軽ハイトワゴンは大人気ですが、新車は結構お値段も張りますよね。そこで、ダイハツ製に狙いを定めた中古車選びの提案です。現行車でお得なカーライフを楽しむと言うのは如何でしょうか!?
なぜダイハツなのか?
人気の軽ハイトワゴンで、なぜ中古車ではダイハツに狙いを定めるのかと言えば、ズバリ!それは現行モデルがお買い得で買えるからです。
ホンダのN-BOXの現行車は2017年9月の登場、スズキのスペーシアは2017年12月の登場ということで、現行車はデビューしてまだ間もないのです。それに対してダイハツでは現行車の販売年数が結構経過しているのです。その分、現行車の中古車は多く流通しており、そしてお買い得車も見つかりやすいのです。
新車販売台数では苦戦するのかもしれませんが、こと中古車選びということなら俄然有利になるのです。中古車でも現行タイプというのはやはり魅力です!以下、2モデルを紹介します。
ダイハツ・タント
ダイハツで人気車種と言えば、まずは「タント」が挙げられますが、タントの場合、現行車が2013年10月デビューということで、ライフサイクルがかなり長くなっています。前述の通り、中古車の狙い目も現行車ということになります。
初代は2003年に発売され、いわゆるハイトワゴンの先駆者ということになります。圧倒的に広い室内、視界の良さが大きな特徴で、更に2007年のフルモデルチェンジではセンターピラーレス&スライドドアのミラクルオープンドアを採用しています。このタントの評判から他社でもハイトワゴンの追随が始まっています。
2013年のフルモデルチェンジで3代目となった「タント・TANTO」。エンジンは、直列3気筒DOHC12バルブ(52馬力)、インタークーラターボ(64馬力)。スマートアシスト、エマージェンシーストップシグナルは全車に採用されています。
28.0km/L(JC08モード)の低燃費を実現し、全車エコカー減税「免税」レベルを達成しています。
デビュー当時のラインアップは、エントリーモデルとなる「L」、キーフリーシステムやABS(EBD&ブレーキアシスト付)装備した「X」、最上級モデル「G」、そしてそれぞれのグレードにスマートアシストを採用した「SA」の計6グレードです。
タントカスタムは「カスタムX」、ターボ搭載の「カスタムRS」、それぞれにスマートアシストを採用した「SA」の計4グレード構成でした。
ハイトワゴンは空間設計が大きなポイントになるわけですが、助手席のスライド幅は先代よりも10cm拡張され、38cmというロングスライド化を実現しています。更には、後席下部の出っ張った部分を除き、広くてフラットなスペースを実現しています。
大きな荷物でも、自慢のミラクルオープンドアと助手席ロングスライドドアのワイドな間口から楽に積載できます。両側スライドドアも採用。狭い駐車場などでの乗り降りにもしっかり対応しています。
ノーマルのエクステリアはフロントが立体的になり質感が向上、リアはバックドアレリーフとLEDリヤコンビランプがリンクすることでワイド感が出ています。カスタムは、大型のグリルとLEDヘッドランプが特徴です。大型ルーフエンドスポイラーやLEDリヤコンビランプも魅力的です。
インテリアでは、センターメータータイプのフラットなインパネ上面ですが、その分広さを感じます。カスタムでは、円形のホーンパッド、シルバー加飾スポークでイメージが異なります。
メーカーオプションのナビゲーションはスマホ連携メモリーナビシステムが採用されています。画面操作もスマートフォン感覚の操作です。
タントの中古車市場
さて、中古車市場ですが、2014年式のタントLなら車両価格は30万円台からあり、新車時の30%です。タントカスタムでも2014年式なら車両価格は50~60万円台で見つけることができます。
マイナーチェンジは数回行われていますが、基本的には同じボディ&デザインですから、筆者はズバリ狙い目!とさせて頂きます。
ダイハツ・ウェイク
次は「ウェイク」です。つい最近登場したような感じもしますが、デビューは2014年11ということで、すでに4年半が経過しています。
全高1,835mmという飛びぬけた高さで、室内高も軽自動車トップの1,455mmです。大人4人でもゆったり乗車でき、レジャー使用時で荷物が多くても車内で窮屈に感じることがないというのが最大のセールストークです。
着替えなども可能になる室内空間であり、地上からドア開口高までは1,700mm、これなら乗り降りの際に成人でも腰を曲げることなくラクな姿勢で乗り込めます。
ウェイクは全車LEDヘッドランプを採用しています。インテリアは、高さを生かしたフラットなインパネ上面で、見晴らしの良さは抜群です。エンジンはタントと共通で、直列3気筒DOHC12バルブ(52馬力)、インタークーラターボ(64馬力)となります。
実はこのウェイク、販売台数では苦戦しています。タントと比較してもいいところ30%程度ということで、価格設定や極端な車室内の高さ、タントに比較して約70kgも重いことなども影響しているかもしれません。
しかし、ウェイクのアウトドア性は何より優れています。室内の広さ、積載性、利便性の両面で考えられており、アンダーラゲッジなども充分な長さがあります。レジャー用途では収納スペースが多くて便利というのはかなり助かります。
床下収納には90Lものスペースがあり、ラゲッジルームなら、2Lペットボトルが24本も入ります。ウェイクは「室内の広いトールワゴン」として考えれば相当に価値のあるクルマです。
ウェイクの中古車市場
さて、ウェイクの中古車市場です。、もともと販売台数がやや少ないので価格にはバラつきがありますが、2015~2016年式の車両価格は80万円程度が多くなっています。
ノンターボLの新車価格は約152万円なので、半額程度という目安になります。2016年式なら初回の車検が終わった程度で車体はかなり新しい状態です。もちろんLEDヘッドランプです。古さはまったく感じないでしょう。総予算100万円以内でバッチリまとまると思います。
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