新型コンパクトSUV「ダイハツ・ロッキー」と「トヨタ・ライズ」が発売!

ダイハツは5日、1.0Lの3気筒ターボエンジンを搭載する新型コンパクトSUV「ロッキー」を発売。一そしてトヨタにも「ライズ」というモデル名でOEM供給し、同時発売されました。新型コンパクトSUV「ロッキー&ライズ」はどんな車なのでしょうか?

ロッキー/ライズはどんな車?

TVCM ロッキー 「未知の惑星」篇(30秒) ダイハツ公式

「ロッキー/ライズ」は、7月にフルモデルチェンジされた「タント」に続く、DNGA第2の5ナンバーサイズコンパクトSUVとなります。SUVに乗りたいと思っていても、3ナンバーサイズの大きい車種が多く使い勝手に抵抗があり、スタイリッシュでカッコイイのだけれど、サイズの割に室内、荷室が狭く実用性が低くて、なかなか購買に結びつかないというユーザーや販売現場の声がありました。
そこで「ロッキー/ライズ」では、誰もが運転しやすい5ナンバーのコンパクトなサイズでありながらも室内空間の広さを両立させたパッケージングは、軽自動車をメインに据えたDNGAプラットフォームを利用できたから実現できたとされています。

コンパクトと言うけど、どのくらいの大きさなのか?

ダイハツロッキー

ダイハツロッキー

トヨタライズ

トヨタライズ

全長が3995mm、全幅1695mm、全高1620mm、ホイールベース2,525mmというサイズは、わかりやすく言えば、「ダイハツブーン/トヨタパッソ」のSUV版と思えば想像できるサイズです。もちろんコンパクトサイズのSUVですから、トヨタの「RAV4」や「C-HR」よりは小さく運転しやすいだろうなと感じられます。また、デザインも箱型であり、高めの運転席からの車のサイズ感や視界もよさそうです。

室内の広さや使い勝手は?

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TVCM ロッキー 広さ訴求篇 ダイハツ公式

室内の広さをカップルディスタンス900mmというようにダイハツは表現していますが、カップルディスタンスというのは、前後シートに座る乗員のヒップポイントの距離を示すパッケージング用語で、軽自動車との競合を意識して、軽自動車のように接近しすぎていないということを言いたいようです。ホイールベースもトール以上にタップリとってあり、室内空間および、369リットルの荷室容量と80Lの大容量アンダーラゲージを確保しており、大径タイヤを装着していても、最小回転半径が5mと取り回しの良さを確保しています。

1.0Lというエンジンは?

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TVCM ロッキー 走り篇 ダイハツ公式

1.0Lのターボエンジンは1.5Lクラス相当 の動力性能を確保し加速性能を向上。こちらは同じくコンパクトクラスでも「トール」と同じエンジン。また、スプリットギヤを用いた技術を採用したD-CVTを搭載して変速比をワイドレシオ化することで、燃費性能や静粛性にも貢献しています。
エンジン種類:直列3気筒インタークーラー付ターボ
総排気量:996㏄
最高出力〈ネット〉 kW(PS)/r.p.m:72(98)/6,000
最大トルク〈ネット〉 N・m(kgf・m)/r.p.m:140(14.3)/2,400〜4,000
JC08モード燃費km/L:21.2~23.4

ロッキーとライズの違いは?

【RAIZE】TVCM アクティブな親子編 30秒編

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最もわかりやすいのはフロントグリルとバンパーのデザインです。ロッキーはブラックアウトされた6角形のデザインを採用し、ライズは台形のグリルを採用した最近のトヨタ車のデザイン手法でまとめられています。どちらがユーザーに受けるかはわかりませんが、ロッキーはSUVとして非常にわかりやすいデザインで人気が出るかもしれません。

価格は?

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ロッキーとライズは同じ仕様ですが、安全装備の「スマートアシスト3」の非装備車がラインナップされているためにエントリー価格が低いなどという違いがあります。 メーカー希望小売価格(消費税10%込み) ダイハツロッキー:1,705,000~2,422,200円
トヨタライズ:1,679,000~2,060,000円

まとめ

ダイハツ規格のコンパクトカーであるこのクラスは、ブーン/パッソ、トール/ルーミー、タンクとありますが、どれも公表に推移し、特にトール/ルーミー、タンクは大ヒット中であり、今回のロッキー/ライズも期待できそうです。ロッキーは2千台、ライズは4千台という販売計画となっていますが、2019年末から2020年初頭にかけて大ヒットの予感さえする注目のモデルとなっています。
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