燃料が水素という選択肢!トヨタのMIRAIの魅力に迫る!

ハイブリッド車や電気自動車の普及が目立ってきた昨今ですが、他にも車の燃料として水素で動く車をトヨタが販売しています。今回はトヨタの燃料電池自動車であるMIRAIの魅力に迫ります。

MIRAIってどんな車?

トヨタ MIRAI | スタイル・カラー | トヨタ自動車WEBサイト (40614)

MIRAIはトヨタが2014年から販売している世界初のセダン型の燃料電池自動車です。燃料に水素が使われており、電気自動車とはまた違った形のエコカーとして誕生しました。MIRAIという名のとおり、未来に先駆けた先進的な自動車になっています。 燃料電池に燃料の水素と空気中の酸素を取り込み、化学反応により電気をつくり出し、車の動力にします。排出するのは化学反応によって生まれた水のみになるので、環境を考えたクリーンな仕様になっています。
トヨタ MIRAI | 燃費・走行性能 | トヨタ自動車WEBサイト (40616)

MIRAIの外観

トヨタ MIRAI | スタイル・カラー | トヨタ自動車WEBサイト (40618)

MIRAIの車体はとにかく大きいです。全長4,890mm、全幅1,815mm、全高1,535mmになっています。
トヨタの代表車種であるプリウスが全長4,540mm、全幅1,760mm、1,470mmとなっているので、それに比べて全長が約+300mm、全幅が約+50mm、全高が約+60mmです。 大きい車が好きな方にはオススメですが、狭いコインパーキングなどでは駐車するのに難易度が高そうです。
見た目は重厚感がありカッコいいので、どちらかと言えば男性向けの感じがする車です。

MIRAIの内装

トヨタ MIRAI | 室内・インテリア | インテリア・シート表皮 | トヨタ自動車WEBサイト (40621)

車体が大きい分、内装はゆったりとした空間を確保しています。 ただ一つ欠点があるとすれば、この車の定員は4人までなんです。同社が販売している新型プリウスPHVも同じ4人ですが、おそらく両者とも車両重量の影響で4人までが限界なのだと思われます。ちなみにMIRAIの車両総重量は2,070kgとかなりの重量があります。

3分程度で充填完了で約650km走れる!

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MIRAIを選択する一番のメリットは燃料の水素の充填時間と走行距離です。水素ステーションで3分程度で充填が完了し、約650km走れるのです。 650kmはJC08モードの値ですが、実際の所エアコンなど使用したとしても、少なくとも450kmは走れると思います。 国内の電気自動車で最大の航続距離を誇る日産のリーフですらJC08モードで400kmなので、それを優に超える走行距離を誇ります。しかも電気自動車は急速充電でも約30分はかかってしまいますが、水素は約3分で満タンなので、ガソリンスタンドに立ち寄るのと変わらない所要時間です。 ただ一つデメリットがあるとすれば、水素ステーションの施設が現状数少ない点です。電気自動車と違い自宅で充電も出来ないので、今後の水素ステーションの増設が望まれます。

静粛性のある走行は、電気自動車と同等!

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燃料が水素というだけで、モーターで走行する点は電気自動車と同じです。静かでスムーズな加速性能はドライバーを魅了します。また重量のあるFCスタックと高圧水素タンクを床下中央に配置しているので、安定した操縦が可能です。CO2の排出もゼロなので、その点も電気自動車と同じです。

MIRAIの価格

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MIRAIは7,236,000円になります。 価格は正直すごく高いですね。電気自動車の日産リーフが約300~400万円なので約2倍の値段になります。 航続距離は燃料の充填時間を考えると大きなメリットがあるので、この価格は仕方がないと思いますが、高級車を買う感覚になってしまいますね。

MIRAIの今後の未来に期待!

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今回はトヨタの燃料電池自動車であるMIRAIの魅力を紹介してきました。燃料が水素という新しいエコカーの誕生とその充填時間と航続距離は、他のエコカーにはない大きなメリットです。 しかし価格面や水素ステーションの普及など課題をあるので、今後その課題をクリアしていけば、水素で動く燃料電池自動車がハイブリッド車・電気自動車に代わるエコカーになるのではないでしょうか。 逆に他の誰もが持っていない車を所有したいという方は、このタイミングでMIRAIを検討すれば周りより一歩先に先進的な車に乗ることが出来ますね。
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