トヨタのピックアップトラックの7「ハイラックス」が一部改良し、6月24日に販売開始します。安全装備が充実したとのことで、「ハイラックス」の概要とその安全装備の詳細を紹介していきます。
ハイラックスの概要
via global.toyota
ハイラックスは、トヨタが1968年から販売しているピックアップトラックです。現行モデルは8代目のモデルであり、2015年から販売されています。7代目からは日本での販売を一旦止めていましたが、旧型ハイラックスの愛用者の熱望により、2017年に13年ぶりに日本国内市場に復活しました。
ピックアップトラックとして、圧倒的な悪路走破性能が一番の魅力であり、道路整備が不完全な発展途上国のユーザーに人気なのも納得できます。オフロードではその性能を十二分に発揮してくれること間違いありません。
今回はこのハイラックスが一部改良を行い、安全装備を充実して6月24日に販売開始するとのことで、その詳細を以下に紹介していきます。
ハイラックスの一部改良点
今回の一部改良では、安全装備を充実させました。具体的には、プリクラッシュセーフティの検知機能を向上させ、新たに夜間の歩行者と昼間の自転車運転者にも対応したほか、レーンディパーチャーアラートには、警報だけでなく逸脱抑制も行うヨーアシスト機能を搭載しました。さらに、適切な車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)、道路標識をディスプレイに表示し、見逃し防止をサポートするロードサインアシスト、前方のクルマの発進をお知らせする先行車発進告知機能を採用しました。
また、悪路の走破性の向上に向けてリヤデフロックの設定を拡大し、全車標準としました。
プリクラッシュセーフティ
via toyota.jp
前方の車両や歩行者(昼夜)、自転車運転者(昼)をミリ波レーダーと単眼カメラで検出します。警報ブザーとディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせ、ブレーキを踏めた場合は「プリクラッシュブレーキアシスト」、ブレーキを踏めなかった場合は「プリクラッシュブレーキ」を作動させ、衝突回避または被害軽減をサポートしてくれます。
「プリクラッシュブレーキ」は歩行者や自転車運転者に対しては自車が約10~80km/hの速度域で作動し、たとえば、歩行者との速度差が約40km/hの場合には、衝突回避または被害軽減をサポートします。また、車両に対しては自車が約10km/h以上で作動し、たとえば、停止車両に対し自車の速度が約50km/hの場合は、衝突回避または被害軽減をサポートします。
「プリクラッシュブレーキ」は歩行者や自転車運転者に対しては自車が約10~80km/hの速度域で作動し、たとえば、歩行者との速度差が約40km/hの場合には、衝突回避または被害軽減をサポートします。また、車両に対しては自車が約10km/h以上で作動し、たとえば、停止車両に対し自車の速度が約50km/hの場合は、衝突回避または被害軽減をサポートします。
レーンディパーチャーアラート
via toyota.jp
レーンディパーチャーアラート(ヨーアシスト機能付)は、道路上の白線(黄線)や走路(アスファルトと草・土・縁石等の境界)を単眼カメラで認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線または走路を逸脱する可能性がある場合、ブザーとディスプレイ表示による警報でお知らせしてくれます。さらに逸脱しようとする方向と反対側の車輪に制動力を加えることでヨー(車を回転させる力)を発生させ、車線・走路逸脱の回避をサポートしてくれます。
レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
via toyota.jp
レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)は、ミリ波レーダーと単眼カメラからの情報により、先行車を認識します。そして設定した車速内で車速に応じた適切な車間距離を保ちながら追従走行ができます。
ロードサインアシスト
ロードサインアシスト[RSA]は、単眼カメラで認識した道路標識を、ディスプレイに表示するシステムです。道路標識の見落としを減らし、安全運転を促します。ディスプレイ表示中に速度規制値を超過した場合や、はみ出し通行禁止を表示中に自車の追い越し操作を検出した場合などには、表示の点滅などでドライバーに告知する機能も備えています。
先行車発進告知機能[TMN]
先行車発進告知機能[TMN]は、信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせします。
リヤデフロック
via toyota.jp
リヤでフロックは、後輪のどちらかが、岩石路で脱輪、また砂地やぬかるみでスリップを起こした際などに、後輪左右を直結状態とすることで駆動力を発揮し、走破性を高めるシステムです。
ハイラックスの価格
ハイラックスの価格は、
3,321,000円(X)、3,756,240(Z)、3,961,440円(特別仕様車 Z“Black Rally Edition”)
になっています。
3,321,000円(X)、3,756,240(Z)、3,961,440円(特別仕様車 Z“Black Rally Edition”)
になっています。
まとめ
今回は一部改良を行い、6月24日に販売開始されるトヨタのハイラックスの詳細を紹介してきました。
ピックアップトラックとしての悪路走破性能や積載能力だけでなく、安全性能も充実した内容になっているので、クルマとしての性能が1ランク上がった内容になっています。気になられた方は是非一度試乗してみてはいかがでしょうか?
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ピックアップトラックとしての悪路走破性能や積載能力だけでなく、安全性能も充実した内容になっているので、クルマとしての性能が1ランク上がった内容になっています。気になられた方は是非一度試乗してみてはいかがでしょうか?