トヨタ ポルテ/スペイドに上質さとツートンを兼ね備えた特別仕様車が登場

トヨタは、「プチバン」をイメージしてスライドドアを採用するなどミニバン要素を持つトールワゴン ポルテの特別仕様車 F “Raffine”（ラフィネ）を2018年11月5日から発売します。
ポルテは、トヨタ店と、トヨペット店で購入することが出来ます。
価格は、２NR－FKE1.5リッターエンジン（2WD/FF）が197万9640円（消費税込）。
1NZ-FE1.5リッターエンジン（4WD）が213万840円（消費税込）です。
Raffineは、フランス語で「上質な」という意味です。

トヨタ ポルテは、2004年より発売されている、大開口スライドドアや低床フロアによる乗降性の良さからウェルキャブベース車両として使われるなどユニバーサルデザインモデルとして設計されている車です。
2012年にフルモデルチェンジを行い今の2代目XP14型になりました。大開口電動スライドドア、低床フロアの良さをそのまま、フロアをフラット化し、更に乗降性を向上させています。
また、子育てを応援する車としても有名で、助手席は70㎝もスライドし、助手席を折りたためばそのままテーブルとして使うことが出来ます。ティッシュの収納スペースや、買い物袋掛けなど細かい気遣いが盛りだくさんの車となっています。
Bピラーには子供の身長をはかる目盛りがついているという点も家族の成長を見守ってくれるようで微笑ましいですよね。

トヨタは同時発売で、2011年10月に販売終了した2代目ラウムの後続であり、2代目ポルテと姉妹関係にある4ドアトールワゴン スペイドにも特別車を設定しています。スペイドは、トヨタカローラ店とネッツ店で購入することが出来ます。価格（消費税込）は、２NR-FKE1.5リッター（２WD/FF）が197万9640円、1NZ-FE1.5リッター（４WD）が213万840円となっています。
Nobleは、英語で「気品のある」という意味です。

ポルテ/スペイドの特別仕様車にはどちらもFという文字が入っていますがこれは、両者のFグレードをベースに作成しているということです。Fグレード（2WD）の価格（消費税込）は187万9200円となっており、特別仕様車は10万円価格がアップしています。
Fグレードの上には、Gグレード（消費税込み価格197万7480円）がありますが、FグレードとGグレードの異なる点は4つあります。
1つ目は、フロントドアガラスがGであればスーパーUVカット＋IR（赤外線）カット機能付きになること。
2つ目は、ステアリングとシフトノブがウレタン製から本革巻きになること。
3つ目はFグレードは、マニュアルエアコンですが、Gグレードだとオートエアコン（花粉除去モード付）＆プッシュ式ヒーターコントロールパネル＆「ナノイー」になります。
4つ目は、フロントシートが撥水シートから快適温熱シートに変更になるという点です。
Gグレードの価格と特別仕様車の価格はほぼ同じであるという点を踏まえて特別仕様車の仕様を見ていきましょう。

今回の特別仕様車は、「F」をベースに、革調シボ付ルーフフィルム、本革巻きのステアリングホイールおよびシフトレバーノブ、合成皮革とファブリックを組み合わせた専用シートを採用しています。
内装では、インストルメントパネルパーツ色をブラックに統一しています。
また、インストルメントパネルなどの主要な内装パーツ色をブラックに統一するとともに、インサ 外装は、ポルテ、スペイド共に特別設定色ブロンズマイカメタリックを含む5色から選択することができます。
新採用のルーフフィルムとの組み合わせでツートーンのカラ―にすることが出来ることが大きな特徴となっています。 更に、両者ともにメーカーオプションで5万6571円のHIDパッケージに加え、 ウインドシールドグリーンガラス（IRカット機能、UVカット機能、高遮音性ガラス、トップシェード付き）、
フロントドアガラス（スーパーUVカット＋IRカット機能付［撥水機能付］）、
フロントクォーターガラス［助手席側］（UVカット機能、撥水機能付）をセットにしたスーパーUVカットパッケージも特別装備しています。

以上の比較から、同価格帯のGグレードと比べてみても、新設定の革のように見えるルーフフィルムや、特別革を組み合わせた専用シートなどGグレードでは付けることの出来ない見た目が売りとなっています。
尚、Fグレードをベースとしているため、エアコンがマニュアルのみの設定となっていますので、見た目を重視するかエアコンの機能を重視するかで検討されてみてはいかがでしょうか。