ダイハツは6月25日に発売した 「ミラ トコット」の累計受注台数が、発売後1ヶ月で、月販目標台数3,000台の3倍となる約9,000台となったことを発表した。 シンプルなデザインやスマートアシストⅢなどの安全・安心性能が好評だとしている。
ちなみに6月度の新車販売台数によると、ベース車の「ミラ」は9,114台とライバルのスズキ「アルト」に大きく差をつけていますが、前年同月比が70%台となっているのが気になります。
これが新型の「ミラ トコット」の発売を待つ買い控えなのかは不明ですが、「ミラ」を検討している方が「ミラ トコット」を見て車種変更した可能性もあります。
そして、生産できる台数の都合により、累計受注台数がそのまま数字に反映されることはありませんが、かなりの台数が「ミラ」としてカウントされるとみられ、7月度、8月度の新車販売台数の発表が注目されます。
誰でもやさしく乗れる、エフォートレスなクルマ
via www.daihatsu.com
「ミラ トコット」は、「誰でもやさしく乗れる、エフォートレスなクルマ」をコンセプトに、若年層や女性、そしてエントリーユーザーをはじめとする幅広い方々に向けて開発した軽自動車です。
そして、シンプルで愛着のわくデザインや、車両感覚がつかみやすく死角の少ないパッケージ、衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」をはじめとした安全・安心装備などを採用しながら、軽自動車ならではのお求めやすい価格を実現しています。
新型「ミラ トコット」の受注内容
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・受注台数:約9,000台
・月販目標台数:3,000台 「ミラ トコット」の購入層はメインターゲットの若年女性はもとより、子離れやシニアなど幅広い年齢層にわたり、想定の約9割を上回る、ほぼすべての購入者がスマートアシストⅢ搭載グレードを選択しているのが目立っている。また、ボディカラーでは新色のセラミックグリーンメタリックが最も人気であり、アナザースタイルパッケージについても、スイートスタイルを中心に好評となっています。 好調な販売の要因としてあげられる点としては、求めやすい価格設定で装備できるスマートアシストⅢやパノラマモニターなどの安全・安心性能や車両感覚がつかみやすく、安心して運転できるパッケージ ・シンプルで愛着のわくデザインがあげられています。
・月販目標台数:3,000台 「ミラ トコット」の購入層はメインターゲットの若年女性はもとより、子離れやシニアなど幅広い年齢層にわたり、想定の約9割を上回る、ほぼすべての購入者がスマートアシストⅢ搭載グレードを選択しているのが目立っている。また、ボディカラーでは新色のセラミックグリーンメタリックが最も人気であり、アナザースタイルパッケージについても、スイートスタイルを中心に好評となっています。 好調な販売の要因としてあげられる点としては、求めやすい価格設定で装備できるスマートアシストⅢやパノラマモニターなどの安全・安心性能や車両感覚がつかみやすく、安心して運転できるパッケージ ・シンプルで愛着のわくデザインがあげられています。
カワイイから運転しやすさと安心感へ
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軽自動車の中では、トールワゴンに人気が集中しており、これまで超低燃費性能で人気を集めたハッチバックタイプの「ミラ」や「アルト」は やや低迷気味。そこで、「アルトラパン」「ミラココア」といった若い女性をターゲットにしたモデルが投入されていました。しかし、「カワイイ」イメージが強すぎて、ターゲットとした若い女性にも敬遠されるケースも出てきました。
そこで、「ミラ トコット」はシンプルで化粧気のないスッキリしたデザインで登場。メーカーお仕着せの「カワイイ」を排除し、あくまで自分らしさのベース車としてのモデルに徹しました。デザイン以外の訴求ポイントとしては、運転しやすい箱型デザインとスマートアシストⅢやパノラマモニターといった安全装備を充実させ、これまでの「自分の部屋」「カワイイアイテム」といったものから、車本来の性能を強化するといった、考えてみれば当たり前のポイントを強化しているのです。
その結果、若い女性だけでなく、年配の方にも支持された結果の好調な受注となったようです。
まとめ
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車両価格1,074,600円から、スマートアシストⅢを装備したグレードでも1,139,400円という求めやすい価格も「ミラ トコット」の魅力ですが、同じくスマートアシストⅢを装備したベース車「ミライース」は、939,600円から。
また、29.8㎞/Lの燃費性能も「ミライース」の35.2㎞/Lからは大きな差があります。このあたりのコスパが今後どのように評価されるのかが、本当のヒットモデルとなるのかの分かれ目となるでしょう。
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