香川県と言えば「さぬきうどん」で有名です。今回は香川県の西讃地区を中心にダントツに美味しいうどんの名店をドライブして巡る旅に出ます。
さぬきうどん巡りパート2
観光でさぬきうどんを食べに来るなら、車でハシゴが鉄板です。そこで、ドライブを兼ね「うどんの名店」をめぐる旅にあなたも出かけてみてはいかがですか?
前回、「さぬきうどん巡りパート1」では、琴平・まんのう方面の名店を紹介しました。今回は、丸亀・坂出方面の名店をご紹介します。
高松方面からのドライブコース
高松方面から丸亀・坂出方面に向かうには、通常、国道11号線を経由して進むことが多いものです。しかし、これには抜け道があり、この抜け道を利用することで、15分前後の時間を短縮することができます。
その抜け道とは「さぬき浜街道」を通るルートです。さぬき浜街道は、高松市から観音寺市まで抜けるルートのことを指しますが、2011年3月までは一部区間が有料でした。しかし、今では全区間が無料化されています。このルートの無料化に伴い、高松と丸亀坂出間の行き来が大変、便利になったのです。
さぬき浜街道を通ると、途中、瀬戸内海を眺めることができスピードもついつい出しすぎてしまいますが、一方で、見通しの悪い山道も通りますので、事故にはくれぐれも注意してください。
映画やマンガでも取り上げられた名店「なかむら」へ
丸亀・坂出方面までの「さぬき浜街道」ルートを楽しんだら、まずは丸亀市にある「なかむら」を訪れてみましょう。
ここは、ユースケ・サンタマリアさんと小西真奈美さん主演の映画「UDON」をはじめ、雑誌のうどん特集では常連のお店です。通常、開店1時間前くらいからは行列ができますが、折角、香川に来たのであれば、これだけ並んでも食べる価値があります。
場所は、様々な生物が生息している「土器川生物公園」付近です。
駐車場は28台とめることができますが、たいてい警備員がいますので、そちらの指示に従って駐車してください。開店は午前9時ですが、8時頃には行列ができはじめます。ただし、夏休みなどの休暇中は2時間前には並ばなければ、なかなか店内に入ることはできません。
地元では、なかむらのうどんは「グミのよう」と称され、そのソフトな口当たりと伸びるようなコシは、食べる人を驚かせます。
お客が多すぎるため休日はお休み?いざ「がもううどん」へ
via www.my-kagawa.jp
丸亀にある「なかむら」うどんを堪能した後は、坂出にある「がもううどん」を訪れてみましょう。
国道33号線沿いを走れば、JR鴨川駅付近に位置しています。こちらのお店は、GWや連休中はお客が殺到するため、近隣住民への迷惑を考えて、お休みをすることが多いです。また、月曜日は元々定休日のため「がもううどん」を訪れるには、月曜を除く平日に限ります。
また、店内に座席はあるものの常時、ほぼ満席状態です。うどんを食べる場合、店の外で田んぼでも眺めながら食べることになるので、その点は覚悟してください。恋人同士で行くには、やや不向きかも知れませんが、雰囲気よりも「美味しいものを食べる」ということを優先する場合、「がもううどん」をお勧めします。
メニューの中では「あげうどん」がお勧めです。「あげ」が甘めなのですが、ダシとの相性が抜群です。麺は、外はやわらかいもののコシがしっかりしていて弾力があります。一度、食べればあなたも病みつきになってしまうハズです。
また、「がもううどん」もセルフ形式のお店ですので、うどんを注文後、お揚げなどのトッピングを選び、勘定を済ませたら、基本、外で食事を楽しんでください。
まとめ
今回のさぬきうどん巡りパート2では、丸亀の名店「なかむら」と、坂出の名店「がもううどん」の2店舗をご紹介しました。その他「名水亭」や「日の出製麺所」など、様々な有名店がある丸亀・坂出です。
高松市と比べ、やや田舎になりますので、車で行く際には目印を見つけにくいのが難点です。しかし、そこは地元の人に尋ねながら、宝探しを楽しむつもりでドライブしてみてください。きっと良い思い出作りになるはずです。
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