トヨタとの共同開発となるブーンですが、シルクとスポルトはベース車とは違った個性を発揮していて存在感も十分です!
リッターカーは面白い
ダイハツ・ブーンは1000ccエンジンを搭載する、コンパクトカーの中でも最も小さいタイプの普通乗用車です。今回の目玉はシルクとスポルトですが、まずは概要を述べておきましょう。
現在は2016年4月に登場した3代目となっています。
サイズは3650×1665×1525mmということで、実際にかなりコンパクトです。 全長や全幅は2代目から据え置かれていますが、ホイールベースやトレッドは拡大され、リアシートを後方配置し、前後共に余裕が増しています。 トヨタとの共同開発によるボディ構造の刷新は2代目から大きく前進しています。全面厚板ハイテン化されたサイドアウターパネル、構造断点も低減させ、骨格全体で負荷を受け止めるレベルアップされた構造となっています。 この軽量化されたプラットフォームは「Dモノコック」と呼ばれ、サスペンションも剛性の向上と最適チューニングを施した「Dサスペンション」を採用しています。 エンジンは3気筒DOHC12バルブ996cc、69PS、9.4kgmというパワーですが、車体は軽量ですし、シティーユースで不便はまったくありません。JC08モード燃費:28.0km/Lはかなり優秀な数値です。 低価格のリッターコンパクトカーというポジションにありながら、基本的な部分に手抜きの無い高レベルな品質でおおいに認められると思います。
サイズは3650×1665×1525mmということで、実際にかなりコンパクトです。 全長や全幅は2代目から据え置かれていますが、ホイールベースやトレッドは拡大され、リアシートを後方配置し、前後共に余裕が増しています。 トヨタとの共同開発によるボディ構造の刷新は2代目から大きく前進しています。全面厚板ハイテン化されたサイドアウターパネル、構造断点も低減させ、骨格全体で負荷を受け止めるレベルアップされた構造となっています。 この軽量化されたプラットフォームは「Dモノコック」と呼ばれ、サスペンションも剛性の向上と最適チューニングを施した「Dサスペンション」を採用しています。 エンジンは3気筒DOHC12バルブ996cc、69PS、9.4kgmというパワーですが、車体は軽量ですし、シティーユースで不便はまったくありません。JC08モード燃費:28.0km/Lはかなり優秀な数値です。 低価格のリッターコンパクトカーというポジションにありながら、基本的な部分に手抜きの無い高レベルな品質でおおいに認められると思います。
一味違うシルク
さてお勧めのグレードを紹介します。まずはシルク(CILQ)です。
シルクはベースグレードと随分イメージが変わるような専用デザインが与えられており、ピラーはブラックアウト化、バンパーガーニッシュとリフレクターはシルバーの加飾が施され、ヘッドランプの形状も変えられ、クリアランスランプを備えた「Bi-Angle LEDヘッドランプ」となっています。
写真はツインカラーですが、カジュアルでおしゃれ、安いクルマという感じはまったく無いと思います。
しっかり「かたまり感」のあるリアスタイルを見てもわかるように「単に女性狙い」というようなコンセプトではないのがうかがい知れます。
充分な室内の広さ
外寸はコンパクトですが、ガマンするようなことはありません。
①広々使えるソファのような前シート。
②後席は大人が3人乗ってもゆとりある膝まわり。
③ラクに乗り降りできる大きく開くドア。
④安心感が高まる助手席&後席の左右アシストグリップ。 ハイトワゴンではない分、重心が低く、運転も軽快です。
②後席は大人が3人乗ってもゆとりある膝まわり。
③ラクに乗り降りできる大きく開くドア。
④安心感が高まる助手席&後席の左右アシストグリップ。 ハイトワゴンではない分、重心が低く、運転も軽快です。
大きな荷物を積める、広々したラゲージもできます。6:4分割可倒式リヤシートなので、片側を倒して長い荷物もすっきり収まります。両側共倒せば大きな荷物でもしっかり積み込めます。
ポケット類も各所に装備され、室内は非常に合理的に構成されています。確かにレジャーなどに対応できる程の大きさはないかもしれませんが、それは多くても年に数回です。日常使いで真価を発揮すると思います。
インテリア
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インパネやシートなど、豪華というわけではありませんが、アクセントカラーを随所に配して変化をつけたおしゃれ感にあふれています。軽とは違って車幅がありますから4人で乗っても十分快適です。
スポルトは精悍
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おしゃれなシルクに対してスポルトはカッコよさを強調しています。正確に言えばブーン・シルクのスポルトパッケージということになります。
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基本セットは
1 フロントロアスカート一体型フロントバンパーガーニッシュ
2 リヤロアスカート一体型リヤバンパーガーニッシュ
3 サイドストーンガード
4 フロント&リアフェンダーガーニッシュ
5 フロント&リアドアアンダーガーニッシュ
6 サイドデカール
となります。
1 フロントロアスカート一体型フロントバンパーガーニッシュ
2 リヤロアスカート一体型リヤバンパーガーニッシュ
3 サイドストーンガード
4 フロント&リアフェンダーガーニッシュ
5 フロント&リアドアアンダーガーニッシュ
6 サイドデカール
となります。
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更には、SPORTO専用本革風シートカバーやRAYS15インチ アルミホイールセットもあり、これらを装着すると、かなり精悍なスポルト仕様になるのです。
昔のシャレード・デトマソを思い出す方もいるのではないでしょうか。
大きさや豪華さではない選び方
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如何だったでしょうか?ブーン・シルクと、そのスポルトパッケージ。
ベース車なら「スマートアシストIII」付きで約124万円からありますが、シルクは約153万円となります。デザインを凝った分、少々高くなります。
更にスポルトパッケージは選択するパーツ次第ということになりますが、あえて大きさや豪華さではない、別の選び方がこのクルマにはあるような気がします。
ベース車の品質は確かなので、こうしたカスタムも安心してできると思います。
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