トヨタは、プリウスをマイナーチェンジし、12月17日に発売開始しました。販売価格は2,518,560円からとなります。それでは、内外装デザインを一新させ、コネクティッドを充実させた新型プリウスの詳細をさっそく報告しましよう。
不評のエクステリアを刷新!コネクテッドカーに変身!
今回のマイナーチェンジでは、プリウスの特徴である先進的なイメージを継承しつつ、親しみやすく、より知的で洗練された内外装デザインに変更しています。また、“ツーリングセレクション”にはブラックの幾何学調ルーフフィルムをオプション設定し、外板色との組み合わせが楽しめるようになります。
また、専用通信機を全車に標準搭載し、プリウスがコネクティッドカーへと進化を遂げ、クルマが人や社会と通信でつながることで、24時間365日、カーライフを充実させる様々なサービスを利用することができます。そして、安全面では、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備したほか、駐車場から後退する際に、左右後方から接近してくる車両を検知し、注意を促すリヤクロストラフィックアラートを新たに設定するなど、安全・安心装備の拡充を図っています。
親しみやすくクリーンな表情になったエクステリア
デビュー以来何かと物議を醸しだしていた外観は、グリルやバンパー、ランプ類などの意匠を変更し、アクが強く、好みが分かれたフロントデザインも親しみやすさが感じられるイメージとなった。大きく変わったのはリアで、
LEDテールランプとバンパーが従来の縦長デザインから横長デザインに見直されてました。 また、17インチアルミホイールは、樹脂加飾部にチタン調の塗装を採用し、15インチアルミホイールはツインスポーク形状を採用し、奥行き感のあるデザインとなっています。
LEDテールランプとバンパーが従来の縦長デザインから横長デザインに見直されてました。 また、17インチアルミホイールは、樹脂加飾部にチタン調の塗装を採用し、15インチアルミホイールはツインスポーク形状を採用し、奥行き感のあるデザインとなっています。
充実させた装備のインテリアと新色を追加
インテリアでは、インストルメントパネルやフロントコンソールトレイなどにブラック加飾を採用し、ステアリングホイールが新デザインとなった他、カスタマイズ可能な4.2インチのカラーデュアルマルチインフォメーションディスプレイや、スピードメーターとハイブリッドシステムインジケーターが表示されるヘッドアップディスプレイも採用されています。
ボディカラーは鮮やかなブルーメタリックとエモーショナルレッドⅡが新たに加わり、全9色になり、“ツーリングセレクション”には、ボディカラーとブラックの幾何学調ルーフフィルムをあしらったカラーリングを採用し、スポーティかつプレミアムな印象を高めます。
プリウスもコネクティッドカーに
via toyota.jp
すべてのユーザーにコネクティッドサービスを体感できるように、専用通信機DCMを全車に標準搭載し、T-Connectサービスを3年間無料で提供しています。これは、専任のオペレーターに24時間365日、口頭で目的地設定や情報検索を依頼できるオペレーターサービスや、トヨタスマートセンターで収集するリアルタイムな交通情報や地図データなどをもとに、より最適なルートを探索し、ナビゲーション車載機に配信するハイブリッドナビ機能など、カーライフを快適にするサービスを提供しています。
さらに、スマートフォンアプリLINEにマイカーを“友達”として追加設定することで、ナビゲーションの目的地登録や航続可能距離の確認などができるLINEマイカーアカウントが設定されています。
クラウン、カローラスポーツに続いていよいよプリウスもコネクティッドカーになりました。
安全機能を強化
新型では、昼間の歩行者も検知対象とするプリクラッシュセーフティ(ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)をはじめ、車線を逸脱しそうな際にステアリング操作をアシストするレーンディパーチャーアラートや、全車速に応じて追従走行を支援するレーダークルーズコントロール、夜間の見やすさをサポートするオートマチックハイビームをセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備させています。
さらに、駐車場などから後退する際に、左右後方から接近してくる車両を検知し、ドアミラー内のインジケーターの点滅とブザーにより、注意を喚起するリヤクロストラフィックアラートもオプション設定します。
その他便利・快適機能を拡充
フロントコンソールトレイ内に設置された“おくだけ充電(ワイヤレス充電)”のスペースを拡大し、近年大型されつつあるスマートフォンにも対応し、さらに背もたれ面と座面からシート表皮の熱気や、エアコンの冷風を吸い込むことで冷涼感をもたらす吸い込み方式のシートベンチレーションを前席に採用し、快適性を高めています。
まとめ
発売以来、徐々に販売台数が落ち込み、前年比を多い時には70%近く割り込むことがあった現行プリウスがようやくマイナーチェンジで不評だったデザインを変更。もちろんフロントとリアだけですが、もっとも不評だったところを装とっかえしたことで、何とか対処したようです。年末商戦という意味ではやや出遅れてしまいましたが、年明けからの販売が上向くかどうか、注目されます。
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