5月10日、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した4月の車名別新車販売台数速報によると、ホンダ「N-BOX」が首位となり、8か月連続で3位までを軽自動車勢が独占しました。なお、登録乗用車の首位は「プリウス」となりました。
4月の新車販売台数トップ10
via news.honda.co.jp
4月の新車販売台数トップ10
via global.toyota
1位 ホンダ N-BOX 19,396台
2位 スズキ スペーシア 14,529台
3位 ダイハツ タント 11,628台
4位 トヨタ プリウス 11,059台
5位 ダイハツ ムーヴ 10,040台
6位 日産 デイズ 9,513台
7位 ダイハツ ミラ 7,766台
8位 トヨタ アクア 7,764台
9位 トヨタ ヴィッツ 7,437台
10位日産 ノート 7,405台
2位 スズキ スペーシア 14,529台
3位 ダイハツ タント 11,628台
4位 トヨタ プリウス 11,059台
5位 ダイハツ ムーヴ 10,040台
6位 日産 デイズ 9,513台
7位 ダイハツ ミラ 7,766台
8位 トヨタ アクア 7,764台
9位 トヨタ ヴィッツ 7,437台
10位日産 ノート 7,405台
N-BOXは20か月連続トップとなりましたが、8か月連続前年比をマイナスとなってさすがに下降気味とも言えますが、2位にの「スペーシア」に大差をつけ、1万9396台を販売しています。
2位はスズキ「スペーシア」で前年比18.7%増の1万4529台、ダイハツ「タント」は同13.2%増の1万1628台で3位。この軽自動車3台は前月と同じ顔ぶれです。そして1万1059台で4位どまりだったものの登録車トップはトヨタ「プリウス」で前年比31.9%増と久々の首位に帰り咲きました。
軽自動車
4月の軽自動車新車販売台数トップ10
1位 ホンダ N-BOX 19,396台
2位 スズキ スペーシア 14,529台
3位 ダイハツ タント 11,628台
4位 ダイハツ ムーヴ 10,040台
5位 日産 デイズ 9,513台
6位 ダイハツ ミラ 7,766台
7位 スズキ ワゴンR 7,381台
8位 スズキ アルト 5,735台
9位 スズキ ハスラー 4,796台
10位 ホンダ N-WGN 3,930台
2位 スズキ スペーシア 14,529台
3位 ダイハツ タント 11,628台
4位 ダイハツ ムーヴ 10,040台
5位 日産 デイズ 9,513台
6位 ダイハツ ミラ 7,766台
7位 スズキ ワゴンR 7,381台
8位 スズキ アルト 5,735台
9位 スズキ ハスラー 4,796台
10位 ホンダ N-WGN 3,930台
勢いが若干落ちたとはいえ、ホンダ「N-BOX」 の強さは変わりませんが、2019年3月末にフルモデルチェンジされた日産「デイズ」の影響が少なからず出ているようです。「デイズ」は、「プロパイロット」やマイルドハイブリッドを採用するなど話題性が多く、メディアでも多く取り扱われているためにユーザーの注目度は今一番大きい軽自動車となっています。
「デイズ」の販売台数がそれほど伸びていないのは、同じシリーズのハイトールワゴン「デイズルークス」が最も影響を受け、本来「ルークス」を買うべきだった人も新型デイズに鞍替えしたのではないかと思います。
逆に三菱の姉妹車「eK」が極端に台数が減りましたが、新型に受注が集中したものの生産が間に合わずに相当数が受注残になっているようです。
登録乗用車
via global.toyota
4月の登録乗用車新車販売台数トップ10
via global.toyota
1位 トヨタ プリウス 11,059 台
2位 トヨタ アクア 7,764台
3位 トヨタ ヴィッツ 7,437台
4位 日産 ノート「7,405台
5位 トヨタ カローラ 7,335台
6位 トヨタ ルーミー 7,143台
7位 トヨタ シエンタ 6,999台
8位 ホンダ フィット 6,777台
9位 トヨタ ヴォクシー 6,590台
10位 ホンダ フリード 6,304台 13位 日産 セレナ 5,403台
22位 トヨタ RAV4 3,136台
2位 トヨタ アクア 7,764台
3位 トヨタ ヴィッツ 7,437台
4位 日産 ノート「7,405台
5位 トヨタ カローラ 7,335台
6位 トヨタ ルーミー 7,143台
7位 トヨタ シエンタ 6,999台
8位 ホンダ フィット 6,777台
9位 トヨタ ヴォクシー 6,590台
10位 ホンダ フリード 6,304台 13位 日産 セレナ 5,403台
22位 トヨタ RAV4 3,136台
首位の「プリウス」は昨年末のマイナーチェンジ以降、徐々に人気を回復しており、それまでの常連だった日産の「ノート」やアクアが落ち込んだこともあって、ついに首位になりました。5月9日にはプリウスPHVが改良を受け、ユーザーからの要望に合った5人乗りに変更、さらに蓄えた電気を住宅に供給する「V2H」も用意されるなどの改良を受けており、さらに台数が伸びる可能性があります。
気になるのはミニバントップの座に長く君臨した日産「セレナ」が大きく順位を落としたことです。全体的に3月の需要期明けで台数を減らしているのですが、「セレナ」のそれは大きく、トヨタの「ヴォクシー」に首位の座を明け渡しただけでなく、クラス上の「アルファード」にも抜かれ、前月の4位から13位に急落してしまいました。
その他の注目車種としては、4月10日にフルモデルチェンジを受けたトヨタの「RAV4」があります。まだ22位と下位ですが、すでに日産の「エクストレイル」やスバルの「フォレスター」を上回っており、話題性も評価も高く、今後の急上昇が期待されています。
まとめ
以上が平成最後の販売台数ランキングです。さて5月は当然、令和最初のランキングとなりますがどのような順位となるでしょうか?相変わらず「N-BOX」が首位なのか、「デイズ」は、「 RAV4」はどこまで順位を上げるでしょうか?そして令和最初のニューカマーはどんな車種が登場するのでしょう。
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