ダイハツと言えば軽自動車、そして「ミラ」という車種を思い浮かべる方は多いかと思います。ミラは1980年代から販売されていて現在もそのコンパクトさと使いやすさから人気を得ながら販売されています。 今では先進技術が進み、基本性能から走行性能、環境性能に安全性能と幅広く強化され続けてきている車が多いですが、現行型ミラの基本性能や走行性能とは一体どのような評価を得ているのか?本当に走りやすいのか?と気になるところですが、今回は「ミラ」の歴史について詳しい記事を書いていこうと思います。
「ミラ」の歴史
「ミラ」はダイハツ工業が1980年から2018年まで生産・販売していたハッチバック型軽自動車(軽セダン/軽ボンネットバン)のブランドです。
初代モデル登場の1980年から、今日の同社のエントリー車種にあたる「エッセ(同社のミラをベースにした5ドアハッチバック型乗用車(いわゆる軽セダン)です。」が登場する2005年頃までは、スズキ・アルトと双璧を成していたとのことです。
そしてその最盛期には販売台数を熾烈に争ったことで知られていて、1991年には軽自動車としては日本国内通年最多販売台数の28万6,975台を記録している競合車となっていたそうです。
現在では、派生車種の「ミラ・イース」がかつてのエッセのポジションを担うほか、オリジナルのミラを押さえミラシリーズの筆頭車種となったため、乗用モデルは後述の通りMT専用車種となっています。
そのため、ミライースやココアといった派生車種で担えないMT需要と商用需要は引き続きオリジナルのミラとミラバンでそれぞれ吸収する形となっていましたが、2018年3月をもって販売を終了しています。
それに伴い、ダイハツ公式サイトでのミライースのポジション(シリーズ名)が「ミラシリーズ」から「ミライース」に単独化していたそうです。しかし、「ミラ トコット」の発売に伴い再びシリーズ名が「ミラシリーズ」に変更されたそうです。
「ミラ」は初代〜7代目まで存在しています。
初代モデルの当時の名称は「ミラ・クオーレ 」で、物品税のかからないクオーレの商用車バージョン(軽ボンネットバン)であり販売の主力でもあったそうです。
トランスミッションは4速MTと イージードライブ(ノークラッチの4速)の2タイプを用意しています。
フルモデルチェンジをした2代目の登場です。
新開発のEB型3気筒エンジンを搭載し、AT仕様の一部グレードではコラムシフトを採用し、サイドウォークスルーが可能なようになっていたそうです。
後に一般的なフロアシフトに改め、ターボ車は前期型当時最強であった三菱・ミニカを10馬力も上回るグロス52馬力を出しています。後期型はネット50馬力で、ターボTRに設定された2速ATは軽自動車初のロックアップ付ATを採用しています。
3代目の登場から、軽自動車の規格変更が行われて、排気量を550ccから660ccに、全長が10センチ拡大されたそうです。
他車ライバルがマイナーチェンジで対応する中、フルモデルチェンジにて発売されたモデルがこの3代目であるそうです。
そして6代目から足回りがしっかりとしてきたデザインへと変わり、現行型である7代目モデルはカスタム仕様が格好良いモデルへと進化することになったのです。
車高が先代よりも約40mm高くなり、ボディーサイズはかつて同社で生産されていた軽セミトールワゴンのMAXに近いものとなっています。ちなみに、車名ロゴの「Mira」はこのモデル以降ミライースでもそのまま使われるようになったそうです。
「ミラ」の特徴や口コミは??
via kakaku.com
現行型のミラは、エッセ、ムーヴで採用されているDVVT可変バルブタイミング機構付KF-VE型DOHC12バルブエンジンに、インタークーラーターボ付KF-DET型DOHC12バルブエンジンを搭載しています。
また、変速機は従来からの4速AT、3速AT、5速MTに加えて、新開発のCVTも追加されています。
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そして、気になる口コミは価格帯が中古車価格で1万円程のモデルも存在することから、比較的性能やグレードの良いモデルでもとてもリーズナブルな価格で購入することができるのです。しかし、他の車と比べると廉価な分エンジン音が響いたり、高剛性にかけている面はあるそうです。
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まとめ
「ミラ」の価格帯が自分にとって廉価だと感じて、走行性能は4WD仕様では通常の走行に比べて様々な路面状況に対応できる快適な走りをすることができそうです。
また、現行型モデルでは21.4km/Lを出しているので、インテリアやエクステリアを見て、気にいったグレードやモデルがあるのでしたら購入を決めてみるのも良いかもしれないです。
2002年モデルでも18.0km/Lや24.0km/L以上を出しているので、使い勝手さと価格帯を重視する場合は、とても購入しやすくオススメの車であると言えます。
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