)
・安定傾斜角度:35°(従来比+7°)
・デパーチャーアングル:30°(従来比+1°)
・アプローチアングル:31°(従来比+1°)
・ランプブレークオーバーアングル:26°(従来比+1°)
・前後アクスル間最低地上高:24.1cm(従来比+6mm)
・最大渡河水深:水中・泥中走行時70cm(従来比+10cm以上)
・安定傾斜角度:35°(従来比+7°)
・デパーチャーアングル:30°(従来比+1°)
・アプローチアングル:31°(従来比+1°)
・ランプブレークオーバーアングル:26°(従来比+1°)
4.0L V型8気筒直噴ツインターボエンジン採用
新型では、4.0リッターV8気筒直噴ツインターボエンジンをベースに開発されたM176型エンジンを搭載。
最高出力422PS/310kW、最大トルク610Nmを発揮し、気筒休止システムを採用して燃費効率を向上しています。
また、ハイパフォーマンスモデルのメルセデスAMG「G63」には、最高出力585ps(430kW)、最大トルク850Nmを発揮するAMG 4.0LV8直噴ツインターボエンジン「M177」が搭載されています。
そして、トランスミッションには9Gトロニックこと新型9速ATを採用。また、ステアリングシステムは電動機械式ラック&ピニオン式が採用されています。
さらに、路面や走行状況に応じてドライブモードを切り替えることが可能な「ダイナミックセレクト」では、「コンフォート」、「スポーツ」、 「エコ」、「インディビジュアル」、そして追加設定された「Gモード」の5種類から選択が可能となっています。
独自のデザインをも踏襲しつつ進化したエクステリア
新型Gクラスのエクステリアは、堅牢なプロテクションモール、テールゲート外側のスペアタイヤ、外部に設けたドアヒンジとボディ面に載せるスタイルのボンネット、突出したウィンカーなど、オフローダーとしての個性を主張する一方、Gクラス独自のデザインをも踏襲しています。
さらに、ボディサイズは、従来モデルとより、全長が4,817mm(+53mm)、全幅が1,931mm(+64mm)と拡大しており、オフローダーとして強い存在感を発揮しています
さらに豪華なったインテリア
インテリアも一新されており、、オフローダーとしてのGクラスの伝統と最新のメルセデスのデザインが融合し、アイコニックなエクステリアパーツをモチーフにインテリアはデザインされています。
さらに、新デザインのワイドスクリーンコクピットが採用されています。
安全装備では、全モデルに、渋滞追従機能を備えた「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」、「ブラインドスポット・アシスト」、「アクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)」などを装備した「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備しています。
また、テレマティクスサービス「Mercedes me connect」が全モデルに標準装備となります。
まとめ
今回の新型は、Gクラスの長い歴史の中で最も大幅に改良されており、「Gクラス」の伝統を最新技術でアップデートすることで、オンロードおよびオフロードにおいて最適なパフォーマンスを発揮する究極のオフローダーとして進化しています。
そして、車両価格はG550が1562万円、メルセデスAMG G63は2035万円となり、従来モデルの「Gクラス」も継続販売されることとなっています。
そして、車両価格はG550が1562万円、メルセデスAMG G63は2035万円。
大変高価なSUVですが、Gクラスのユーザーはそんなことよりも、どのように進化したのか、悪路走破性はどうなのか、軟弱なクロスオーバースタイルにはなっていないのかが重要でしょう。
その意味では今回の新型「Gクラス」、最新の安全装備とテレマティクスこそ装備されていますが、オフロードの王者「Gクラス」であることに間違いありません。
従なお、来モデルの「Gクラス」も継続販売されることとなっています。
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