アウディジャパンはコンパクトSUVの「アウディQ2 シリーズ」の装備、仕様を一部変更。20日より全国の正規ディーラーを通じて発売しました。そして250台限定の「Q2 #コントラスト・リミテッド」も設定され発売しました。価格は299万円から。
見かけはコンパクトでも中身はプレミアムなSUV
「アウディQ2」シリーズは、「型破り」な個性的で存在感のあるエクステリアデザインや、ワンサイズ上のクラスに匹敵する快適性とユーティリティ性能を兼ね備えたコンパクトSUVモデルで、日本でも人気があるモデルとなっています。そのため、多角形をデザインモチーフにしたアグレシップな、デザインが特徴となっています。
今回の商品改良では、安全運転支援システムの向上に重点がおかれ、ベースモデルである30 TFSIにも、「アウディプレセンスフロント」と、レイン/ライトセンサーを標準装備しました。この「アウディプレセンスフロント」は約10km/h以上で走行中は前方の車両を、約10-65km/hでは前方を横断中の歩行者も検知し、ドライバーに警告音と警告灯で注意をそくします。
そして、状況に応じて軽くブレーキを作動し、ドライバーが対応しない場合は、自動的にフルブレーキを行い追突の際の衝撃を低減する先進の安全運転支援システムとなっています。
また、「30 TFSI スポーツ」と「35 TFSI シリンダー・オンデマンド・スポーツ」には、Q2シリーズとしては初となるSラインパッケージを設定しました。「Sラインパッケージ」では、エクステリアでは、スポーツバンパーやSラインロゴを配し、インテリアにはSラインステアリングホイールやS ラインロゴ入りのクロス/レザーシートを採用しています。さらに、足回りは、スポーツサスペンションに5スポークYデザイン18インチアルミホイールを組み合わせ、精悍な印象を与えます。
新Q2シリーズの主要スペック
アウディQ2 30 TFSI:299万円
・1.0ℓ直列3気DOHCターボチャージャー
・116PS/200Nm、7速Sトロニック
アウディQ2 30 TFSI スポーツ:370万円
・1.0ℓ直列3気DOHCターボチャージャー
・116PS/200Nm、7速Sトロニック
アウディQ2 35 TFSIシリンダーオンデマンドスポーツ:411万円
・1.4ℓ直列4気DOHCターボチャージャー
・150PS/250Nm、7速Sトロニック
・1.0ℓ直列3気DOHCターボチャージャー
・116PS/200Nm、7速Sトロニック
アウディQ2 30 TFSI スポーツ:370万円
・1.0ℓ直列3気DOHCターボチャージャー
・116PS/200Nm、7速Sトロニック
アウディQ2 35 TFSIシリンダーオンデマンドスポーツ:411万円
・1.4ℓ直列4気DOHCターボチャージャー
・150PS/250Nm、7速Sトロニック
「Q2 #contrast limited(コントラスト・リミテッド)」を設定
外観はバンパー下部やホイールアーチ、サイドスカートなどを専用コントラストペイントのマンハッタングレーとなり、ラジエーターグリルはチタニウムブラック、さらにCピラーのブレードもマンハッタングレーに塗り分け、さらに、18インチアルミホイールにはコントラストグレーの「5アームダイナミックデザイン」を採用し、文字通りコントラストをきかせています。
また、内装は「バーチャルコックピット」や「マルチカラーアンビエントライティング」が装備され、ダッシュボードやセンターコンソールサイドの内部に組み込まれ、LEDの色を10種類から選択可能、明るさも任意で設定できるようになります。
また、パワートレインは最高出力116PS、最大トルク200Nmを発揮する1.0LのTFSI直列3気筒ガソリン直噴ターボエンジンで、デュアルクラッチトランスミッションの7速Sトロニックの組み合わせとなります。
そして、ボディカラーは、「グレイシアホワイトメタリック」「コーラルオレンジメタリック」「タンゴレッドメタリック」「マコウブルークリスタルエフェクト」の4色で、計250台の限定販売となっています。
アウディQ2#コントラスト・リミテッド スペック
アウディQ2#コントラスト・リミテッド:447万円
・1.0ℓ直列3気DOHCターボチャージャー
・116PS/200Nm、7速Sトロニック
・1.0ℓ直列3気DOHCターボチャージャー
・116PS/200Nm、7速Sトロニック
まとめ
改めて「アウディQ2」を見ると、この魅力的なプレミアムでコンパクトなクロスオーバーSUVが299万円からということに驚く。この価格帯、車格的には国産SUVで言えば、トヨタのアクアクロスオーバーやホンダのヴェゼル並みですから、国産車よりは100万円近く割高なのはいな得ません。
しかし、C-HRや三菱のエクリプスクロスの最上級グレードとほぼ同等であることを考えれば気になる車種であることは間違いないでしょう。
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