真打登場!新型カローラ全車初の3ナンバーでフルモデルチェンジ!

トヨタは9月17日、12代目となる新型カローラのセダン/カローラツーリングを発売したことを発表した。2012年5月以来の全面改良で、先行して発売されたハッチバックのカローラスポーツも同時に一部改良されました。

名称も変更

新型カローラセダン

新型カローラセダン

セダンは従来の「アクシオ」という呼称を廃止しカロラセダン、ワゴンはこれまでの「フィールダー」から「ツーリング」と、海外市場と同じ呼び方となっています。これで2018年に先行発売されたハッチバックのカローラスポーツと合わせて、シリーズ全車がフルモデルチェンジされたことになります。価格はセダンが1,936,000円~2,948,000円、ツーリングが2,013,000円~2,997,500円。また、納車が10月になることから、消費税は10%を適用しています。 また、これまでのトヨタカローラ店に加え、トヨタモビリティ東京、ネッツトヨタ東都、ネッツトヨタ多摩といった新たに統合されたチャネルでも扱われ、実質的に全チャネルで購入が可能になっています。

低重心のスタイリッシュなデザイン

新型カローラツーリング

新型カローラツーリング

TNGAプラットフォームを採用することで、低重心なシルエットのデザインと、前後のホイールフレアが張り出したダイナミックな造形、そしてフロントは、LED化されたヘッドライトや大型台形のロアグリルフレームとメッシュグリルに統一し、力強くスポーティなデザインを表現しています。 また、カローラ ツーリングのサイドビューは、後方への抜けの良いサイドウインドウグラフィックとドアショルダー部で伸びやかさを表現しています。

大きくなったなー ついに3ナンバーか

TOYOTA、カローラ、カローラ ツーリングをフルモデルチェンジ、同時にカローラ スポーツを一部改良 | トヨタ | グローバルニュースルーム | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト (66496)

今回の改良でもっとも注目されるのは、セダンとツーリング両モデルともに全幅を従来モデルより50mm広い1745mmとし、1966年の初代登場から初めて「3ナンバー」サイズとしたことです。それでも日本市場向けの専用ボディーを採用し、海外モデルよりは35mm小さくなっている。また、ドアミラーの取り付け位置も工夫し、ミラー格納時の車幅は従来と同等を実現しており、最小回転半径は、従来型と同等の5.0mを実現。高年齢化しているカローラユーザーからの、「大きくなって使いずらいのでは?」という声を説得する為の配慮にコストをかけています。

パワーユニットは3種類

TOYOTA、カローラ、カローラ ツーリングをフルモデルチェンジ、同時にカローラ スポーツを一部改良 | トヨタ | グローバルニュースルーム | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト (66499)

TNGAプラットフォームにより走りが大きく生まれ変わり、フラットな乗り心地、優れた操縦安定性、高い静粛性を実現。パワートレインは1.8 Lのハイブリッドと1.8Lのガソリン、1.2Lのガソリン直噴ターボとし、1.5Lや前モデルでセダンに復活させた1.3L車は廃止されました。 ハイブリッド車にはE-Four(電気式4WDシステム)を設定し、加速時や雪道などの滑りやすい路面でスムーズに4WDに切り替えが可能となり、走行安定性と低燃費に貢献マニュアル車には、1.2L 8NR-FTS(直噴ターボ)エンジンを設定し、走行性能と優れた環境性能を高次元で両立しています。
新型カローラツーリング

新型カローラツーリング

また、サスペンションは、フロントはマクファーソンストラット式を採用し、旋回時の安心感・安定性に貢献。リヤはダブルウィッシュボーン式を採用し、路面をつかむような安定した走りを実現し、
ブレーキ制御により、内輪に制動力を付与し、コーナリングをアシストするACA制御(ACA : Active Cornering Assist)を採用しています。

安全支援システムとコネクティッドも完璧

TOYOTA、カローラ、カローラ ツーリングをフルモデルチェンジ、同時にカローラ スポーツを一部改良 | トヨタ | グローバルニュースルーム | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト (66504)

安全支援システム「トヨタセーフティセンス」の最新バージョンを全車に搭載し、7つのSRSエアバッグ、全方位コンパティビリティボディ構造で、万が一の衝突安全への対応に貢献しています。コネクティッド機能は、国内のトヨタブランド車では初めてディスプレイオーディオを標準装備にし、スマートフォンとの連携などを実現しています。

カローラ スポーツもレベルアップ

カローラスポーツ

カローラスポーツ

一部改良を受けたカローラスポーツは、ボディカラーやインテリアを一部変更し、新型カローラとカローラ ツーリングと同様、運転中の目線の動き、旋回時の姿勢、ライントレース性などドライバーが感じる動きを解析し、サスペンションを最適化することで走りをレベルアップしています。

まとめ

 (66511)

月間販売計画は9400台で、内訳はセダンが1700台、ツーリングが5400台、スポーツは2300台に設定されており、国内でも最大の顧客数を誇るモデルとしては控えめ。当然「計画台数の〇〇倍を達成!」という声が聞こえてくるのは間違いないでしょう。特に、セダン不況とは言えスタイリッシュになっ多セダンは多くのハッチバック派からの鞍替えも予想され、販売計画でもダントツの多さで主力となった「ツーリング」は、若い層からの支持が期待できそうです。今回のモデルチェンジはこれまで以上の変革が盛り込まれ、低迷する乗用車市場を活性化させる真打の登場となり、今後の自動車市場の命運もかかっています。
]]>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です